Windows 10 mobile、お前死んだのか
sideMの話をしにきたらこれだよ!
HTMLy - Just another HTMLy blog
HTMLyのテストがてらアニメ版sideMの感想をこっちに書くよみたいな話書こうと思ったらお前……!
まあせやろな、という感じ
Microsoft の中の人が Windows 10 Mobile 終了を宣言した話 - 古事連記帖
さらば窓Phone 旅立つ先は 以下略。
一時期、ビックカメラで投げ売りされていた1万円以下の端末を使っていた身としてはまあ、せやろなという感想しか出てこない。
何しろまあ、使いにくいOSだった。
大手アプリメーカーの純正アプリは一部機能を削られ。
シェアを取られたくなかったのかろくなブラウザはなく。
今日日当たり前のように使われている日本語入力周りのアプリもない。
地図ひとつまともに搭載していない。
というかそれら全て以前の問題として日本語のフォントひとつまともに表示できない。
原稿書きに使えるかと思って安い端末でつかってはみたけれど、そういう点で擁護のしようが最初からなかったのである。
要は『うちの子びいき』が過ぎたOSだった
Win10mの話になると時々見かけた意見に、PDAとかにあぐらをかきすぎたんだよアイツは、というのがある。
もちろんそれもあるだろうけれども、結局のところスマホとして何が足りなかったって、『アプリに対する公正な仕様』が足りないのが破滅の理由だったのではないだろうか。
SafariにしろGoogle Chromeにしろ、対立勢力として有力な大手ブラウザはストアにならんでいなかった。
マイクロソフト以外の会社が作ったアプリ(Evernoteとか)だと範囲選択すら出来ない。
(なのでカーソルボタンを搭載したキーボード付きメモアプリなるものが存在する)
そのくせapp storeやGoogle playのアプリを移植させるためにどうちゃらいうプロジェクトは立ち上げる。
だというのにOnenoteのデータが文字化けして読めない騒動なんてのは何度も起きる。
つまるところ、OSの基本性能やら使い勝手を向上するのではなく、動作を縛ることで自社製アプリを使わざるを得ない環境にしていたわけだ。
まあそんな状態で実力のあるアプリが移植されるわけもなく、Win10mのストアはChromeやSafariなどの有名どころのアイコンを使った個人作成のアプリやらなんやらがごろごろ転がる無法地帯と化した。
正直企業向け端末としてすらやっていけないんじゃないの、このOS。
ゲームの品揃えが致命的
いわゆるソシャゲの類さえ全くないと言っていい状態だったのもある。
Facebook必須的な意味でのソシャゲは大量にあったのだが。
というか、仕様としてFLASHを見られないedgeぐらいしかまともなブラウザがなかったために、ブラウザでプレイできるソシャゲさえまともに動かないOSだったのも致命的だったと思う。
かつて艦これがアプリ化される前、提督勢が外で提督業するためにWindowsタブレットを買い求めた時代があった。
垢BANの危険なく着任できる手段がこれしかなかったから、なぜか日本では窓タブが売れる、みたいな状態になったわけだ。
それで窓スマホにも提督たちは着目していたわけだが、結果はかくのごとし。
当時のブログなんかを見ると、『Windowsのスマホだと艦これできないから注意な』みたいな注意書きがちらほら見える。
さてブラウザゲーでないものはどうかといえば、これもソシャゲ、ソシャゲでないもの含めて割とダメダメ。
なんでこうなったのやら。
大手が突っ込んでこなかった理由は知らないけれども、多分Windows10mobileのアプリ周りの仕様も一因だったんじゃないだろうか。
実はWindows10mobileのアプリ、アップデートが一斉配信ではない。
まさかサーバーの費用をケチっていたのではあるまいか。
Onenoteの文字化け騒動の際の話をしよう。
ある人がアップデートで改善された旨のツイートをしていたのですぐにアプリの更新を確認したのだが、更新のこの字もない。
結局待つこと半月ほど経ってようやくアップデート欄に表示されたのだが、この調子だと全ユーザーに届くまでどれだけかかるやら。
つまりゲームで意図しないバグが見つかって修正をかけたり、追加データの配信をしても、全てのユーザーが受け取れるまでにものすごいタイムラグがあるわけだ。
これじゃあ商売にならん、とプラットフォームごと見捨てられたとしても、あまり不思議はない。
