猫は夜歩く。

地方住まいのゲーム好きオタ♀がつらつら。アトラス的なお仕事したい。

U400Sとかいうやべえやつについてレビューをしよう

これはレビュー記事ですがそもそも夜猫はクリスタを活用できるタイプではありません

さて。 マウスコンピューターのU400Sという商品についてちゃんとしたレビューを始める前に、一つ大事なお話を改めて。

世の同人誌サークルには二種類あります。
絵を描く奴らと、文章を書く奴らです。

同人誌サークル民の視点から見ると、多くの場合、クリエイター向けパソコンというのは前者を対象にしています。
絵を描く、モデリングをする、映像を作る。
後ろ二つは特にスペックを食う作業を必要とするために、かつてはそうしたことにアドバンテージを持っていたMacユーザーが多かったと言います。
時代は流れて今やプロユースのMacはとんでもねえお値段がするようになり、ハードウェアの自由が利くWindowsを使ってそういう作業をする人も増加しています。

さて、このビジュアルに訴える作業において、イラスト、マンガを描くという作業は比較的低スペックでもどうにかなります。
クリスタ、メディバンを筆頭にこれらのソフトは歴史の中で最適化を重ね、ペンタブさえあれば割と低スペックなパソコンでも動作するように作られてきました。
なんなら動作環境がほぼ確定するiPadとペンシルを用意すれば、パソコンを買うよりはるかに安価な環境で作業ができます。

加えて視覚的に広告で訴えやすいので、クリエイター向けといえば絵、モデリング、映像の三点セットで宣伝されていることが多いです。

ところで夜猫は後者、文章を書くタイプのコミケ/イベント参加者です。
イベント会場でも地味、広告を打つにしても地味ということであまり目立った訴求はされません。
にもかかわらず、地味にスペックを要求されるということをご存じでしょうか。

これはそもそも『日本語の文章で構成された原稿を出版物にするために使われるソフト』が少ないという点に起因します。

パソコン上で本の原稿を作るために利用されるソフトを、『DTPソフト』といいます。
Desktop publishing software、略してDTPです。
この、経験のない人には聞き覚えのないカテゴリのソフトが小説本サークルには必須です。

商用利用が制限されているということを差っ引いても、MicrosoftのWordは日本語の縦書き原稿を書くという点においては実用に足りません。

ここでFateシリーズを例にとって解説してみましょう。 Fateシリーズにおいてはルビが非常に重要というか、欠かすことのできない存在です。
例えばシリーズの看板でもあるアーサー王の宝具(必殺技)に『約束されし勝利の剣』というものがあります。
作中ではこれに『エクスカリバー』というルビを振ってそちらで読むというように、かっこよくも原稿を作る側としてはややこしい表現方法を取るわけです。 『蘭陵王入陣曲』と書いて『いさましきはかめんのもの、おんようけんびのりょうおうなり』とかいう長いのもありますね。
由来とかイメージとか、そういうものを一つに収めるかっこいい表現方法なわけです。

これをWordでやるとどうなるか。
確かにルビは振れますが、絶対に行と行の間が不細工な感じになります。
教科書や文庫本のようなきれいな配置には絶対になりません。

これを解決してかっこよくかつ読みやすい原稿を作るためにはDTPソフトが必須なわけですが、これ、実は非常に数が少ないのです。

Windowsパソコンにおいて実用レベルに到達しているものは、実質indesignというアドビのソフトしかありません。
ワープロソフトの一太郎もまた同人サークルを明確にターゲッティングしたプロモーションをやってはいますが、これを含めても二種類しかないのです。

さて夜猫は必要な時だけ契約してindesignを使うことで安上がりにあげるタイプだったわけですが、ここでアドビの要求スペックアップの波がやってきました。
必要環境としてはメモリ4㎇、推奨環境としては16㎇以上です。
たかだか文章オンリーの同人誌の原稿を作る程度で16㎇。
鬼のようなスペックアップです。

ここ一年愛用していたraytrektab10インチモデル君ですが、このアップデートを受けてついにindesignが起動しなくなりました。 OSに64bit版を搭載していたばっかりに、普通にインストールした場合に入る64bit版indesignの起動序盤にさえ耐えられなくなったのです。
32bit版をインストールすればどうにかこうにか動いてはくれますが、実質的にindesign使用には耐えられない環境であることに変わりはありません。

Fateジャンルの同人誌でなくても、ちょっとひねった表現をしたいときにはルビは心の友。
フリガナ必須のジャンルに住んでいればそこはこだわりたいポイントなわけで、かといってほかに移住先も満足に見当たらず。
DTPソフトの大半は『フリガナの要らない言語』向けにできているわけなので、小説本サークルの民は実はスペック要求が厳しい生態をしているということになります。

いっそ一太郎に移住しようかしら。

持ち運べるWindowsのお手頃価格の作業環境がない

さてそうなってくると必然的にメモリ、チップに予算をぶち込む必要が出てきます。
近頃ではiOS対応の素敵なアプリが出てきましたが、今回はそれは横に置いておきます。
『メモリ8㎇積んで筆圧4桁対応のraytrektab10インチモデル』の場合、クリスタ側の努力もあって7万円台というiPad級の価格帯で満足のいく書き心地が得られるのはあちこちで評価のある通りですが、こと文章の原稿においては力不足もいいところ。
タッチ方面にステータス限界まで振ってるからね、しかたないね。
かといって電機店のパソコンコーナーに陳列されている同価格帯はほぼceleron搭載4㎇とかいう門前払いどころか門にもたどり着けない有様。
ChromeOSに至っては日本語でDTPできるアプリが存在しない以上スタート地点にも立てません。

そういう意味では『新品を買うなら腹をくくって10万単位の出費を覚悟せよ』というか、例えば出勤中の電車の中、ゲームしないために駆け込んだカフェの席で作業をする環境を整えるためには、まず脱celeron
加えて持ち運べるサイズを要求するとお値段も跳ね上がるという、財布と実用性の間で開催される圧迫祭りど真ん中。

いや、下書き程度ならできますよ?
適当なテキストエディタに下書きをぶっこんでいく段階であれば、もちろんraytrektabくんでも付いていけるんですよ。

文章書きの観点でraytrektabを見た場合、致命的な欠陥はindesignの動作に耐えられなくなった環境だけではありません。
純正のキーボードカバーもまた、致命的な欠陥を抱えています。

まず一つ、薄さを追求するあまり、高速でタイピングしているとタッチパッド誤爆する程度にやわなこと。
入力中の文章を途中で寸断してあらぬところへカーソルがすっ飛んでいくので、気が付くととんでもねえ誤字脱字、いや誤字脱文が発生していることがよくあります。

