猫は夜歩く。

地方住まいのゲーム好きオタ♀がつらつら。アトラス的なお仕事したい。

日本旅行のせいでせっかくのGW旅行が台無しになった件について

プレミアムフライデー?仕事だよ!!

どうも、プレミアムフライデーとか全く関係ない業界で働いている夜猫です。
GWとかも基本的には関係ないけど今回ばかりは意地で三連休をもぎ取って東京遠征。
目的はもちろんニコニコ超会議アイドルマスターSideMのユニット『FRAME』と『THE 虎牙道』のステージ。
さすがに一日目のワケ生を現地で見ることは叶わなかったものの、担当ユニットがステージに立つとあっては見に行かざるを得ません。

グリツアはご用意できませんでしたので!

こういうイベントではHIGHxJOKERかドラマチックスターズがくるものだろうと思っていたので完全に不意打ち。 というのも、元公務員ユニットのFRAMEと格闘出身者揃いのTHE 虎牙道の2つはおそらくアイドル系ゲームの中では完全に異色の部類に入るユニット。
一般的には高校生ぐらいの線の細い男子ばかり出てくるのがアイドル系ゲームの特徴なのだが、この2つのユニットはそんな常識に当てはまらない。
ゲーム内雑誌に登場するプロデューサーをして『アイドルです アイドルなんです』と懇願混じりのポスターを張り出させる筋トレの鬼。
ゲーム内イベント『HEAT UP SUMMER LIVE』で共演した際には明らかにこのイベントだけ筋肉密度が違う絵面を展開。
2017年のエイプリルフールでは

『MISSION IS MUSCLE』

という筋トレイベントとともにゲームタイトルをTHE iDOLM@STER SideMuscle』にビルドアップさせてマッスルチャンスを発生させるなど、SideMのアイドルの幅の広さを思い知らせてくれるユニットである。

さてそんな担当ユニットのイベントのために休みをもぎ取った夜猫と友人、前日入りからの二泊三日コースで立てた遠征プランが台無しになってしまった。
主に日本旅行のせいで。

ブログ=カキの怒りのエントリーだ!

今回チケットを手配したのは友人である。

プランとしては

  • 一日目の朝、新幹線で東京入り。あちこちめぐる。
  • 二日目、超会議へ。もちろんお目当てはSideM。
  • 三日目、自由行動。駅で合流して帰宅。

こんな感じ。
自分は近頃非正規にも関わらず一人で二人分ぐらい働く羽目になっていたため、チケットと宿の手配は旅行会社が開いている時間に退勤できる友人に一任。
新幹線の駅で合流して出発し、いざ宿にチェックインというところでトラブルが火を吹いた。

二泊三日で申し込んだ旅行が一泊二日で手配されている。

切符ももちろん一泊二日、つまり二日目の超会議終了後の列車が手配されている状態。
宿の受付でそれに気付いたときの友人の

「ハァ!?」

という声と来たら、絶望感でいっぱいであった。

友人と話をしてみたところ、日本旅行だしと信頼していたり、そもそも友人も引き受けた直後に仕事が立て込んだために電話で予約をしたりで未確認と行き違いの結果がこれだよ!ということらしかった。

現在我々にできることといえば、日本旅行に電話して相談するか、そのまま一泊二日で帰宅するか、のどちらかなのだが……

日本旅行からは泣き寝入りしろという返答が来る

単刀直入に言えば、日本旅行からは泣き寝入りしろという返事が来た。

  • 出発してしまったあとなのでもう何もできない
  • 切符の払い戻しも変更もしない
  • なので二泊目の宿は自分たちで探せ
  • 切符は自腹で買え

ということである。
日本旅行の担当者のミスだろうにということはさておいて、これでガチギレしているのが友人である。
というのも今回の旅行を二泊三日にしたのは、三日目の自由行動の時間を作るためだったから。
ニコニコ超会議に合わせ、三日目の月曜日が休みの同ジャンルの住人同士で集まろうという企画があったのである。

基本的に東京住まいの人というのは脳内の地図が東京で完結している。
なんせ大抵の公式イベントは都内だし、出かけていく必要がそもそもないからだ。
そのくせ地方で公式イベントがあればなぜ都内でやらないのかとクレームを付ける様は滑稽にさえ見えるけれども。

で、東京へ出てくるというのは旅費的にも休みの日数的にも結構大きいものになる以上、遠征民はだいたい時間を有効活用したいと思うようになる。
この機会にコラボイベントに行こうとか、都内でやっている展示を見に行こうとか。
今回の友人もまさにその例で、このオフのために三連休を取り、三日目に自由行動の枠を作って参加したかったわけである。
(ちなみにその間自分は自分であちこち足を運ぶ予定だった)