結局のところ、何もかもがまずかった
そんなわけで、一般ユーザーが使うにしても何もかもがマズイOS、それがWin10mだったのだと思う。
法人向け用途にもこの状態では多分耐えないだろうし、もし法人向けにはまともなOSを提供していますとかいうんだったらそれはそれで問題だろうし。
それを最初から一般向けにも出せよと。
ともあれ、さらば窓スマホ。
安らかに眠れ。
SURUGA銀行とくっそもめた結果やっぱり問い合わせの応対には年配の男性を指定すべきだと悟った知人の話
某ワークPortさんも担当にはそういう指定をかけるべきだったけどさ
EOJのテレビ&ニコ生放送でガバガバになった涙腺がまだ思い出しガバするんだよお、という知人とのやりとりの最中にふとネットバンキングの話になった。
田舎の地銀とか信金信組というような部類はどうしても新しい技術の導入が遅い。
ついでに言うと商品の取り扱いも満足のいくレベルではない。
地方住まいのオタクとか、ネットオークションやらマケプレで古本とか中古品(カメラとか)を買う人にはお心当たりのある向きも多いのではないだろうか。
どういうことかというと、
- 未だにネットバンキング非対応(働いていると振り込みに行ける頃にはATMが閉まる)
- VISAデビットどころかクレジットカードもない
- 定期預金を始めとした商品の金利の小数点以下の0の数字が一個か二個多い
などなど、ちょっとしたネットでのお買い物に欲しい機能が一つもないというのもよくある話(っぽい)。
近頃のご時世に対応してネットバンキングに対応しました!
みたいなことを威勢よくHP上で告知していたりしていても、実店舗では全く告知していない、なんてケースも。
まあ何しろこの手のローカル金融機関って割と客層がご高齢、『インターネット?なにそれ農機具?』状態なので、
- ネットバンキングを実店舗で案内したら余計な仕事が増える(インターネットの使い方から始まる)
- 実際店頭の行員はもちろん上層部にさえ教育なんかしてないから聞かれても困る(※その割に電話や店頭での申し込みが必須だったりする)
- そもそも行員がお客様と同じく『インターネットバイキング?』みたいなレベル
最後に至ってはそんな惨憺たる有様で金融機関やってけるのか?と言いたくなるが、ローカルの中小企業相手に給与の受け取り口座とかやれてれば安泰だからね、しかたないね。
いわゆる都市銀行、UFJとか三井住友銀行みたいな大手銀行ならその辺の教育もしっかりやっているのでよっぽど新人でない限りは大丈夫っぽいけど。
店頭のパンフレットにネットバンキングのこと書いてたりするし。
このような状態なので、そもそも田舎の金融機関のネットバンキングサービスはクソ使いにくい。
というか申し込み時点ですでに根比べ確定案件。
かくいう自分もネットバンキング、というかネット銀行ユーザーなのだが、
- そもそも地元の銀行でネットバンキングに対応してるところがなかった(一番早かったのがゆうちょ)
- 当時給料の振り込みに使ってた銀行でクレジットカード作ろうとしたら当たった行員がいろいろ余計なものを勧めてきた
- 当時の職場、まさかの給料の振込がクレジットカードサービスやってない金融機関オンリーだったので月々の支払いが面倒くさかった
などなどの事情から初めて自力で開設したのが当時のイーバンク銀行(現楽天銀行)。 のちに手数料の爆上げからスルガ銀行のVISAデビットカードに乗り換えて今に至るわけだが、このスルガ銀行、意外なところがダメダメだったという話を聞いた。
まあネットバンキングの有名どころとは言っても、所詮は地銀というべきなのか……。
同じくスルガ銀行某支店ユーザーの知人、キレる
似たような事情からネットバンキングの必要に迫られてスルガ銀行のユーザーになっていた知人。
この知人の場合はVISAデビットカードを作りたかったが地元で提供しているところがなかった、というのが理由。
この度ちょっと大きめの臨時収入があったので定期預金を組もうと思ったのだが、まあ上で書いた通り小数点以下の0が一個多いという理由から地元銀行に預けるのはやめて、取りあえずスルガ銀行で定期預金を組むことにしたそうである。
- 知人はVISAデビットカードユーザー(あまり使わない)
- ちょっとした臨時収入を定期預金に組む
- このとき、既存の残釜もまとめて定期預金に入れる
その後数か月たった友人、もろもろの事情によりVISAデビットのカードを使って大きめの買い物をすることに。