次にキーボードカバーの構造上、どうにも固定が甘い。
物理端子で接続するという、Windowsbluetooth周りの不具合に対する対抗策を備えてはいるものの、本体そのものの重さに負けてしょっちゅう端子が外れます。

この二つの欠点のおかげでどうにも落ち着いて文章が打てない。
夏の気温に負けて熱が発散しきれないノートパソコンのキーボードの方がまだ快適とかどういうことなの。

そういうわけで、タッチペンですべてを済ませるならまだしもWindowsというOSそのものがそれに向いたつくりをしておらず、ソフトのアップデートによって環境的に苦しくなり、キーボードの作りが今一つという文章書き三重苦を抱えているraytrektab。
それでもメモリ8㎇と価格帯という点においてでかいアドバンテージを有してもいるわけですから、考えれば考えるほど文章サークルのPC選びはいばらの道ですね。

本題:文章サークル民から見たU400Sのいいところ

メモリ16㎇、i7搭載の有難み

raytrektabでアドビに苦しめられた後に触れてみると、実際U400Sは素晴らしい端末だと思います。
必要上どうしても逃れがたいアドビのアップデートにも耐えられる、推奨環境通りのメモリ容量。

indesignユーザーでも余裕ですよ、馬力が違います。

普段から16㎇のメモリをフルに使うようなユーザーばかりではありませんが、いざ入稿となったときに入港するための原稿をするソフトが動かないのではお話になりません。
推奨環境を整えておくのは精神衛生のためによろしい感じです。 小説本は想定外にメモリを食うぞ。
油断していたらフリーズするぞ。
バージョンアップ前でさえ気が付いたらページ数が二段組みで三桁に突入してメモリと戦っていた人間が言うんだ、間違いない。

アドビに置かれましてはもうちょっとメモリ的にダイエットをお願いします。

ギリギリ持ち歩けるサイズ感とキーボード

個人的な考えですが、13インチ、14インチというのは気軽に持ち歩けるサイズの上限に近いと思います。
これを持っていって例えば近所の喫茶店で作業にいそしめるか、という点では、U400Sぐらいまでなら可能であると思います。
近所のミスタードーナツへ持ち込んで開いてみましたが、店の設備の関係でWifiがつかみづらかったこと以外は文句なしです。
(田舎あるある:更新されないWifi親機)

そしてノートパソコンの利点であるキーボード。
WindowsのスクリーンキーボードはスマホiOSを使用しているとあまりに不便な代物ですが、内部配線でつながったキーボードはやはり強い。
筆が乗ってきてそれこそトンプソン機関銃みたいな勢いで指がキーボードの上を走り回って音を立てようとも、余裕でそれを受け止めてくれます。
これについてはノートパソコンであれば当たり前であるともいえるんですけどね。

重量は約1.5㎏、500mlペットボトル三本分とやや重たい部類に入るものの、リュックサックタイプのPCバッグに入れて運べばそれほど気になりません。
熱についても夜猫が試用した限りではそこまで気にならず、快適に文章を打つことができました。

筆圧対応のパネル搭載と360度回転ヒンジのコンボ

360度回転させられる構造をしているため、キーボード部分を反対向きに折りたたんでタブレットのように使えるのがこの機種の最大の特徴なわけですが、これのおかげで『大きくハイスペックになったraytrektab』みたいな使い方をすることもできます。
今でも中古で高値を記録しているvaio canvasの環境を最新に近いところまで更新できるものと考えれば、まだvaio canvasを使っている層、これに興味を持っている人には検討を勧めたい。

仮にメーカーの想定に反して(と言うとちょっと申し訳ないけど)ハイスペックでキーボードも使える液タブ的な使い方をする場合、ペンは完全に消耗品になってしまうわけですが、これについても聞いてみました。
このU400Sの付属となるペン、ばら売りこそしないものの購入者に対してはサポートを提供するとのことなので、追加購入するか修理に出す形になるのだと思います。
他にもWindows inkに対応しているペンであれば筆圧込みで使えるとのことなので、surfaceペン等を使っている人はそちらを使いまわすことも可能になるかも。

U400Sのここが惜しい

クリスタ付けてほしかったやつだこれ

メーカーの区分方針的に致し方ないことではありますが、クリスタのコードがついてれば絵描き的にも加点対象だった。
もちろん、フリーソフトのメディバンペイントなんかを使えばコードなしでも行けるのだが。
実は以前販売していたタブレットの中にも1024段階だったかの筆圧対応モデルがあったりしたのだが、グラボ非搭載の壁の前にクリエイティブ向けの宣伝と装備の対象には入れなかった模様。

正直これそっち向けても売れると思います。

ペンが電池式なのでアマゾンとの親交が深まる

単六電池を使用するタイプのペンである、というのは人によっては好まないポイントかもしれない。

というのも、この単六電池、スーパーとかコンビニではなかなかおいていないサイズなのである。
原稿修羅場まっただなかのときにふと電池切れになって電機屋へ駈け込める環境ならいいのだが、田舎の方へ行くとその電機屋というのがなかなかないのである。
郊外型店舗の困るところは車で来る前提なものだからいったん太い道へ出てしばらく走らないとたどり着けない点ですよ。

特にapple pencilなんかの充電タイプのペンに慣れている人にとっては煩わしく感じられるかもしれないが、そこは買い置きをしておくということで対処するか、アマゾンプライムを使うしかないかも。

物理的にも価格的にも重量級

アップル製品の話題が出たのでその流れでこれも触れておきたい。
iPad系列と比較するとやはり重たいのは否めないところ。
14インチというサイズも相まって、パッと持ち歩いて使うには重いと感じるかもしれない。
仮にこれの進化系モデルが出るとしたら、ワンサイズ落として13インチ級でもうちょっと軽くなってくれると大変うれしい。

価格に関して言えばこれだけの装備を備えて税込み約15万円。
三年保証を付けると18万ほど。
個人的に比較対象にしているのはraytrektabなのだが、wacom oneが五万円以下の価格帯で出てきたことを考えると価格的にためらいを感じるかもしれない。

ただ、そういう用途で使っている身としては快適な作業環境はマネーでビンタして買うものであるというのも実感する。
何しろ世の中には『動画編集のできるi7搭載の新品PCを5万円とか7万円ぐらいで』とかいう正気を疑う問い合わせが存在するので、相場を知らない人にとっては目を疑う価格だろう。

それでも使用した実感としてはこのプライスでこれはアリだと思う。
もちろんraytrektabが絵描き方面にステータス全部振ったある種の到達点であることは否定しないのだが、それ以外の点を求めざるを得ない夜猫のようなユーザーとしては、倍ほどの価格だとしても『indesign使って同人誌を作るタイプのガチユーザー』としては真面目に買い替えを考えるレベルである。

とまあこんな感じで

マウスコンピューターさんからお借りしたU400Sのレビューを終わりたいと思います。

惜しむらくはこの機種、店頭展示している店舗が少ないらしいので、もし興味を持たれた方は展示しているかどうか問い合わせてみてほしい。
ここら辺は店舗の裁量によるのか、どこで展示しているのかはちょっと把握してないらしかったのです。

個人的にはわりと真面目にraytrektabからの買い替えを考えるレベルでお勧めですけどね!
ただイベント会場に持ち込むにはでかいんだよなあ。

以上、年始早々マーライオンになったりしていた夜猫でした。

U400Sとかいうやべえやつについてレビューする前にマウスコンピューターさんの分別基準について語ろう

お前クリエイター向けじゃねえのかよ!