確認しなかった友人の手落ちがないとは言わないが、チケット自体が届いた日付自体ギリギリもいいところだったので、どの道リカバーの手段はなかったと思う。
(※自分や友人が住んでいるあたりは基本的にゆうパックが二、三日遅れて届くエリア。
 つまり発送元に送り返して再発送とかやってると出発日をすぎる可能性が非常に高い。
 理由は郵便局にしかわからない)

今回の場合、自分はまだいい。
オフで集まろうとかそういう予定は入っていないから、行きたいところのうち一店だけピックアップしてあとは諦めることもできる。

が、友人の場合はそうではない。

文字通り千載一遇の機会でのオフである。

彼女がどうするつもりかはプライバシーのために伏せて置くけれども、うまくいくように祈るばかりである。
(なおここまでの文章でもそこかしこにフェイクが入っています)

ちなみに『本当に何もできない』のかは疑問が残るところ

個人の経験なのだが、一度日本旅行のミスで切符のバッティングが発生したことがあった。
始発駅で発車待ちの車内で自分の指定席へ向かうと、もうすでに一人座っているのである。
私も相手も同じ席の指定券を持っている、というギャグのようなシーンだが、混雑する時期の上お互い大荷物だったんでどちらも譲りたくない。
結局発車まで時間があったのをいいことに駅から電話をしてもらった上で指定席の変更をしてうまく収まった記憶がある。

なので、本当に何もできないのか、という点には疑問が残る。

単純にこれが電話に出たやつが面倒臭がってそう言っているだけなのか、ミスを隠したいだけなのか……

とりあえず明日の超会議だけは友人にも心から楽しんでほしいと思うばかりである。

ランサーズの闇が深いのは知ってたけど刀剣アンソロ(※二次創作)の表紙まで依頼されてた件について

依頼主のSAN値は0なの?死ぬの?

タイトルで出オチだがまあそういう話なので同人界隈に興味のない肩には申し訳ない。

ランサーズやクラウドワークスなどのいわゆるクラウドソーシングサイトというやつは闇が深い。  

  • DeNAが炎上沙汰で後始末に追われる羽目になったWELQ系のコピペ記事量産依頼
  • アフィリエイト目的のねずみ講マルチ商法の勧誘
  • 転売目的の購入代行依頼
  • どう見ても割に合わない&犯罪の匂いのする荷物の輸送・発送依頼

などなど、世の中の低収入化を全力で推進しているような地獄絵図。

例えばこれ、広島での荷物の輸送依頼。

【広島市在住の方限定】☆自家用車必要です☆倉庫より商品引取り→指定場所へお届けの依頼/外注 | ポスティング・DM・発送作業の仕事 | ランサーズ

広島の地理は明るくないのだけれども、荷物1個ではなく1回の往復(※荷物は5~10個)で400円とか悲しすぎやしませんかね。
それを月に20回だからほぼ毎日やって約8000円の収入。
都度払いだとしたら毎度ワンコイン受け取って帰るわけだけど、それぶっちゃけ子供のお小遣いレベルでは……?

いやあ運送系は闇が深いな、いろんな意味で。
これおそらく業者に頼むのをケチってるんだろうけど、こんな発送元使いたくないわー……。

さてそんな闇が深いランサーズ、いわゆるゴーストライターとか夜のおかず(意味深)用に自分専用のエロ小説を書いてくれとかの依頼もちょこちょこ流れてくる。
これに関しては一度このブログでもネタにしたことがある。
とある個人サイトに掲載されている男性向けエロパロ作品の続きを読みたいから書いてくれ、というトンデモ依頼だ。
依頼文にある情報からキーワードを考えてググるだけで一発特定が可能という頭の痛い案件で、取りあえずそのポークビッツをしまえよ、とツッコんだのを覚えている。

性欲を持て余す発言が許されるのはスニーキングミッションのプロだけですよ。

ただまあさすがにこういう露出魔的な依頼をランサーズに投げ込むマジキチはそうはいるまいと、あの記事を書いた当時は思っていた。
というか信じたかった。
近頃ではツイッターと連携するお題箱というサービスも出来たし、ツイッターやPixivに出入りしていればニッチな趣味でも意外と同好の士を見つけられるもの。
逆にトラブルの類もツイッターで共有されることが多いので、不慣れな人でもツイッターをやってるうちに何となく屋っていいこと悪いことの判断が付くようになってくる……

と思っていたが世の中そうでもなかったらしい。

そりゃあそうだ、何せジャンルは刀剣乱舞こと盗権乱舞
ソシャゲによくある『何かどっかで見た/やったことあるシステムだなあ』どころか、企画書丸ごとコピペで作った丸パクリ芸無である。
企業相手に強く出られなさそうな個人の作品や登録商標福助)まで盗作元にして作り上げられた盗作の塊。
公式のそうした態度も萌えさえあれば何でも許されるという考えの持ち主ぞろいのゴミ溜めだけあって、やっていいこと悪いことの判断能力はなかったようである。

はいドン。

www.lancers.jp

今回は画像多めなので折り畳み。

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アナデンの千葉繁が私をめった刺しにしている問題

本格的にぶっ殺しにかかってきている

そろそろハチの巣になってしまうだろ!