本来なら別に持っているクレジットカードを使うところだが、その時に他のカードを忘れてしまったためにVISAカードの出番と相成ったそうだ。
スルガ銀行のVISAデビットカードには貸し越しサービスというものがあって、普段は普通預金から引かれるのだが、残高が足りない場合は貸し越しになる。
で、貸し越し分は月々の決まった返済額が毎月最初の営業日に引き落とされる。
さて、この時友人の普通預金は残高0。
(※まとめて定期預金にしてしまったので)
ということは使った金額が全額貸し越しサービスの対象となるので、月々決まった金額(約定額)を返済することになる、はずだったのだが……
月末の給料日直後に返済額分を入金した知人はふとおかしなことに気付いた。
普通預金口座に謎のマイナスが発生している。
本来であれば(知人の経験によれば)
- 普通預金に残高があるときにVISAデビットを使うと残高が減る
- 残高が0のときに貸し越しサービスを使って買い物をした場合、普通預金口座の残高は0のまま貸し越しでVISAデビットの利用分として付く
- 残高が0で使ったので本来残高0のままのはず
- というかそもそも買い物した金額と合わない
- これと言って何かの振込や引き落としにも使っていないからそれでそっちのマイナスが付いたわけでもない
さてこれは何ぞ、という状態になった知人は早速電話をかけた。 これが二時間にわたる血管虐待の始まりになろうとは知人は思いもしなかったのである。
続きを読むEOJ劇場で観に行ってきたから感想叫ぶ
(連続遠征の)覚悟はいいか 俺は出来てる
久々のブログで唐突にこんなことを言いたくなるレベルでいい映画だった。
EOJといきなり略語で言われてもわからない人向けに説明すると、EOJというのは
『アイドルマスターsideM Episode of Jupiter』
の略称。
ブルク系映画館で日数と館数を限定して上映されている40分ほどの映画である。
同時上映というか、これの上映前にもう一本、本家アイマスの映画『輝きの向こう側へ』が上映されてからのEOJという流れのチアリング上映(サイリウムの持ち込みや声出し・声援OKのライブ感覚の上映)なのだが、
よくもやってくれたのう!!
と仁義なきPになってしまいそうなほどいい体験をした。
以下軽度のネタバレ。
そもそも『輝きの向こう側へ』は中の人の名前から取ってバネPと呼ばれるプロデューサーとアイドルたちの物語で、Jupiterはすでに961プロ(本家2で彼らが所属していた事務所)を脱退済み。
バネPが研修のために出立する前の最後の大型ライブを観に来る……といういわばチョイ役である。
EOJは時系列的にこのライブと被る時期の話となっていて、Mマスから参加した自分のようなPにも彼らの状況がほんわかと理解できるようにしてくれている。
ただしこの上映中に特典配布品のティッシュを開封する羽目になるPや中の人がいるわけだが。
要はめっちゃ泣く。
私はポケットティッシュを切らしてポテトに付いてきたウェットティッシュのお世話になった。
さてここでこれだけ泣かせたのだからさぞやEOJではJupiter担当PもそうでないPも涙腺の中身を搾り取られるのだろうと思いきや
むしろ腹筋と顔面の筋肉を持っていかれる羽目になってしまったのである。
以下重度のネタバレ。
続きを読むHerokuでインスタンスという我が家を(とりあえず)建てられた腐女子の話。
一体何がまずかったのかは未だに分からないが
とりあえず立ちました、お一人様インスタンス。
夜猫にちなんでねこドンと名付けてみました。
ねこです。
よろしくおねがいします。
(身も蓋もない収容違反)
この辺についてはまた別個に詳しく書くつもりでいるのだけれども、実はまだデータの永続化なるものは全くやっていない。 上げた画像もdynosを再起動したら消えてしまったし、マストドンの開発者であるオイゲン・ロチコ氏をリモートフォローしたが自分のタイムラインと氏の本垢ページで表示に差異があるとかいろいろおかしな点もある。
ただ、再起動しても消えなかったということは、文章は普通にデータベースとかに格納されているんだろうか。
うーん。
ちなみに一番参考になったのはzundaという人のドキュメント。
CreateInstanceOnHeroku · zunda/mastodon Wiki · GitHub
Webfoodとかいうところのはクソほど役に立たなかった。
なんであんなのに個人情報渡してインスタンスに登録しようと思う人がFacebook打倒できるほどいると思ったんだろうね?