立て続けに書いた記事を垂れ流していくスタイルを取っている夜猫です。

何しろ年末年始に人の離脱が相次いだのとキャンペーンの終了間際にアンメルツヨコヨコのせいでマーライオンになっていたのでお許しください。

さて本題に戻りましてU400Sの話を。
そもそもこのU400S、マウスコンピューターさんの分類ではクリエイター向けモデルに分類されていません。

iPad proとペンシルをガチクリエイターが買っていったり、raytrektab系列が筆圧4桁段階対応を売りにしているのを見ると『筆圧対応=クリエイター向けモデル』という認識ができてきますが、はてこのvaio canvasめいたスペックで一般モデルとはこれいかに。
正直な話、クリスタ同梱してもおかしくないと思うんですけど。

というわけでお尋ねしてみました。

マウスコンピューターさんのクリエイター向け基準はグラボ搭載であること

担当の人にお尋ねのメールを送ってみたところ、年末の忙しい中お返事を戴けました。

なんでもマウスコンピューターさんの基準としては、『グラフィックボードを搭載していることを基準に一般モデルとの区分けがされる』ということなんだとか。
なるほど確かにマウスコンピューターさんのサイトを見ると、DAIVシリーズはどれもグラフィックボード搭載。
一方U400Sはグラボ非搭載であるので、その基準に照らせば確かに一般向けである。

嘘やろという感想しかないけど。
(ややこしいことしなければ16㎇もメモリあれば動画だいたい作れるやろ並感)

つまりその基準的にはいかに筆圧対応でペン搭載してようとも、クリスタのコードを付けて売るタイプの商品には分類されない。
いや、個人的には筆圧感知にこだわりのある人でなければ完全にクリエイター向けとして考えてもいいと思うんですけど!

まああれですね、人それぞれ会社それぞれ、基準はいろいろあるということで今回は置いておきましょう。

ただしマウスコンピューター製品で筆圧検知モデルとなるとおそらくこれが最高レベル

クリエイター向け基準ではないにしても、このU400Sが筆圧検知対応モデルの中ではトップクラスのスペックになるものだとは思います。
筆圧検知機能付きのタブレットは確か以前あったとは思うんですが、現在では販売終了している様子。
(まあ見かけたのがビックカメラのアウトレットだったのでさもありなん)
そちらのモデルはceleron搭載タイプだったので、処理能力という点ではi7とは比較するまでもないという。
(i7機とceleron機でそれぞれ動画編集するとなかなかひどい落差を実感できます)

他のクリエイター向けモデルに関して言えば、筆圧感知機能を搭載していないようなので別途ペンタブを用意する必要が。
出先(図書館やカフェ以外にも宿を含む)の環境で作業をすることを考えればなるたけ荷物は少なくしたいので、マウスコンピューター製品で考えるならこれはある意味唯一の選択肢ともいえるかも。

……これは夜猫が文章サークルであるからの感想である、ということは前提として覚えておいていただきたいです。
一連のレビューすべてに置いて言えますが、そもそも夜猫、多くのクリエイター向けパソコンが想定する『絵を描くユーザー』ではないのです。
栄光とかしまや(どちらも小説本/評論本向けプランがある印刷所)を愛用するタイプのサークルなので、えっちなマンガをコミケに出展するエチチコンロの方とはたぶん視点が重なりません。

クリスタを動かす機会があるとすればそれは表紙の原稿を作る時ぐらいであり、下手するとクリスタ使わずにメディバン使って素材とフォントでどうにかするタイプの人間です。
筆圧とか基本的にはそこまでこだわりませんし、こだわるほどの画力がありません。

そういう種類のサークル民からしてみれば、筆圧256段階もあれば十分です。
もちろんU400Sはその構成上PCゲームを動かそうとすれば不満の残るスペックですが、まあそこはそれ。
薄い本の原稿のために使う、という点だけで見れば非常にいい感じです。

クリエイター向けでなくても薄い本は作れる

おそらくマウスコンピューター製品におけるクリエイター向け基準は、たぶんに動画編集とかモデリングVRなどの『クリエイティブな作業の中でもことさらにスペックを食うやべえ奴ら』を対象に考えられている基準なんだと思います。
実際、郊外型の電機店とかで『クリエイティブな作業向け』と称して売られているものとかまさかお前それで本気でクリエイティブな作業ができると思っているのかレベルなものも多いですし、苦情を避けることを主眼に置いて考えるなら想定する条件は厳しくしておくに越したことはないでしょう。

重要なのは、こいつがアドビソフトが十分動くであろうと想像されるスペックを有している、ということです。 グラフィックボードが不要な程度でヘビーなスペックを要求する作業がこなせる、という点なのです。

これは『今からクリエイター向けのパソコンを買うつもりでいる』人にはいつだって言いたいのですが、グラボが必須とは限らないのです。
あなたがネトゲジャンルの民で、あるいはパソコン版が発売されたコンシューマゲームジャンルの民で、それをプレイするためにグラボが必須だというならともかく、そうでもないが同人誌を作るためにクリエイター向けパソコンを買おうというならまずグラボについてはちょっと待ってほしいのです。

いや、そのグラボがあるから新しいジャンルにハマれたということもありうるので、予算に応じてパージしても大丈夫なパーツだということだけ覚えておいてください。

そういう意味では、毎度レビューさせていただいているひいき目抜きにしても、マウスコンピューター製品の拡張性は夜猫大好きです。

とりあえずi7、ちょっと予算落としてi5でも買っておけば、大半の商品はメモリの増設が効くのはよいことです。
アドビが無茶苦茶なスペック要求出してきても、クリエイター向けパソコン以外でも対応が効く。

