都市部から地方へ異動してくる上司へ、迎える下っ端から贈る言葉
異動の季節がやってきた
電器店へ行けば新生活応援フェア、マウスコンピューターさんも新生活応援キャンペーンを始めた今日この頃。
新生活の季節は異動の季節、ということで転勤の辞令が出た人はお疲れ様でございます。
さて異動してきた上司と言えば大体長ったらしい(そして半分ほどは自慢混じりの)訓示とかお説教とかを朝礼でかまし、左遷への不満なり出世街道へのやる気なりを仕事に発露していくもの。
そんな上司へ送りたい、面と向かっては言えない本音があるので、今日はそれを記事にしてみようと思う。
1.今までの経験は忘れるか書類ケースに突っ込んで押し入れにでも入れとけ
いわゆる『都市部でバリバリやってきた、やる気に満ちた社内の出世路線にいる上司』はだいたいこれを振り回して改革に勤しもうとする。
要はあれである、『冴えない成績のこの支社/支店/営業所を大都市部で培った経験を活かして改革してやるぜぇ!』というやつ。
お気持ちは大変よく分かる。
会社というのは結局、国営でもない限り営利に基づいて動くもの。
JRでさえそうであるのだからあなたがここへ来たということはそういうことも期待されているのだろう。
が、しかし。
恐らくあなたのその経験をぶん回すとかえって現場が疲弊するので、とりあえずその経験については忘れていただきたい。
迎える下っ端であるところの我々があなたに求めているものの第一はだいたいの場合そこにはないので。
例えば本社なりなんなり、我々下っ端からでは通らない予算設備その他もろもろの申請の意味するところを理解してスムーズにやり取りする能力。
例えば(色んな意味の)現場でなにかしらトラブルが起きたときに丸く収められる能力。
例えば人員を適切に配置出来る能力。
そういうもっと現場とか業務に即した能力を求めているのです。
田舎には都会脳の思いもよらないことが起きるということをまず理解してほしい。
何でうちの駐車場に馬糞が落ちてるんだって、それただのそれっぽく固まった田んぼの土ですよ。
2.あなたがプレイするゲームの種類は変わってるんですよ
東京のような各種会社の本社ひしめく土地から来たような人が理解しないことの一つが『ゲームの種類の変化』だと思う。
例えば池袋駅の周辺ではヤマダ電機とビックカメラがにらみ合っている。
交通の便もいいから数駅離れた(もっとも数駅での距離は田舎より断然短い)店との値段交渉だってやるだろう。
こういうところでの商いは『パイの取り合い』だと言っていい。
あるいはカリオストロの城でルパンと次元がスパゲッティの取り合いをしたようなあれだ。
ところで地方に転勤してきたあなたはまず周辺の同業他社の存在をサーチするかもしれない。
小売りや接客の人なら素知らぬ顔でお客として潜入調査するかもしれないし、そうでないなら取引先やら何やらを通じて情報収集するかもしれない。
それで『ここへ来る前と同じように』数駅先、あるいは車で移動できる距離にある同業他社をライバルとしてリストアップし、いかにここからスパゲッティの取り分を増やしていくかを考えるかもしれない。
だがちょっと待ってほしい。
一つここでお聞きするが、その中に『歩いてハシゴできる』同業他社はどれぐらいあるだろう?
さっきも言ったが『数駅分の距離』は都市部のそれよりはるかに長い。
『帰り道で一駅歩いてダイエット♪』とかいうダイエット特集にありがちな文言が鼻で笑われるレベルで長い。
なので同業他社ひしめくエリアとは必然的にお客の流れが変わる。
要は一か所、あるいは少ない所に集中する。
ということは、あなたがプレイするゲームは『パイの取り合い』よりも『わんこそば』の要素が強くなってくるのである。
わんこそば。
そう、いかにして殺到する敵キャラを捌くかという無双ゲームを、生身の人間がやらねばならないのである。
3.都市部みたいに自ユニット数が集まると思ったかバーーーーーーーーーーーカ!
OK、それなら人を雇おうとあなたは言うかもしれない。
交通費のあるなしはあなたの精神と会社のブラック度合いと年間予算の残りによるだろうけれど、シミュレーションゲームのように複数のユニットで一つの敵(ここでは仕事)にあたれば片付く速度は実際上がる。
集まればの話ですけど。
あなたの会社、交通の弁どうなってます?
駅直結?
職員用の駐車場がある?
駅からは遠いけどそれなりの頻度でバスがある?