自意識高すぎて墜落死するのでは?
バージョンアップしたのをビルドしたらついてきた嬉しいもの
検索避け機能が実装されましたよ奥さん!!(誰だよ奥さん)
これは管理者ページから実行する機能なので、おそらくpawooとか使ってると恩恵に預かれない。
検索避け必須のジャンルにお住まいの方とか、これはもう自分でインスタンスを立てるしかないのでは?
あるいは管理者権限の使えるMasto.hostさんあたりでインスタンスを立ち上げてもらって自ジャンルのインスタンスを作るのもよいのでは?
まだ試していないのでなんとも言えないけれども、やり方次第ではpawooのコードを自分のサーバーで走らせることもできるだろうし、やり方さえわかっていれば野良鯖ならぬうちpawooも作れるぞこれは。
(※ 大本のマストドンがオープンソースソフトウェアで、改造した人もコードを晒してねという改造に関するルールを適用しているため。
pawooももちろんコードを公開している)
秘伝のソースを継ぎ足し継ぎ足し、みたいな感じで、これいいなと思った機能は使わせてもらってオーケー、のはず。
もうちょっと勉強しておこう。
あとは連合タイムラインの検索機能がもう少し便利になればなあ。
賑やかなインスタンスにアカウントを作るのもいいけれど
ちょうどpawooを覗いていたときに、『ボクチャン様の精神に有害だからロリだのエロだのばっかり流してんじゃねえよ!』というトンチキなことを言っているアカウントを見た。
いや本当にこいつは一体何をトンチキな事を言っているんだ?
今お前のアカウントがあるのは国ごとの表現規制問題の議論のきっかけとなったpawooだぞ?
そのきっかけがエロだったことをまさか知らないのか???
本当になぜこのトンチキ野郎はよりによってpawooにアカウントを取ったのか。
おそらくは多人数で賑わっているインスタンスだから誰か一人ぐらいはボクチャン様を楽しませてくれるやつがいるだろうという常時受け身体勢(イメージ的には相撲取り体型に近いデブ)なのだろう。
なんとけしからん。
世の中のツイッターユーザーやマストドンユーザーはお前みたいなクソ野郎に消費されるためにそこにアカウントを作っているわけではないのである。
こう、誰かを(商売のためだったり娯楽のためだったりのために)消費される商品にしない、というのがマストドンの理念だろうに。
そんな事を言うんなら最初から地元のインスタンスなりなんなりに登録しておけというのである。
まあ、そんな理念の文章なんかを読む手合ではないだろうことは火を見るより明らかだけど。
あれだ、説明書を読まずに電池の種類間違えて液漏れさせたり発煙させたりして自分のせいなのに損害賠償をタカリに行くタイプだ。
さてそんな豚野郎のことはさておいて、自前のインスタンスを持つ、ということはきっとすごくいいことだと思うのだ。
部屋がきたねえと嘆いている暇があったら片付けろ。
マイナーな趣味で居場所がねえとか言ってる暇があったらインスタンスを立てろ。
なんならお一人様でもいいのである。
気になる人をフォローしているうちにゆるーく繋がれるかもしれないじゃないか。
お一人様でないのならツイッターなり何なりで布教すれば人が来るかもしれないじゃないか。
世の中にはホスティングサービスもあるぞ。
インスタンス作ってと頼むならMasto.host一択!
Masto.Host - Mastodonインスタンスのホスティングサービス
他にも2つあるけど、今実際に稼働してるのは多分ここだけ。
だいたい月600円ほど(海外の業者さん、日本語は通じるらしい)。
ここは無料で自分用のマストドンを立ててくれるコースも有るサイトだが、登録して一週間近くたっても返事がない。
一応サイト上では10分であなたのインスタンス作りますみたいなことを言っているが、 完全に嘘なので使わない方がいい。
おそらくただの屍のようだ。
運営元のホープムーン自体、ガラケー全盛期のコンテンツ以降ほとんど自前のコンテンツなかったようだし、技術が生きてるのか怪しい。
マストドンの無料構築サービスとしてITmediaあたりで取り上げられたこともあるHostdon。
ただ現在のところ、ここも死んでいるというか、息をしていないというか。
ばっさりやってしまうと現在登録受付停止中なのである。
ちなみに管理人氏のアカウントはなぜか自前のインスタンスではなく音ゲーマー向けインスタンスに存在する。
entyというパトロンを募集したりパトロンになれる系のサイトで支援を募っているようだが、これ、本当に鯖の管理費用に使われてるんだろうか?