同人誌を出す人ならマウスコンピューター製品は検討の価値ありです、たぶんraytrektab同等に。

話が逸れた

話が逸れましたが、ともあれクリエイティブ向けカテゴリーに入っていないU400Sでも傾向によっては十分にクリエイティブな作業ができる、ということを語りたかったのです。

特に夜猫のような、絵は描けない/描かないが文章は書く、絵はメインではない、というタイプの人の場合、クリエイター向けパソコン以外のカテゴリーを見てみることも必要である、というか。

でも個人的にはクリスタつけて売ってもいいと思うの、U400S。

だんだん管を巻く酔っぱらいみたいになってきたので、次の記事では真面目にレビューを書きたいと思います。

マウスコンピューターのU400Sがやべえからまず初手の感想を垂れ流すところから始める

今レビューキャンペーンやってるからお借りしたけどそういう点を抜きにしてもやべえから聞いてほしい

前略、このブログの記事を読んでくださっている皆様。
年末年始に差し掛かり、当ブログでもバナーを張らせていただいているマウスコンピューターさんから『レビューキャンペーンやるからどんどん参加してほしいんやで』というメールが届いてしばらく経ちました。
それに乗じて現在一台お借りして使っているんですけれども、これがいろいろヤバいので『脳みそいろいろ通す前に話すオタクによくあるノリ』で記事第一弾を書いています。

振り返れば約一年前、『raytrektabがメモリ8㎇積んで帰ってきた!』と乙事主めいた勢いでドスパラでraytrektabを購入。
しかしてやっぱりceleronceleronだったり、純正キーボードのあまりにも、あまりにもな使い勝手に頭を抱えたりしながらお付き合いをしてまいりました。

もちろんraytrektabの描き心地が唯一無二のものであること、液タブ的に使える強みに異論があるわけではございません。
いかに8㎇積んでてもceleronが動画編集中にしょっちゅう即堕ち二コマみたいなことになるのはしょうがないです。
レビューキャンペーンに参加するようになってハイスペックPCを触ってきた自分の感覚が若干ぜいたくになっているのも否定しません。
adobeが要求スペックを跳ね上げたりしたことは一ユーザーとメーカーサイドではどうにもできません。
小さい本体に一杯詰め込むのは技術がいるし、パーツもお値段が上がるのです。
お手頃なお値段でドのつくハイスペックパソコンが欲しいというなら、まずは秋葉原に通えるところに住んでジャンクパーツを集めるところから始めなきゃならんのです。

携帯性とスペックを両立しようとすると、どうしてもマネーが必要。
Let's noteやVaioシリーズがいろいろ盛った結果20万を超えるのは、パーツと技術にそれだけ投資しているという表れ。

そんなことを実感していた夜猫ですが、この度マウスコンピューターさんからお借りしたやべぇ端末に物欲とお財布がぐらぐらしています。

U400Sとかいうやべえやつ

U400S。 それは14インチのボディに360度回転ヒンジを備えた、マウスコンピューターさんが最近売っているノートパソコンです。
ビックカメラでも買えます。

↑こんなの。

さて上のリンクを兼ねた画像を見ていただければお分かりの通り、こいつはペン付きのモデルです。
ペン付き。

レビューキャンペーンのメールが来た時にふとページを開いた夜猫の目に留まったのはこれでした。

ペンがついている、ということはもしやお前さん筆圧対応モデルなのでは?

と思って読み進めると案の定256段階の筆圧対応。
360度回転ヒンジのおかげでタブレットのような形にして使うこともでき、持ち歩きもかなうサイズ感。
コアi7メモリ16㎇、SSD512GB搭載。

えっなにこれヤバいんじゃね?

完全にraytrektab10インチモデルの上位互換狙えるじゃねえの

その昔、vaioシリーズにcanvasというモデルがありました。
今でも中古で平気で15万円越えの値段で出品される程度には人気らしい、筆圧感知機能付きのモデルです。
これもまたU400Sと同様256段階の筆圧対応。

つまり4桁段階の筆圧を必要としないタイプの人ならvaio canvasを最新スペックに近いものにしたモデルがお手頃に手に入るということでは?

raytrektabと比べるとさすがに持ち歩くときにはカバンに一考の余地ありなサイズ感をしているものの、正直文章書きとしてはむしろこっちの方が買いなのでは?

いや、お値段が倍ほどにはなるけども!
しかし快適な作業環境はマネーで殴って買うものですと身をもって知っているだろう夜猫お前! (動画編集で何度もソフトをクラッシュさせた苦悩の記憶)

もうね、物欲がここでもりもり活力を取り戻してきます。

メモリ16㎇でi7で筆圧対応。
ああもう少し早く世に出てくれていればraytrektab10インチと真面目に比較を検討したのにお前。 4桁筆圧を必要としないタイプの絵を描く人ならむしろこっちの方が持ち歩き可能で快適な作業環境を提供してくれるじゃないかお前。 ていうか夜猫の場合はこっちの方が間違いなく快適やないかお前。

もう大の字になるしかありません。

しかもこれでマウスコンピューターさん的にはクリエイター向けモデルとして作ってないっていうんだからもう頭おかしくなりそうですよ。
マウスコンピューターさんにはDAIVというクリエイター向けカテゴリーがあるが、U400Sはここに入っていない)
(これに関してはちゃんと理由があります)

これ以上書き連ねるともう語彙力禿げ散らかしたオタク丸出しになってしまうのでここでいったん区切りまして、別の記事にて細かいレビューをしていこうと思います。

ちくしょうなんでこんなレビュー書きまくりたいときに私は仕事で忙殺された末にアンメルツヨコヨコでマーライオンになってんだ。

【新年】初詣に行こうとしたらLINEナビが我々を逆走させようとする【初笑い】

あけましておめでとうございます。

新年早々仕事が炎上するのはいつものこと、どうも夜猫です。
本年もよろしくお願いいたします。

あけおめことよろには若干遅いよと言われるかもしれませんが、まあ何せお察しの通り接客業です。
例によって例のごとく初売りからの正月ラッシュでSAN値を削られておりました。

めずらしく家族がそろって正月に休みであったので

さてこの度夜猫の家族が仕事の勤務先が変わりました。 誰かというと父です。 ダディです。

なんやかんやいろいろあって父の実家、つまり現在私が住んでいるところに帰ってくることに相成ったため、現在グランマ、ダディ、私の三人で一つ所に住んでいるわけです。
もちろんこれに伴ってオタク特有のいろいろ片付けねばならぬドタバタがあったりしたわけですがそこはそれ。
どうにか乗り越えまして今のところ比較的平和に暮らしています。