公式サイトを見たところ明らかにネタバレになってしまうだろうからとりあえず中の人で。
いやホンマにこれシナリオがぶっ刺しに来てるってこれいろんな意味で。

あのね、ほんとあの、マジでクロノ・トリガークロノ・クロスと合わせてやって。
ていうかあの、平行でもいいし先にクロノシリーズをプレイしてもいいからあっちの世界に触れた方が絶対楽しめる。
PSストアのダウンロードででもDSででも構わんからとにかくやるんだ。
もういろいろ語彙力が足らんというかネタバレしないように語ろうと思ったら何も言えなくなるんだ、うん。

アナザーフォース解禁あたりまで行った人には分かると思うけども!

あの落っこちた先にお住まいの人がですね!
全面的に破壊力すごすぎだから!!

この人連れてアナザーフォースやったらすごい嬉しいことなるから!!

取りあえずガシャを回す

レベルを上げてガッツリ強化すれば多分シナリオ加入(プラス最初に回すガシャで引いた分)の三人で進んでいけると思うんだけれども、ガシャ一回やりました。
ちょっとね、前のところでレベル上げ足りなかったよね。

面白いからってシナリオの先を求めて突撃しまくったのがまずかった。
ついでに言えば育てるのに苦心して猫に引きずられまくったのでもう少し早く安全なところで回すべきだった。

しばらくの間最低限の人数で突っ走っていたので分からなかったのだが、FF10よろしく前衛と控えの交代システムを搭載しているところにかなりの章数をクリアしてから気付く。
編成6人のうち2人は後列で待機している状態なのだけれども、この控えがアナデンにおける戦略のミソらしい。

というのも、アナデンには回復アイテムがない。
ストーリー最序盤で手に入るお弁当以外今のところ手に入っていないのである。
長丁場になりがちなダンジョンには休憩できる場所(回復スポット)が用意されているのだが、今のところ各ダンジョンに一個、といった感じ。
(まだそこまで長いダンジョンには遭遇していないともいう)

ではどうやって回復するのか。
最少人数で突っ走っている間は不思議に思いつつ仲間のスキルで回復。 消耗して来たら街とダンジョンの往復運動(ワープができるから割と楽)を繰り返していたのだけれども、これを解決するのが控えの存在だった。

毎ターン毎ターン控えの枠が緑に光るので何かと思っていたら、これ『回復している』という意味だったのだ。
つまり

  1. 戦闘中にHPMPが減ってくる
  2. 『チェンジ』コマンドで控えのメンツと入れ替える
  3. 控えに入ったメンバーは毎ターンHPMPが回復する
  4. 十分回復したら前衛へ戻す

を繰り返すことで回復アイテムを使わずに長丁場を乗り切るシステムだったのである。

ちなみに前線のメンバーが倒れたら控えのメンバーのコマンドで『上がる』を選べば前線に上がってきてくれる。

そらストーリー加入しばりみたいなことしてたら気付かんわこれ。

ゲームオーバーというか、全滅した場合は石でコンティニューするかリタイアするかのニ択。
リタイアしても最寄りの街へ戻されるだけなので安心して猫に身を任せられる。

ちなみに武器・防具に関しては材料の在庫がないと作ってもらえない、クロノ・クロスの原始時代方式であることが判明した。
モンスターはゴリゴリ狩って素材を武器屋に売りましょう。

アナザーフォースの話

それにしてもあの×はズルすぎだろ……。
何あれ、シナリオメンバーでアナザーフォースぶっ放したらああなるの……?

シナリオを進めると使えるようになるアナザーフォースなのだが、仲間と一緒にMP消費なしでスキルを使いまくり、コンボを決めるというもの。
このアナザーフォース、公式サイトにある通り特定メンバーがいると必殺技をぶちかますことがあるのだが……。

ズルいやろこれ……。

としかいいようがない。

バトルのたびにゲージは初期化され、大体真ん中あたりからのスタートになるので溜めるとか持ち越しとか考えずにどんどこ撃つのが吉。

あまりにもズルいので新メンバーを入れてアナザーフォースを使うことにためらいが無くなりそうである。
いや、これ公式サイトもズルいんですよ……パーティーメンバーを絶妙に外してチョイスしてやがる……。

ホントあの、これコンシューマーゲーになりません?