ぐぐるとやってることがプロでないとか言われてるのが引っかかるけど。
初期のようなブームの間に稼ぎ倒して逃げるあれだったんかなあ。
とくに募集停止のお知らせみたいなのも出してないし。
と思っていたらどうやら複数のサイトで結構高額な援助を要求してる模様。
というか、支援のお礼が基本「音ゲーマー向けインスタンスに名前を載せる」ってなってるんですけど、これホントに大丈夫?
独自ドメイン使ってるにしたってそこお前の業(業者届を出してる)の本体じゃないでしょ?
やっぱり趣味に使い込んでんじゃないのかと思えて仕方がない……。
でなきゃサークルの諸経費に突っ込んでんじゃないのかこれ。
というわけで、現状自前のインスタンスをレンタルサーバー感覚で作ってもらえるサービスでまともに息をしているのは一箇所のみ。
対応も早いらしいので是非どうぞ。
いやあ、こういうのいじるのってわくわくするねえ。
Herokuでマストドンのインスタンスが立てられない腐女子のお話
お一人様インスタンスというものの存在を知ってトライしたのだけれども
マストドン、というオープンソースのSNSが巷を賑わせてから約3カ月。
Pixivが運営しているPawooがそのあまりのフリーダムさのためにあちこちから連携を切られたり、そこかしこでエンジニアの皆さんがいろいろブログを書いたりと言った熱狂も過ぎ、『マストドンの話とかもう誰もしてなくね?』という気の早い人も見かける。
自分用のおさらい的にまとめると、
- マストドンはGithubというところでソースが公開されているオープンソースソフトウェアを使ったSNS
- ツイッターにシステムは似ているが、いろいろ違う
- マイクラのマルチプレイサーバーのように、自前でインスタンス(サーバー的なもの)を立てられる
- なのでPixivのPawooやニコニコのfriends.nicoのような企業が立てたインスタンス以外にも、趣味やニーズに合わせたインスタンスがたくさんある
- 一つのインスタンスでアカウントを持っていれば、インスタンスをまたいでフォローもできる
こんな感じ。
さてここでティンと来たのが『自前でインスタンスを立てられる』という点。
最大文字数500文字とかいう140字を連ねてSSを書いたり何だりする腐女子に与えたらSSを量産できそうな余裕の文字数。
画像の投稿やちょっとしたGifアニメにも対応。
ツイッターの鍵垢と同様の非公開でフォローしてる人にだけ見れるアカウントも作れる。
これ、使い方次第では腐女子にとってすごく使いやすいものなのではないだろうかと。
インスタンスは自分専用にもできる
自分でインスタンスを立てた場合、新しいアカウントの追加を許可するかどうかを自分で選べるようになる。
新規アカウントの追加を許可しないようにすれば、『このインスタンスにいるのが私本人ですよ』ということができるわけだ。
(※インスタンスを誰でも立てられる仕様上、同じアカウント名で別のインスタンスに他人がアカウントを作ることもできる。
なので、ツイッターやピクシブのアカウント、自分のサイトから自前のインスタンスにリンクを貼ることで本人のものだと照明できる)
これって、ツイッターのような気軽さで、気兼ねなく、運営会社の都合で凍結されたりすることなく、好きなものを気軽に投稿できる場所がゲットできるってことでは?
非公開アカウントにすれば検索避けにもなるはずだし、さらに非公開トゥートにすればブースト(リツイート)的なこともされない。
余裕の文字数、自前のサーバー、広告の入らない上に検索避けも出来そうな俺専用ツイッターとかそれなんて楽園?
これはもう試してみるしかない。
そうだ、インスタンス、立てよう。
私の、私による、私のためのインスタンス。
ぶっちゃけ最近ドハマリしているジャンルではまたもマイナーなところへ飛び込んでしまって若干尻の座りが悪いのである。
またイベントに自カプの本がないとかこれはもはや業なのでは?