で。
異動したてなうえにそんな初売りでにぎわうところでもない、実際お客の目的の9割は酒の追加購入みたいなところに移ったダディが元日が休みだというのが事の始まりでした。 そんなシフトなわけですから夜猫もどうにかこうにか元日に休みをもぎ取って極めて珍しい家族勢揃いのまったりした正月を過ごし、その代わりにいけにえにささげた年末年始をとんでもねえ修羅場で過ごしていたわけですね。
そんな三が日のあけた土日、連勤術師にも法律上の制限がございますのでぽろりと転がり込んだお休みの前夜に、ダディがこんなことを言い出しました。

「数十年ぶりに地元のでかい神社に初詣に行きたい」

ダディもやっぱり接客業なものですから、基本的にクリスマスと正月は仕事です。
初詣は仕事の隙間を縫って会社の近くの神社に会社のメンツと参るもので、それが済んだら初売りで走り回ったりしていたわけです。
せっかく異動で地元へ帰ってきたわけですから、地元の大きい神社へ行きたいのもむべなるかな。 土地柄ペーパードライバーではいられないうえにホイホイ出かけていくタイプの夜猫ですので、ほな行こかとうなずいて一緒にお出かけしたのです。

ナビが奇行に走る

夜猫家の車は型落ちどころか下取り査定もつかない年代物のトヨタ車ですので、そもそもカーナビが搭載されておりません。
件の神社への道はダディの頭に大雑把に入っているのでそもそも使う必要もないのですが、まあそこは正月の土日です。
道を調べるというより混雑を把握する用途でグーグルマップを立ち上げて運転席にセットし、いざ出発……というところで初手からナビが奇行に走ります。

まずそもそもの大前提としての経路をざっくり解説するとこうなります。

1.自宅最寄りの国道をしばらく走る 2.バイパス道路に入り、自動車専用の道をどんどん走る 3.途中で国道に戻ってさらにしばらく走って市街地を抜ける 4.市街地を抜けて少し先にある分岐で神社のある山方面への道に入る 5.住宅街の細い道の先の神社に着く

これだけです。

その最初の段階、1.の時点ですでにナビが酔っ払いばりの頭おかしいナビを始めました。
なぜか自宅最寄りの国道沿いの民家の立ち並ぶエリアへしきりに曲がらせようとするのです。

おそらくはすでにトラックも走り始めた国道がどこかで詰まっていたのが原因だとは推測されますが、何せその先は【地図の上では確かに道だがまだ住宅を建設中でこれから道が通る予定】というエリア。
下手すると正月早々見知らぬお宅に突撃隣のお正月をかましてしまうことになります。
すでにこの段階で車内は

「なんでやwwwwwwwww」

と顔面草まみれにした夜猫の笑い声で満ちているわけですが、ナビの奇行はまだ止まりません。
出発10分でナビの案内に親子で見切りをつけたあと、今度はバイパス道路へイン!
ここが途中で渋滞するのはもうすでに分かり切っているので、盛んにナビが一般道路へ降りさせようとするのを無視してどんどん先へ進みます。
混んでいるところを一般道路でやり過ごしてからここへ戻らせようとする腹積もりのようですが、ところがどっこいこの先で複数発生している渋滞の原因はまさにそれ。
ナビに従って一般道へ降りた不慣れな運転手の車がへっぴり腰で高速運航している自動車の流れの中へ戻ってくるのが起点なのです。 何が悲しゅうて渋滞の原因になりにいかねばならんのかと渋滞の中をゆっくり流れながらナビを聞き流していると、ここで第二の奇行が発生。

『この先、左方向です。その先数キロを走って、左方向です』

???

最初の左方向はわかる。
進行方向左はバイパスを降りるルートなのでバイパスから降りろという指示なのでしょう。
しかしその次も左とはどういうことだ。
そこからバイパスに戻らずさらに左?

お前はいったい何を言っているんだと思って自分のスマホの地図を開くとそこには高速道路のインターチェンジの文字が躍っているのでした。

こいつ高速道路に乗せる気でいやがる……! しかもナビ音声の内容を聞くに、自宅方面へUターンして別の空いているらしいルートへ乗せるプランだぞこれェ!?
逆に所要時間伸びるやろ!!

「ナビがUターン軌道描いてるぞ娘よwwwww」
「うそでしょダディwwwwwwwあ、左に紅葉マーク合流してくる」

ついに父も草を生やす。 いよいよ持って正月疲れを滲ませるナビの奇怪な発言を聞き流し、しばらく進んで市街地へ。
ここら辺にくればさすがに奇行も減るやろと思えば全くそんなことはありません。

さらに先まで走る都合上追い越し車線の流れに乗っている我が車。
中央分離帯を挟んで向こうも似たような感じで流れつつ、しばらく信号もないエリアということで車は実にスピーディーな感じで流れていきます。

『まもなく、右方向です』

WTF!? (※WTFとは:What the Fxxkの略。なんだと!?みたいな意味)

まもなく右方向とは言うが運転席の右には中央分離帯
横へ曲がる分岐とかありません。

何かお前、中央分離帯ぶった切って正月早々逆走騒動を起こせとな?
もしもしポリスメンされちゃうからやめーや!

もうここまでくると文句より先に草が生えてくる。
怒るとか文句つけるじゃなくて、ボケを楽しみに待つツッコミたい関西人の気持ち。

最終的にLINEナビが起動していることを発見した後は無事普通に走行させてくれました。

お前は道路公団からお金でも貰ってんのかと

とにもかくにもETC搭載してない車を高速道路へ誘導しよう奇怪なルートを提案し続けたLINEナビ。
一台乗せるごとにいくらみたいな契約でも結んでんのかと思わせる勢いでしたが、いやーそんなとんちきでも草を生やせばどうにかなるもんですね。

結局神社の駐車場が入るだけで三時間ぐらい待ちの様相を呈していたので別の駐車場を探して止めるなどの珍事もありましたが、初詣自体は無事済ませることができました。

LINEナビだけで行く!車載旅珍道中みたいな動画どっかに落ちてないかなという感想を抱くレベルでしたけどね!

というわけで新年初笑いの話を書きつつ、今年もよろしくお願いしたい夜猫でしたとさ。

ヨドバシカメラのリングフィット入荷周りが滞っているらしい話

無茶しやがって……

ダイエット向けゲームを通販で注文しようとしたら品切れだったが、近所の店に歩いて行ったら置いてあった。
ダイエットとはゲームを買う前からすでに始まっているんだッ!