アナザーエデン 時空を超える猫

アナザーエデン 時空を超える猫

  • Wright Flyer Studios
  • ゲーム
  • 無料

アナデンこと時を超える猫が私をめった刺しにしていく

気付いたら○時間過ぎてるんですよ……

最近配信開始された『アナザーエデン 時を超える猫』というスマホゲー。
これにものすごく反応したあるゲームのファン層がタイムラインをガタガタ揺らしていたのでダウンロードしてみた結果

自分もものすごくガタガタしている。

さてどういうことか最初から説明を。

このアナザーエデンというゲーム、スマホでプレイするシングルプレイのRPGである。
あるゲームのファンの人がツイートした内容がRTで流れてきたのでダウンロードして始めて見た。
この間のNifmo春ノ陣で半額で購入したZenfone3にインストールしてみたところ、『データをあらかじめダウンロードしておきますか?』というときどき見かける案内が出る。
まあスマホゲーだしそこまで対して時間はかかるまいと思ってダウンロードすることにしたのだが、これが時間がかかるかかる。
近頃詰まりがちな自宅の回線で所要時間約1時間ほど。

スマホゲーにしては珍しい数字である。
大抵のスマホゲーはもっとさっくり終わるんだけどなあ、と思いつつ開始……

結論から言おう。

ガチャとか抜きにしてお金を払わせてください。

ありがとうライトフライヤーズスタジオ。
ていうかこれコンシューマーでやっても勢いよく食いついたと思います。

移植でないスマホRPGでここまで時間を忘れさせられる一本があるとは思わなかった。
というか、この組み合わせはやっぱり間違いがない。

シナリオに加藤正人、オープニングテーマに光田康典

このゲームにガタガタしていた層がどこか、もうお分かりいただけるだろう。
クロノ・トリガー』『クロノ・クロス』のファン層である。

よく『スマホゲーを超える!』みたいなうたい文句を使っているアプリがあるが大抵は詐欺か誇張表現である。
JARO案件だ。
が、このアナザーエデンは実際コンシューマーで出されててもよかったレベル。
ダウンロードに一時間以上かける価値がある。
ホントガシャとか抜きで開発をサポートする、みたいな感じで課金する方法ないのかこのゲーム。

そういえばいつから我々は攻略Wikiとか攻略本必須になっちゃったんだろう

ユーザーがおバカになっちゃったのか、それとも開発側がユーザーを馬鹿にしているのか。
ファミ通に至っては自前で攻略Wikiなんぞ立てる始末。

はっきり言ってしまえば、このゲームに攻略Wikiとかリセマラはいらない
『アナザーエデン』でググるスマホゲーのお約束でリセマラとかがサジェストされるのだが、そんなものは無粋だ。
ダンガンロンパとかと同じでそんなもん見ずに突っ走るのが一番正しい。
間違ってもコピペパクリまみれのNAVERのクソみたいなまとめとか、ライブドアあたりで乱立される○○速報みたいなアフィブログや攻略Wikiなど見てはいけない。
ツイッターで検索するならせめて自分がクリアしたエリアの名前だけにするんだ。

おいそこのお前はもしやヌゥなのか!?
はなびらか!角か!牙とか羽なのか!!
クロノ・トリガーをプレイした人には分かる奴)

全ては猫のお導き。
猫に身を任せるのだ。

効率とか強いユニットとかそんなことを考えてはいけない。

それは間違いなく、このゲームの楽しさを損なう。
このゲームをやるとき、プレイヤーの手の中にあるのはスマホではなくてれっきとした携帯ゲーム機だ。
プレイヤーはコンシューマーゲーと同様にマップを走り、ダンジョンを駆け抜け、バトルを繰り返してレベルを上げる。
ガシャ回しまくって大量に排出される低レアユニットや経験値ユニットを合成しまくるなんていう課金前提の仕様ではない。
このゲームに置いてガシャはそういうものではない。
『美麗なカード』とか『豪華声優』とか云々を出汁に延々実質0の確率を設定してユーザーから搾り取るようなやつではない。
電池切れになるまで数時間突っ走った自分が保証する。
これはれっきとしたRPGだ。

攻撃の属性に耐性があるかどうかは戦闘画面で確かめられる。
ガチャで引かないでも回復持ちの仲間は入るし、リセマラしないでもキャラを強化する術はちゃんとある。
というか、星の数が少なくても立派にメインを張れる。

やっぱりさ、ゲームは攻略本とか攻略Wikiとか見ないでプレイするのが一番ワクワクするよね。

そういう一番の基本というか、初心をタイキックで思い出させてくれるゲームがアナザーエデンである。

ファミ通とのコラボクエストの話

ところで余談だが、ファミ通とのコラボクエストの話を添えよう。

ネタバレしないように言うと、

「そこに隠し通路あるぞ」
新聞を読みながら教えてくれた親父は、昔、光の戦士だった。

まさにこれ。

いいからアナデンをやるんだ、コラボクエストまでもがいいシナリオだから!