ともあれそんなインスタンスならば容赦なく長文を投げ、必要とあれば後々まとめることもできる。
そうと決まればレッツトライ。
大丈夫、世の中にはHerokuというナイスなサービスがある。
そう思っていた時期が私にもありました。
ググってみれば出てくる出てくる、『自前のインスタンスをただで立てる方法』。
マイクロソフトのAzure、アマゾンのAWSと言った、サーバーやWeb上で動くプログラムをお手軽に動かせるサービスを使う方法もあれば、上で書いたHerokuというサービスで立てるものも。
Herokuというのは、Web上で動くアプリを簡単に公開できるようにしてくれるサービス。
マストドンもWebアプリの一つなので、Githubのアカウントを作ってソースをデプロイ(サーバー上で動くようにする作業)すれば自前のインスタンスを立てられる。
……はずでした。
ググって出てきた情報を見る限り、GithubのDeploy to herokuボタンを押して必要な情報を入力すれば、それでインスタンスが立つはず。
Wiki系のものを一個Githubからデプロイしたことがあるだけの自分でも、これなら何とかなるんではと思い、ぽちっと。
テスト用であれば無料のあれこれでも立てられるっぽいことが書いてあったので、あんまり心配はしていなかったのだが……
これが何度やってもエラーに。
!
! Precompiling assets failed.
!
! Push rejected, failed to compile Ruby app.
! Push failed
えー、コンパイルできないって何ぞ?
ソースはGithubとコネクトしてるのに。
ログを眺めることしばし、原因はどうやらこれっぽい。
The latest bundler is 1.15.3, but you are currently running 1.15.2.
To update, run `gem install bundler`
なるほどバージョンが違うと。
コマンド打ってね、ということらしいのだが、一体どこで打てばいいのか探すと、どうもメニューから出てくるコンソールっぽい。
のでやってみると……
Fetching: bundler-1.15.3.gem (100%)
ERROR: While executing gem ... (Gem::FilePermissionError)
You don't have write permissions for the /var/lib/gems/2.3.0 directory
権限が無かった。
heroku runのコンソールを↑のコマンドを打つために使ったぐらいの経験値ではこれをどうすればいいのやら。
heroku本家のアップデートを待てばいいのか、それともどっかから設定変更できるのか?
あるいはhobbyから何かアップグレードしたりアドオンを入れればいいのか?
何かもう、何の前情報もなしに世界樹の迷宮のラスボス後ダンジョンに挑んでいる感が。
ホスティングサービスを使うという手もあるけれど、うーん。
AWSとかも考えないではない
マストドンAWS構築チュートリアル完全版|初心者から大規模運用まで
素人でもMastodonのインスタンスは立てられるかやってみた (1/2) - ITmedia NEWS
この辺とかも読んでみたのだけれども、SSHとかあの辺の経験が全くないのでセキュリティ面に不安が。
何せこの手の記事は基本何かしらの経験がある人の簡単レベルなので、ガチの基礎の基礎から、みたいな話がなかなか見つからない。
あと、これはグーグル先生の残念なところなんだけれども、アクセスが多い数か月前の記事ばっかり引っかかるので最新の情報がなかなか……。
m.toとかhostdonって実質息してないやん……。
AWSとかAzureで運用するときいくらぐらい想定しとけばいいのか、とか、欲しい情報に限って見つからない……。
なかなかハードルが高いぜ、マストドンおひとりさま……。
Switchのスプラトゥーン2同梱版を今から確実に入手する方法を求める人に捧ぐ
予約しようぜ、という教訓
夏休みの到来とともにスプラトゥーン2の発売日がやってくる。
というわけで、今のところ本体を持っていないので買う予定のない人からスプラトゥーン2にまつわる笑い話をお届けしたい。
スプラトゥーン。
それはWiiUで大人気を博したシューティングゲーム。
と言っても、よくある銃火器でバンバン撃ちあうZ指定がかかりそうなやつではなくて、分かりやすく言うと『ペンキ入りの水鉄砲で撃ちあいながら周囲の床も塗って陣取りゲームをする』という感じのもの。
陣取りゲーム要素があるおかげで撃ちあいが苦手でも勝利に貢献できるとあって、そりゃあもう大人気を博したのである。
さてこのスプラトゥーン2の新作が本日発売である。
ハードは任天堂Switch、普段から抽選販売で売られている人気ハード。
買いに来る連中の中には転売目当ての外国人(だいたい中国人とか韓国人だ)が入り混じり、某電気屋のゲームコーナーの人によると
『香港で使ったらすぐ壊れた!新品よこせ!!』
『ソウルで使ったら動かない!弁償しろ!!』
というようなバカがちらほら発生しているとか何とか。
まあそんなことを言われましても、メーカーの任天堂そのものが『海外で使って壊れても自己責任やで』という旨のお達しを出しているので小売り側としても何もできないわけなのだが。
(リージョンコードとか電圧とかいろいろ問題があるのだ)
さてそんなテンバイヤーというウジ虫群がるアイテムSwitchの、人気ソフトの同梱版である。
これが狙われないわけがない。
確かビックカメラだったか、全額内金(前払い)の上でポイントカード必須(ポイントカードは一人一枚なので、買占め防止措置用に)と結構対策を入れていたりしたのをうろ覚えしている。
で。
そのスプラトゥーン2の本体同梱版が(少量)発売当日に入荷します!