どうも、クリスマス商戦という名の圧迫祭り真っ最中の夜猫です。
出勤したらすでに業務がミッチミチに積み上げられているってどういうことなのいやマジで。
どうしたほかのメンツ。

さてそんな修羅場真っただ中の現場からお届けするのは、これまた同じく修羅場と思しいヨドバシカメラとリングフィットの話題です。

リングフィットアドベンチャー、それは任天堂がユーザーを健康にするべく送り出した新たな刺客。
Wii fitのトレーナー同様次期スマブラでは間違いなく参戦していそうな感じのプレイヤーキャラがリングを持ってフィールドを駆け回り、同じ動きをするプレイヤーを生まれたての小鹿にしてしまうという筋トレゲーム。
広告等に据えるべきは霊長類最強の女子であったという例のアレ。

いわく、ヨドバシカメラでは同じコーナーにプロテインが存在する。
いわく、海外ユーザーからプロテインを用意するよう注意書きを付けろというクレームが来た。
いわく、サイレントモードでは走る動きがスクワットになるため筋肉痛が加速する。

などなど、ツイッターあたりでバズったことも相まってか、全国的に品薄の状況が続く今日この頃。
ただのゲームではなくリング型の追加パーツが付いてくるため、生産が追い付いていないっぽい感じです。

で。
クリスマス目前という時期も相まって需要が加速しているらしく、店頭で問い合わせては轟沈する人がちょくちょくいるわけなのですが……
どうもヨドバシカメラ、やっちゃったらしいんですな。

ヨドバシカメラに店頭受け取りで予約を入れていたので

個人的に家電量販店の通販サイトの使い勝手ツートップに君臨するヨドバシカメラビックカメラ
バズっているので興味を持って両社の通販サイトをのぞいてみたところ、ビックカメラは早々に『予定数の販売を終了しました』の表示。
当面は通販をせず店頭での販売に全力を注いでいく方針のようで、少数入庫しては先着順で店頭販売しています。
なおここしばらくはクリスマスに向けてか、店頭販売というよりは全額内金でご予約受付、という状況の模様。

一方ヨドバシカメラ、こちらは地元に店舗がないので行けていないのですが、通販サイトでの取り置き、通販予約をビックカメラより遅くまで開けていました。
なにしろ入荷数が少ない状況下、ふらりと寄った時にあるのを期待するより確実に予約しようということでヨドバシカメラで取り置き予約をぽちっとな。
まあ店売りとかの関係もあるだろうけど、予約は予約でどうにかするんやろと楽観視していたわけですね。

が。

待てど暮らせど入荷連絡がこない。
地元のビックカメラでは数回入荷があって即完売していたので、まさかヨドバシには入荷がないとかそういうオチでもないとは思うのですが連絡がこない。
いや、そらまあ他県からの予約だし?
他のお客様も大勢いるだろうし?
クリスマスプレゼントというわけでもないから別段あせりはしないけれども大丈夫か?
ヨドバシ大丈夫かいやほんとに無理なら無理で一言『めどが立ちません』とか定期的に入れるだけでもええんやで?
ほうれん草出さないとポパイみたいになるお客さんも多いんだからそこしっかりしよ?
(逆ポパイかよ)

というわけでツイッターで検索してみました。
なあにこの冬のボーナスの時期、クリスマスからお正月のカプコン名物ボスラッシュみたいな時期に半ギレでさっさと返事よこせと鬼電するほど接客業、小売業は短気ではございません。
ちゃんとやってくれればそれでええんやでと同業者ならではの温かい目で……

『ヨドバシで予約したリングフィット、1月1日にまた連絡しますってメール来た』

マジかよ。

小売業的な悲観的推測

おそらくは……まあ通販予約と店頭受け取りの予約を優先していってるんでしょうなこれは。
もちろん店頭受け取りの予約も捌かなきゃいけないし(代金はまだ払ってないけど)、すでに支払い済みの通販のお客にもさっさと発送しないとキャンセル処理で面倒くさいことになる。
ただヨドバシの店頭で見かけたみたいなツイートが引っかからないので、ビックカメラが通販閉めるの早かった分ヨドバシに決済済み待機勢が流れているのではないだろうか。

もちろんニンテンドー側もクリスマス商戦があるから頑張って生産してはいるんだろうけれども、ゲームを売っている店が全国にどれぐらいあるかを考えると追い付かないのも道理かも。
ビックカメラで入荷しましたのアナウンスが1時間で完売のアナウンスになったとか居合わせた知人(コンシューマーゲームやらない人)が言っていたので……
多分ヨドバシは通販と予約待機勢がすごいことになっていて入荷数がそっちに追い付いてない。
焼け石に水もいいところ状態という感じなのかなあと想像。

もうね、想像するだけでこころがしんどい。

よそうこの予測は。

ツイッターを見る限りでは予約取り消し勢も出てきつつはあるので、それを繰り上げていけば少しは到着が早くなるのかもしれませんが……うーん、希望薄?

というのも、他店他社の入荷が二ケタ台入るか入らないかというところっぽいのがつらい。
クリスマスシーズンに差し掛かって普段興味のない人がなんのリサーチもなく追加で注文入れようとしたりもするだろうし。
ツイッターでは当たり前のように流れてくる情報もフェイスブックしか知らない人には伝わっていなかったりすることを痛感する時期) そのあとにはお年玉シーズンが控えているというのもあって、個人的には『ヨドバシで予約入れちゃった人はキープしつつ手近なところで入荷があったら即キャッチ』が一番いいルートなのではないかと思う次第です。

がんばれヨドバシ、頑張ってどうにかなるわけではないのだが

もうね、ここまでくると店頭とか一部署の努力でなんとかなるもんじゃないんですよ。
水道の元栓を閉められたまま蛇口ひねって水が出ませんとかいう状況なんですから元栓をどうにかしないと解決のしようがないのです。
任天堂という元栓が解決しないと小売りという蛇口には何もできないのです。

なのでクリスマスから正月にかけて、問い合わせは大量に来るでしょうし、やべえお客も大量に出るでしょうけど……まあ、頑張れ。

パソコンガチユーザーにはむしろChromebookは辛いかもしれないが、ライトユーザーならこれで十分なのかもしれない ~Chromebook使ってみた~

(差異については)考えるな、感じろ

どうも、やっぱりキーボードが恋しい夜猫です。
小説本を出すような同人サークル参加者にとってはやはりキーボードは心の友。
というかMicrosoft wordの顎下にアッパーを決めたくなるようなルビ周りのウンコ仕様に見切りをつけた身としては、やはり同人誌の原稿はパソコンでindesign使ってやるに限るという気持ちがあったりするわけです。

キーボードが快適なUMPCとかほしい。

さて前回の記事で『動画を作って投稿する』という使い方に重点を置いてレビューを書いたわけですが、今回はパソコンガチユーザー、いわゆるDTP、薄い本の原稿を作る用途で使っているユーザーとして使ってみた感想を書きたいと思います。
つまりアレです、ネットサーフィンとか以外で『ヘビーに使い込んでキーボードをテカらせる』タイプのユーザーとしての意見ですね。
Linuxについてはサーバー管理とかの仕事はしていないので割愛します。