もし突っ走ってみて興味を持ったならぜひクロノシリーズもやってほしい

クロノ・トリガークロノ・クロスのシナリオ担当の人だけあって、嬉しい小ネタがちらほら見える。

最初期に出てくるあの人とか、毎日目にするアレだとか。
殺された未来をうんぬんなんてクロノ・トリガーをプレイした人をめった刺しにすること間違いなしである。

ちなみに自分はDS版とSFC版をやったのだが、スクエニは何故か一部効果音を削除している。
何で削除したんや。
もしこのゲームをやってクロノシリーズに興味を持ったなら、というか、このゲームが面白いと思ったらクロノシリーズはやって損はない。
というかやるべき。
キャラデザが鳥山明で可愛くないとかそういう問題ではない。

ああ、シルバードのテーマが聞こえる……。
あのメインテーマが脳内再生される……。

超時空親子喧嘩の曲とともに黒い風が……。

充電を待ちつつレトロ互換機をぽちりかねない心理状態になってきたので、ビックカメラ駿河屋のウェブサイトにアクセスしないうちにブラウザを閉じよう……。

転職サービス系の人が掴めるインセンティブを逃すとき

いや、自分サービス利用する側なんですけどね。

割と有名な話として、転職サービスのエージェントクソ求人ばかり寄越すのは成果報酬に目が眩んでいるから、というのがある。
紹介した人が就職すればその人の年収の何割相当だかがインセンティブ(歩合給とか報奨金)としてゲットできるので、

  • 仕事内容と希望が合致しているか?
  • 職場の環境はどうか?
  • ていうかそこ現実的に通勤可能ですか?

てなことを無視して報酬の高いものを勧めがちなのだという。

転職エージェントがそんな暗黒面に堕ちてしまいがちなのも無理のない話というか、理由が想像できないわけではない。
おちんぎんは大事だからね、しかたないね。

おちんぎんいれてもらえないと住所がわからなくなっちゃう。

ただ転職する側はエージェントのインセンティブより大きなものがかかってるわけで、使う前に評判をググってみるぐらいはもはや常識と言ってもいいかもしれない。
それでも結局、地元の求人誌や求人チラシ、ハローワークの求人を見るのに比べたら……うん。
質と量の点で転職サイトや転職エージェントの方がはるかに上を行っているのは間違いないので、使った方が建設的なのだ。

直接担当が付く、というのは利点ばかりでもなくて

転職サービスに置いて『担当が付く』という状態には幾つか種類があるようで、

  • 求人を出している会社に担当が付くタイプ
  • 面接講座とか履歴書チェックみたいなものにその時その時で担当が付くタイプ
  • 職を探してる側の人に担当が付くタイプ

この三つをよく見かける。

一見すると三番目、『職を探している我々に担当者が付く』というのが一番いいもののように見える。
応募する会社によって担当者が変わることがないので、やり取りを繰り返すうちにお互いわかり合えて来そうな気もする。
何曜日は休みですから、この時間は電話に出れますから、みたいなことを繰り返し伝達する必要もない。 そもそも丁寧に扱ってもらえてるように感じられるので安心感もある。

ただ問題は、ハズレを引いてしまった時のリカバリー手段がほとんどない、ということ……。

例として某port系転職エージェントさんを挙げてみよう。
このエージェントさんでは個々に担当が付く、もちろん夜猫にも付いた。
ただ前にもネタにしたがこの御仁、近年まれに見るハズレ枠としか言いようがないレベルでお粗末なのが玉に瑕、もとい家の基礎にシロアリの巣。

  • 特に雑誌を買わずともその筋のサイトを見てれば手に入るレベルの話題を把握していない。
  • ごく一般的な話題さえ把握してないのを恥じている様子すらない。
  • 面談の時点でそもそもこっちの希望と全く関係ない方向の案件を嬉々として持ってくる。

などなど、もう面談開始五分でハズレ臭が室内を包み込む状態。
あとあと何度かやり取りをしてみたりもしたのだが、うん……。 さらに追加案件が出てくるとかいらないですから……!