という看板やポスターが地元の電器店に数日前から出ていたのだが、まあこれに人が来る来る。
このゲームコーナーにいる店の中の人曰く、
などなど、夏休みに向けた大量の作業に追われる中の人をとっ捕まえてはいろいろ聞いたりごねたりされているのだとか。
ちなみになんで二番目の人が生活保護だって知ってるのか聞いたら、
「こないだ生活保護うけてるんだから家電半額ぐらいに割引しなさいよ」
と無茶なことを家電コーナーで喚いていたそうである。
そんな無理が通ったら世の中の障害者様どもが電器店にタカリにわらわらやってきて転売商売始めちゃうよお!
今から確実に入手する方法なんてあっても教えねえよ by 電器店の中の人
上で上げた三パターンのうち後者二つ、テンバイヤーどもに特によく聞かれるネタを教えてもらったらこうだった。
- この当日販売分を何とかして予約させろ(取り置きしろ)
- これを確実に複数個買う手段を教えろ
- この時間なら(※閉店直前)もう届いてるだろうから今買わせろ
- 関連商品(スプラトゥーン2仕様の周辺機器類やアクセサリー、Amiiboとか)を取り置きさせろ、今売れ
よし、今すぐそこのトイレのハイターを鼻から流し込んでやるからそこに座れ
と、暑いバックヤードでの作業で汗まみれの中の人が思ったのはもう笑って許してあげたい。
メルカリやヤフオクを始めとしたサービスの発展のせいで『転売して楽して金儲けやで!』とかいうクソどもが増えた今日この頃、ゲームの類はもはや戦場。
例えば仮に「こうすれば確実に当日販売分が手に入るよ!」みたいな手段があったとしても、それをおおっぴらに教えることは出来ないのだ。
だってそんなもんテンバイヤーが知った日には、当日販売の意味がなくなる。
当日販売分もごっそりかっさらってまるっと転売をもくろむ連中がどれだけいるやらもうわからないのである。
夏休みを控えて通常版でさえ抽選販売の倍率50倍とかそういう世界になっているので、夏休みが終わるまで欲しい人は地道に正規での販売を探すしかなさそう。
いや、実際テンバイヤーがいなければもっと確率低いんですよ、アレ。
どうしても同梱版が複数欲しいとかいう中国人や韓国人のテンバイヤーも普段比で多かったらしいし。
ホント、テンバイヤーはとことん経済的に死なせるしかない。
テンバイヤーから買ってしまったそこのあなたのおかげで、スプラトゥーン2の品薄は加速しているんですよ、とは仲の人の言である。
予約は大事。
とても大事。
夏休みにNintendo Switchを買う前に知っておいてほしいリージョンコードの話
ある電器屋の人曰く
何でも最近、夏休み前の駆け込み需要でSwitchの抽選販売の倍率が上がっているらしい。
スプラトゥーンの同梱版もかなり早いうちに所定の予約数量に到達したそうで、
ゲームの予約慣れしていない人が数量に限りがあると知らずに予約し損ねる
→店を訪れて予約終了の文字を見て目を疑い、ついでに店員を疑う
→とりあえずソフトの方を予約して抽選販売にならぶ
というパターンが多いんだとか。
(※その人の知る限りのことでなので世の中では違う可能性も)
で、これに輪をかけて抽選倍率の上昇に拍車をかけているのが中国や韓国から来るクソども、そう、テンバイヤーである。
スプラトゥーンは海外プレイヤーも多いゲームなので、これの新作が来ると聞いちゃあ黙っていられないユーザーも多いよう。
全額前払いをポイントでやろうとして断られたり、ごり押しで抽選販売の中から予約を取らせろとレジで○時間クダを巻いたりと結構な醜態をさらしているようである。
ライトなゲームプレイヤーは多分知らないリージョンコード
リージョンコード、という単語を聞いたことがあるだろうか。
DVDやブルーレイ、ゲームソフトなんかのパッケージにも書いてあったりするのだが、これをご存知の人は実は案外少ない。
というのも、これ、普通に暮らしている限りには考えなくてもいいものだからである。