まずChromebookというのは実質androidです。
キーボードがついてパソコンめいた外観になったandroidです。
出来ることを基準に見るとだいたいそんな感じになるのです。

そんななので『今までandroidスマホしか使ったことないです』という層が気軽にパソコンめいたものに手を出すには最適っぽい感じはします。

もちろん、パソコンというにはあまりにも我々の知るパソコンと差異があるわけですが。

そもそも夜猫がなぜキーボードというものを欲するかと言いますと、ひとえに薄い本の原稿作業をするためです。
それでなくても某サイトに投稿する文章を打っていたりするわけですが、この手の原稿を音声入力で打てと言われると『無理です』と横っ面を張り倒しながら答えるしかありません。

何が悲しゅうてえっちな原稿を音声入力せねばならんのかと。
何の拷問だよフリガナ必須の技名(※技名の字面とフリガナが一致しているとは限りません)を一文字ずつ区切ったり削除したりしながら音声入力するって。

もちろんスマホで原稿を書くということもできるのですが、そこはそれ。
最終的にDTPソフトに流し込む上での利便性はあまりよくありませんので、できればコピペ一発で済むパソコン上で下書きから清書までやってしまいたいわけです。

Chromebookの中でも新しいモデルのものはAndroidアプリを動かせる環境を備えているわけですが、だからと言ってこれがすべてを解決してくれるとは限りません。
ゲームもできる、動画編集もできる。
しかしそれは『それらをスマホでやる層がある程度存在する』『スマホのサイズでも可能なこど』だから可能になっているのであって、つまりある程度の画面を必要とするためにスマホ向けアプリが充実していないジャンルの作業には向いていないのです。

その最たる例がDTP、つまり『テキスト主体の同人誌の原稿をガチで作る作業』だと夜猫は個人的に思っています。

え?
DTP用アプリ、ストアにあるじゃん、ですか?

そうなんです、あるにはあるんです。
日本語の縦書き原稿に対応していないという致命的な問題を抱えているだけで。

日本語で薄い本の原稿を書くにはあまり向かない

同人誌を出すタイプのガチユーザーには向かない点がこれですね。
同人誌を出さない層のために説明しますと、Adobe indesignは同人誌作る人が使うDTPソフトの中でも突出してよく使われているソフトです。
文章を書くならWordとかでいいじゃん、と思われるかもしれませんが、あのソフトは『ルビを入れると行と行の間の幅が広がる』という度し難いクソ仕様を抱えておりまして、あれで作ったルビ入り原稿は見栄えが非常に、非ッッッッッッッ常-------に!悪いのです。
その他にも文字の幅が勝手に広がる、フォント周りの設定など『いじればどうにかなるけどその辺の設定を毎回いじる必要がある』など、同人誌の原稿を書くには最低ラインをぶっちぎりで下回る使い勝手、論外どころか候補リストに入れる価値もない惨憺たるブツなのです。
これが一太郎になるとようやくまっとうな原稿ができるようになり、indesignになると動作環境こそ要求されるものの(PDFの出力設定の細かさとかも手伝って)一番安心して入稿できる原稿ファイルを作れるわけですね。

で。
iOSにはそれ用の素敵なアプリが存在するのですが、androidのアプリストアには日本語環境向けのその筋のアプリがありません。
なので起動と動作の早いOSでありながら、ワンストップの環境で原稿をしたい同人サークル民のガチな用途にはあまり向かないんですよね、Chromebook
マイクロソフトがその辺を改善するとはまったくもって期待できないので(wordが登場して何年経つやら)、そういう用途のガチなユーザーにはあまり向かないと言えます。

データを大量に扱う人には向かない

ChromebookがブラウザベースのOSでandroidの親戚みたいなものである以上、そういう使い方は想定されていないともいえるかもしれませんが、データを大量に保存する人には向きません。
というか、Googleのストレージサービスと連携するのが前提なのもあるでしょうが、保存容量がスマホのそれとほぼ同等。
eMMC64GBとかが関の山です。
もちろんものによってはSDカードに対応もしているんですが、本体の外観からパソコン並みの容量を期待すると盛大にコケます。
というか近頃のスマホでも容量512GBとか128GBとかうたってるようなハードの価格帯で64GBは人によっては怒るのでは。

スマホの延長線だから、といえばそれはそうなのかもしれませんが、オフライン、あるいは電波状況の悪いところで使うデータを大量に持ち歩きたい人には不向きです。

ちなみに、外付けHDDも対応していなかったりするようなので、ポータブルHDDとかで補うのにも注意が必要です。

カスタマイズ性が低い

外付けHDDもそうなのですが、外部機器を使った機能拡張が弱いのもガチユーザー的には困りもの。
というか、おそらく物理的な構造の実態もだいたいスマホに近しいんじゃないでしょうか、あれ。
intel入ってる系のChromebookももちろんあるにはあるのですが、買って後からメモリ増設とか保存領域を増やす、というカスタマイズを施せるかどうかは……うん。
絶望的ってやつではないでしょうか。

前回の記事でも書いた通りキャプチャアプリ周りが不安定で、加えて外部音声入りの録画しかできないというのも困りどころ。
この辺をアプリで解決しようにも、動く動かないの(おそらくものによってはスマホに積んでいないintelなんかのパーツを使っている関係で)個体差がある様子。
これに関してはアプリ製作者の対応待ちとなるわけですが、androidのアプリって割とストアに出すのが簡単らしく、個人開発と思しいものはいったいどこまで対応されるやら。 いかんせんOSそのものがそこまでメジャーなものではない、これからメジャーになるかもしれない状況下のため、そこらへんが落ち着くにはしばらく時間がかかるかもしれません。

ていうか、夜猫初体験ですよ、使用してるパーツの関係でソフトが動かないとかいうの。
そんなことあるんですねえ。

総じてガチユーザーにはつらいけどライトユーザーにはお手頃価格で買えて良きかも

家電量販店に一つのコーナーを獲得するという、ガジェット興味ない人でも目に留めそうという意味では一つのスタート地点に立った感じのするChromebook
ただやっぱりまだスタート地点レベルということで、ある程度以上の本格的な用途で使う人には厳しめかもしれません。
androidアプリを使えるようにしたことで、詳しくない人から見るとandroidとの境界線が余計にあやふやになってしまった気もします。