追加のハズレ案件、面接のときに受けた説明と現在言ってることが全然かみ合わない。

どういうことかというと、すると言っていたサポートをしないと言い出す掌180度回転案件である。
面談の際に『我々はこういう点でサポートをしますよ』とサンプル付きで言っていたことがいくつかあるのだが、そのうちの一つについて
『我々はサポートできません』
というメールが先日飛んできた。
未経験ジャンルへの転職でここが抜け落ちるのは非常に手痛いのだが、個人的には驚き3割『まあそうだろうね』感7割といった感じでそこまでダメージは大きくない。

というのも、このハズレエージェント氏、面談の時点で要るものを要ると言わなかったり要らないものをご用意くださいと言ってみたりで、発言をどこまで信じていいのかわからないのである。
掛けると言った電話がかかってこないこともあるので、まあサポートの一つや二つ受けられませんと言われてももはや驚くまい。

夜猫知ってるよ、こういうタイプの不慣れな新人は上司に相談しないで自己判断でそういうメールをぶっ放し、あとからばれてめっちゃ怒られるんだ。
することになってるけど自分じゃ処理できない(あるいは面倒くさくてやりたくない)から『実はできなくなっちゃったんですよー』ということにして誤魔化そうと試みるんだよね。
こないだ一人それで減給処分になったんだよ、今の職場……。

この人に金落したくないなと思われたら転職エージェントの負けなのでは?

ここで最初に書いたインセンティブ(歩合給)の話に戻ろう。
転職エージェントは自分の紹介で就職が決まれば、紹介した人の年収の何割かが成功報酬としてゲットできる。
(だから転職サイトとかで載ってる仕事はある程度以上の年収のものになる)
私は年収が上がってにっこり、会社は採用が出来てにっこり、エージェントはインセンティブが入ってにっこり。
うまくいけばこういう三方一両得の構図が出来上がる。 (もっとも転職エージェント側が得をするように考えて転職する人はそうそういないだろうけども)

この成功報酬の仕組みを知っている状態で担当の人が付いた今、一つ考えていることがある。

このハズレエージェント氏には安心して我が身を任せられないし、回ってくる求人のチョイスを信用できない。

ぶっちゃけもう他の人に担当を変わってほしいとさえ思っているし、オススメされる求人以外にも自分で目を通してもいる。

だって考えても見てほしい。

このハズレ野郎はいろいろ格好いいことを言ったが、本当に自分の転職をちゃんとサポートしてくれるのか?
最初は受けられると言われていたサポートの説明にしたって、このハズレエージェント氏が自分でやったものではなくて、先輩エージェント氏がやったものを使っての説明だったし。
他のサポートについては受けられないとは言われていないものの、いつ『受けられません』と言われてもおかしくない。

もしかしたらこのハズレエージェント氏が余計なことをしたばっかりに受かるはずだったものが受からないかもしれない。
希望に合った求人だと思って受けたらクソみたいなハズレ求人かもしれないし、その時にはハズレ野郎は成功報酬を受け取ってほくほく顔かもしれない。

かもしれないだらけだけれども、ないとは言い切れない。
ここまで想定して、ふと気が付いた。

つまり自分はぶっちゃけこのハズレ野郎にお金(成功報酬)落としたくない(=こいつのサービスを使いたくない)。

自分がそう考えていることに。

『ここの店売り場が汚いから買い物に来たくないわー、他のところにしよう』と思われたら店の人の負けだ、と職場で言われたことがある。
これが転職サービスや転職エージェントにも当てはまるとしたら、『この人使いたくない』と思われたらその人の負けなのではないだろうか。

うーん、担当を変わってもらうことってできるのだろうか……。

気絶しそうなほど悩ましい系絶世の美女神のフィギュアがアトラスから出るってよ

SJリメイクおめでとうございます

ちょっと日は開いてしまいましたがアトラスがまたやってくれたというかなんというか。
ストレンジジャーニーリメイクと絶世の美女神フィギュア降臨のお知らせが出て歓喜の雄叫びを上げた夜猫です。

ストレンジジャーニーというのは、メガテンシリーズの番外作ながらこれが真4でもおかしくなかったと言われるほどヘビーな一本。

  • 背景がドット絵調なのをいいことに背景で容赦なくグロ
  • とかく人が死ぬ
  • 初見の敵は何とグラフィックさえ未判別時専用のものが出るのでプレイヤーもとにかく死ぬ
  • 隊長ーーーーー!!
  • まさかの公式がバケツ

などなど、鍛え抜かれたマゾヘビーユーザーもにっこりの仕様。
何せ

『ノックしてもしもぉーし』

と銃をぶっ放したり物理攻撃を仕掛けたらそれがまるっと反射されて昇天、というのもよくある話なレベル。
まさに エブリバディ初見殺し
そんなSJがフルボイス&追加ルート入りで移植されるとあって、既に期待値がギンギンに天を衝いている人も多い。

個人的にはだいぶキャラの絵が薄味になったというか、特にゴア隊長の迫力が薄れたなあと思うのだが、あの声で

『ママ……』

が出るのならそれはそれで濃ゆいからバランスがとれる……のか……?