聞いたことのない人のためにざっくり説明すると、『このDVD/ブルーレイ/ゲームソフトはこのリージョンコードに当てはまる地域の機械でお使いいただけます』というもの。
まずゲーム機やDVD・ブルーレイプレイヤーなどの機械類は、各国の電気事情その他もろもろの理由から『この機械はどこの地域(リージョン)仕様のものです』という風に作られている。
『この商品は日本国内でのみお使いいただけます』的なあれだ。
再生機器やゲーム機本体は内部にこうした『どのリージョンで使えます』という情報を持っていて、ユーザーが入れたソフトの『このDVD/ブルーレイ/ゲームソフトはこのリージョン向けです』というデータと照合する機能を持っている。
これが一致すれば何の問題もなく楽しめるが、一致しないと『これここの国の商品ちゃうで』となって使えないわけである。
例えばここに国内版Switchと北米版のゲームソフトがあるとする。
日本向け仕様のSwitchは問題なく国内で使えるが、ゲームソフトのリージョンコードが北米用なのでプレイできない。
きちんと日本の国内で販売されているものを買ってくれば問題なく遊べる。
こんな感じ。
普段は洋ゲープレイヤーぐらいしか気にしないことだが、今回はこれがそこかしこで地雷になっているようで。
テンバイヤー死すべし、慈悲はない
さて上でも書いた通り、夏休み特需を見込んだ中国人や韓国人のテンバイヤーが大量に跋扈している今日この頃。
こういうクズどもが買い込めたSwitchは高値で転売され、国内外問わずバカの手元へ渡っていくわけだが……
これがまあ、転売目的でなく欲しい人々にとっては二重の意味でもったいないことになるわけである。
まずテンバイヤーが抽選枠を圧迫することで、枠そのものがもったいないことになる。
これは倍率に悩まされている人にはすぐお分かりいただけると思う。
二つ目のもったいないポイントは『主に電気・電圧的な問題でせっかくのSwitchが即死する』ということ。
電器屋の人に聞いた話では、すでに何度か海外から苦情を寄せるド低脳どもがいるそうだ(ほぼ全部が中国語とか韓国語で何かまくし立てているのでその手の窓口へ転送するらしい)。
何でも、数日前に買ったばかりのSwitchでゲームがプレイできないだの、電源が入らないだの。
保証書にはここの店の判子がある、だからすぐ新品を用意してどこそこへ送れとかいう話になるのだとか。
もちろんそんなド低脳どもの言うことにまともに取り合う義理も責任も店にはない。
何故って店では売るときにも説明しているし、ニンテンドーもそのようにお断りを出している。
海外での使用についてのご注意|Nintendo Switch サポート情報|Nintendo
保証書の現物もないのに電話一本で脅しに掛かるとか、ただの詐欺としか思えないしね。
余談だけれども、ニンテンドーがアジア圏で無線認証を取っているのが日本だけということは、多分中国だの韓国だのはそもそもターゲット外なのではないだろうかこれは。
ともかく、日本で遊ぶなら日本国内で、正規のルートで買えるものをお求めください。
愉しい夏休みのゲームライフがいきなり何もできずに始まるとか、これほどいやなことはない。
もしも海外へ赴任中でお子さんが欲しいとおっしゃったら
まず大事なこととして
赴任先の外国と日本国内、どっちで使う時間が長いか?
ということを考えてほしい、と電器屋の人は言うそうだ。
使う人が普段日本で過ごしているのなら、国内で買っても大丈夫。
逆にもし海外で過ごす時間の方が長くなるなら、赴任先で買うのが一番いい。
例えばアメリカやヨーロッパ圏でならきちんと店で買えるはずだし、アマゾンという世界を股に掛ける通販業者もある。
(取りあえず米アマゾンでは見つかった)
結論!
普段使う国で買って、楽しいゲームライフを!
だがテンバイヤー、てめーはダメだ。