しかしWindowsパソコンほどOSアップデートに伴う不具合(あるいはOSそのものが悪さをする問題)に悩まされることもないし、アップデートのたびに数十GBの容量を食われるような悲劇もないわけで。
ついでに言えば一般的に売ってるやつだとメモリが少なすぎるとかCPUがよわよわだとか、使ってるソフトの要求条件がドンドコ跳ね上がるみたいなこともandroid的には少なそうなわけで。

そういう意味では、お手頃価格でシンプルな機能の端末を使いたい、というライトな層には意外と刺さるアイテムになるかもしれません。

Windowsにおかれましてはもっとこう、ダイエットというかメモリバカ食いと強制アップデートをやめるとかしないとヤバいかもしれませんね。

以上、ガチ目に使い込もうとしてひっかかった夜猫でした。

Chromebookでゆっくり実況って作れるんですかねという疑問とその回答~Chromebook使ってみた1~

スマホでは出来んこともない。

生声を使いたくない系動画投稿者、夜猫です。
何となく生声系実況者も見ません。
(対面でオタクトークしてるときのオタクムーブには耐えられるけどゲーム実況の生声はむしろ実況音声の方が邪魔に感じてしまうタイプ)
今日はちょっと動画編集と端末にまつわるレビューネタをお届けしたいと思います。

なお今回の記事はZenfoneやRogPhoneでおなじみASUSさんからお借りした端末ASUS Chromebook C523NAをもとに構成されています。
その辺を念頭に置いてお読みください。

さて世にいうゆっくり実況動画、つまり棒読みちゃんsoftalkに代表されるAquestalk系の合成音声を使用した動画がパソコンを持っていなくても作れる、というのはその筋の人ならご存じだと思います。

というのも、世の中にはやはりニーズがあるもの。
動画編集ソフト、Aquestalkを利用した読み上げアプリという『ゆっくり』な動画を作るために必要なものがアンドロイドにもiOSにもちゃんと存在するからです。
実際、音程をいじったカスタムボイスにこだわりでもしない限りスマホゲームの実況を取って出しで作るにはその方が早いというのが実感。
わざわざGoogle Photoやらなんやらを通してファイルのやり取りをする手間がいるというのは意外とモチベーションを低下させますし、下手すると低スペックのパソコンよりスムーズに動画が進んだりしますからね。

そんな諸事情もあってか、スマホしかもっていない、PCを使ったことがないという人が多い世代の動画投稿者の中には、スマホ一本で動画を作ってアップロードしている人も珍しくないとかなんとか。

ちなみに夜猫はスマホ一本でやったことはないです。
どうしてもAquestalk系読み上げアプリの出力音声が普段パソコンで使っているのと違っちゃうので……。

Chromebookとかいう第三のOSの話をしよう

第三のビールみたいな言い方をしましたが、体感ではそこまでまだメジャーになれていない印象。

近頃ビックカメラとかヨドバシカメラのような大型家電量販店のパソコンコーナーに新しいカテゴリのコーナーができました。
Apple製品のコーナー、Windows関係のコーナーに隣接するようにして小さいながらも領域を確保し始めたそのカテゴリの名を、Chromebookと言います。
Chromebookという名前からお察しの方もいると思いますが、これ、Googleが作った『タブレットからパソコンまで』幅広くカバーできることが売りのOSが入ったタブレットやノートパソコンを指します。
ざっくり大雑把に言いますと、『ブラウザのChromeをベースに、Chrome拡張機能でいろいろ賄おう』という趣旨のOS。
ついでにデータの保存は全部Googleドライブにしてユーザーをロックインしてしまおうという大人の汚い目論見がおっと誰か来たようだ。

その性能上スマホ同様常にオンラインであることを前提にしていまして、オフラインになると途端にゲロ弱OSと化してしまうイメージのあったこのOS。
何しろその趣旨からお察しの通り『Chrome拡張機能でできないことはどう頑張っても無理でござる』というある意味男らしい仕様なもので、同じGoogleandroidと比べてさえ比較対象にする意味がないというか、うん。

なんかこう、夜猫個人の印象で申し上げますと、

スティックPC(テレビの端子にぶっ指して使うUSBメモリを巨大化させたみたいなやつ)で出先で緊急避難的にGoogleドライブ内のドキュメントファイルをいじれたら御の字

という印象だったわけです。

Chromebookandroidみたいになる

さてそのChromeOS、近頃発売された機種では新しい機能が使えるようになりました。
同じGoogleスマホ向けOSであるandroidアプリが動かせるようになったのです。
実質的に『androidの兄弟みたいなのを積んだノートパソコン』が爆誕したわけですね。

androidの兄弟みたいなものなのでスマホしか使ったことのない人のパソコン入門機としても使える。
スマホのキーボードが嫌いだという物理キーボードユーザーにとってはより長文を打ちやすい環境に。

さてここでゆっくり実況なんかを作っている人には興味がわくかもしれないポイントが一つ。

Chromebookでゲームのゆっくり実況作れたら便利そうじゃね?』

結論から言えば出来ないわけではないです。

出来上がった動画はこちら。

www.youtube.com

若干相性問題がある

出来る、と断言できないのにはいささか理由がありまして。
どうもChromebook、アプリの動作が安定しないことがあるようなんですね。
動画を作る、という一点においての話になりますが、例えばスクリーンレコーダー系のアプリ。
いろいろインストールしてみたものの、ほとんどのものがまっとうに機能しませんでした。
動画中でも言っていますが唯一動いたのがGoogle Play ゲームの録画機能で、試したアプリがFGOなせいで若干重たいことを除けばきれいに録画してくれました。

ツイッターなんかを見る限り動画編集ソフトもパーツの相性のせいか動作が怪しかったりするようで。
こればっかりは自分のハードに合うかどうかテストの上で使うようにしないといけない気がします。

あと惜しむらくは内部音声のみの録音ができないこともゆっくり系動画投稿者にとってはマイナスポイントでしょうか。
そもそもandroidの親戚である以上予想される欠点ではあるんですが、ノートパソコンライクな形状からそこら辺に期待すると痛い目を見ることになります。
androidがゲームユーザー的によろしくないOSであるというのはFGOプレイヤーのプレイ漫画とか見てると出てくる話題だったり。
 ハード構成が多種多様なせいで最適化が難しいのか?
 プレイ画面を録画しようとするとごく一部の例外機種を除いてマイク経由での録音になるため周囲の雑音が入ってしまうので実況したいならiOSのほうが強い)

大画面で推しの動きに酔いしれたい、という欲求を満たすにはノートパソコン並みの大画面は向いているだけに、非常に惜しい感じだった。

ASUSさんがその辺のアップデートをしてくださることに期待。

といったところでいったん記事を切りまして、普通のノートパソコンとしての使い心地には別の記事で触れたいと思います。

今回お借りした商品は↓

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