SJ、そして絶世の美女神

さてそんなSJに出てくる超絶美人な女神さまのフィギュアがアトラスから出ることになるそうで。
ええ、あの美女ですよ。
ブッダの悟りの邪魔をしたあの絶世の美女神様ですよ。

はいどうぞ。

ebten.jp

さすがアトラスッ!
そんじょそこらのメーカーには出来ないことを平然とやってのけるッ!
そこに痺れる、憧れるゥ!!

どこが女神だよ!!という抗議は残念ながらお受けできません。
なんせ作中で「何とも美しい女神との噂」と言われてしまってるので……残念ながら噂は現実化しなかったけれども。

お値段何と5万円!

……アトラスの本気火を噴き過ぎだとおもうんですよねー。

しかしこれを買う紳士淑女の皆様はどこに飾る、いや祀るのだろう。

まさかのチョイス

メガテンシリーズの看板悪魔、と言われた時に連想する悪魔はいったい何になるだろう。

真1から常連のケルベロス
アトラスのシールのマークでもあるジャックフロスト
それとも序盤の常連にして真3のヒロイン、ピクシー?

クーフーリンやら大天使系、閣下まで人によって様々だろうけれども、だからといってまさかのマーラ様チョイス。

25周年を記念するフィギュアにこのギンギンにご立派な雄姿を持ってくるあたり、アトラスは相変わらずキレッキレというべきか、イカれてる(褒め言葉)と言うべきか……。

せっかくだからこの機会に、海外では配信されているというマニアクスやライドウを日本でも配信してくれていいのよ……。
あとNINEのリメイク……。

P3、あるいはP3Pとそれ以降のペルソナの功罪 ~あるいは年度末の修羅場に寄せて~

接客業も燃える

そらもうぐだぐだ本能寺よりぐだぐだに燃えている。
仕事のたまりっぷりもギンギンに突き上げられている。

思えば仕事の炎上というものは昨日今日始まるものではない。
半年前とか一年前の事象がここへ来て着火!とかいう、天かすをカゴに入れて油を切ってたら熱で発火したみたいな感じで始まるものなのかも知れないと、ここ最近の仕事を振り返って思うのである。

どういうことかというと

  1. 昨年度、かねてから予定しとった通り新規エリアに進出するで!!と会社がおふれを出す
  2. 一番初期の、新規スタッフが右も左もわかってない時期に対処するために職場を含む最寄りの既存のところから経験者を大量に出張させる
  3. 初手からトラブルに見舞われ本社の想定以上にえらいことになり出張と残業枠を消耗する
  4. 東京オリンピックに向けて新展開の布石を打つやで!ということでそこかしこ再編することに
  5. 異動のために人の少ない時期に入る(引っ越しの準備とか有給消化をしだすので)
  6. 年度末で残業枠の自転車操業をやる中、以前から変な人に粘着されていた人が身の危険を感じて異動願いを出して人手不足が加速
  7. 今ココ

せめて6番がなければもうちょっと柔らかい修羅場だったのだが……

接客業には稀によくある

名札つけて接客してるとよくくるお客さんに名前を覚えられたりするのはよくあること。
問題はこれがこっちへ向かって転がってくる地雷に変化することである。
『こちら当店の代表番号になりますので』と言って渡した電話番号を渡した人の個人の電話番号だと思ったり、通勤途中にいきなり声をかけてきたりするのはまだ入り口。
一ヶ月ぐらい洗ってないだろう臭うおっさんが話しかけてきたり駅で後を付いてきたりして、流石に上司と先輩方に頼み込んで裏方作業に回してもらったこともある。
うちは介護施設じゃねえんだぞ!

話がそれたのでもとへ戻ろう。

企業というやつはマグロである

この修羅場が何故起きたのかといえば、新拠点、新サービスが原因である。
ではそこら辺がなければ修羅場は起きなかったのか?

起きなかっただろう、多分。
しかしそれでは会社的にお先が暗くなってしまう。

マグロは泳ぎ続けなければ生きていけない。
企業は新しい商品/サービスを展開しなければ稼いで(生きて)いけない。

それはアトラスにも言えることだし、個人的に低評価な副島ペルソナにも言えることなのだ。

考えてみてほしい。
乾電池や電球なんかの消耗品ならともかく、毎月一台トラクターを買う人はいない(転売ヤーは別として)。
いくら名作のゲームであっても、一人あたりが買う本数というのは限られている。
エディション違いで買ったりプレイ用保存用布教用と買ったりしても、これ以上売れない(というか、買われない)ラインがある。
ねずみ講が破綻する理屈から引っ張ってくれば、地球上のゲーム人口がある程度限られている以上頭打ちは必ずある。

だからゲーム会社は新作を作るし、ソシャゲは新キャラや新イベントを投入し続ける。

そういう意味では、アトラスは世界観はどうあれ新作を作らなくてはならなかった。
ついでに言えば、悪魔絵師金子一馬の『次』を育てなければいけなくもある。
どんなカリスマだって定年退職の日は来るし、亡くなる日も来る。
最も悪魔絵師の場合、コスモス畑を通って魔界へ旅立つだけなのかもしれないけれど。

副島はクソだけどP3P4には功もある

思い返せばすでに3年が経つ話になるのだが、アトラスクラスタを絶望の底に叩き込んだ事件があった。
そう、かつてのアトラスの親会社、インデックスの倒産である。

それもただの倒産ではなくて、粉飾決算の末の倒産。
『とある企業の粉飾決算(インデックス)』状態である。

この当時は権利だけコピペ盗用でおなじみDeNAGREEが買うのでは、とかいろいろ悲観的な観測が流れていたのだが、最終的にはセガに拾われて株式会社アトラスになり、今に至る。
女神転生ならぬアトラス転生である。
ありがとうセガ
おかげでこんなダークサイドは見ないですんだ。

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スピンオフをお手軽量産できるライトな(ペラいともいう)シナリオの作りが功を奏したのか、一時は『番長が過労死するよぉ!』と言われるほど派生作品をポコポコ出していたアトラス。
末期のインデックスはおそらくアトラスの稼ぎで食いつないでいたのだろうけれども、それは同時にアトラスの首の皮も繋いでいたように思う。

売れるゲームを作る会社、アトラス。

だからこそ、セガは身元引受人になっても株主に説明できると身元引受人に名乗りをあげることにしたのではないだろうか。

副島のクソさを抜きにして、少なくともそこは功だと思う。

未プレイだけどP3Pの別の功を語る

ソフマップで安売りしてたのは買ったけどまだプレイはしていない前提で聞いてほしい。

おそらく女性主人公の、いわゆる乙女ゲーム(※女性向け恋愛ゲー)要素のあるもので

  • ヌルゲーでなく
  • 買い時がはっきりしていて
  • しっかり完成している

ゲームである、という点においては貴重な一本なのは間違いない。

基本的に女性向けゲームというのはぬるい。

シナリオの大半が使い回しで既読スキップを使うとこれでこの値段かと愕然とするほど短かったり
システムそのものがぬるくて別にこれアプリゲーでもよくね?というレベルだったり
続編で謎の改悪が大量発生したり

ということに悩まされなくてすむ。

マニアクスチームが手掛けた戦闘ならやりごたえは保証付きだし、
アトラスはそもそも移植の多い会社ではないから自信を持って『いつ買うの?今でしょ!』出来る。

遙かなる時空の中で3』みたいに数年に一度の追加要素入り移植、ちなみに今回で通算6度目が登場するような事態には絶対にならないという確信が持てる。
それがどれだけ珍しいことか、多分男性ゲーマーにはあまりご理解いただけない。
(※遥かシリーズ:SFC時代からの乙女ゲーの老舗、ルビーパーティーの作品の一つ。
 ただしルビーパーティーはキャラも中の人も違う主人公の作品で攻略対象として使いまわした上、リメイク商法の重ね撃ちというダークサイドの先鞭をつけたりもした。
 個人的に買い時がわからなくて結局手を付けないメーカー筆頭格)

……こうして考え出すと国産乙女ゲーの闇が見えだすからやめだ、やめ!

だが副島、お前はギルティだ

アトラスの首の皮を繋いだ作品に罪はない。
あるとすれば副島に罪がある。

キタロー最強発言といい、P3Pのためにわざと劣化移植したとしか思えない異聞録といい、旧作ファンを大事にしないのはいかがなものか。

お色気カットをゲーム内に量産している暇があったら、罪・罰ぐらいパンチと毒の効いた絵とシナリオを用意しろと金子一馬ファンとしては言いたい。

あと、悪魔絵師の画集の発売日の決定を心よりお待ちしております。

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