近所に大学か何かがあってそこの学生をバイトで雇う、とかでもない限り、おそらくなかなか人は集まらない。
なぜなら根本的に通勤手段がないからだ。
駅から徒歩圏内なり何かしらの交通手段が確保できるなり、自家用車通勤ならその辺のカバーをしないと集まらないと思った方がいい。
そしてあなたはその少ない人数でわんこそばをこなさねばならない。
よっぽど暇なところでない限り、間違いない。
そしてここから自転車操業が始まる。
金銭ではなく人員の自転車操業である。
結果として現場の士気は右肩下がりになり、効率も右肩下がりになるだろう。
だって自転車操業に駆り出されてる間、元の職場の作業は進まない。
そして駆り出された先の人は『あなたここのスタッフじゃん』と当たり前のように考え、発言するようになる。
一度やったんだから出来る出来る頑張れ頑張れ任せるぞー、という闇の松岡修造の大量発生だ。
こうなると駆り出された側の人はたまらない。
『なんで上の無能のケツ拭いしたらこんなこと言われるようになってんだ?』
この無能な上司(つまりあなただ)と駆り出された先のなまけ癖(と駆り出された側は思うようになる)、あるいは『余裕があるから大丈夫』という認識は駆り出された側の苛立ちを誘う。
本来やるべき作業が進められないんだから無理もない。
そうでなくとも『いや何お前ら勝手に俺がケツ拭く前提にしとるんや、シバくぞ』という反感は産む。
ここから協力拒否の姿勢が生まれ、部下のやる気は波平の頭のごとくハゲ散らかしていく。
1.でも書いたけれど、改革しようというのならまず人員の自転車操業をやめろ。
しまいには有能な奴から転職していくことになるだろう。
まとめ:お前のやる気なんて俺らのやる気に相関性ねえから
もっと身もふたもないことを言うと、あなたの改革に付き合ったところで下っ端の給料が上がるとかボーナス増えるとかそういう利益は我々にはないんですよ。
差し入れとか利益のうちに入らないですからね。
それがあるんならもうちょっと無茶ぶりにも付き合いますが、そのために無茶ぶりされて他人のケツ拭わされるこっちの身にもなっていただきたい。
歴の長い非正規を正規にする、各種業務の予定を見直して今の人員で出来るように順序を作る、その他もっと出来ることがあるだろうと。
まあどうせ異動するまでの数年間の椅子だと思ってるからそんなこと考えもしないんでしょうけどね。
G-tuneさんのゲーミングPCお借りしてみたよ デスクトップ編
えっ、このゲーミングPC、小さすぎ……!?
ちょっと間が空いてしまったがお借りした2台目のゲーミングPCのレビューをさせていただこうと思う。
前の記事同様これはG-tuneブランドを持つマウスコンピュータさんのご厚意で成立してるレビュー記事です。
なので、そこらへんは念頭に置いて読んでいただけると幸いです。
さて、世の中には『小型PC』というものはいろいろ種類がありまして、例えばノートPC以外でもスティックPCなんていうメモリースティックにOSぶち込みました、みたいな力技製品があったりする。
かと思えば一瞬ルーターか無線LANの親機かと思うようなやつもあったりして、PC
進歩ってすげえなと思ったりするわけだ。
さて今回マウスコンピュータさんのご厚意でお借りしたモデルは名をNEXTGEAR-Cという奴で、マウスコンピュータさんが誇る小型ゲーミングPCである。
まず届いた時点での画像がこちら。
なんかプライバシー保護されたみたいになってるけど箱のサイズ感をこれで感じていただきたい。
マオウ一冊分、実に前回お借りしたNEXTGEAR-NOTEの14インチモデルの半分ほど。
内箱はこう。
なんかもうビックカメラとかだったらこれ買ってこのまま持ち帰れそうなサイズ感である。
デスクトップPCを持ち帰るってなんか不思議な響き。
G-tuneさんのゲーミングノートPCお借りしてみたよ
マイクラでさえハイパワーを要求するこんな世の中じゃ
節子それMODパックの話や。
転職活動に勤しんでいる夜猫です。
今月に入ってわずか二日目で新しいシフト制度の弱点というか致命的な欠陥が火を噴いている今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか。
備品在庫の棚卸があるから出勤しろ?
知るかタコ助!!(絶対ややこしい所に回される奴です)
まあそれを外して出勤したところでね、作業してるところへそこかしこからよその部署の人が来て残念そうな顔をしたり貸し出しの可否を論争して去って行くんですけど。
最終的にはサブボスの意向で入れ替えられたりするんだけど。
さてそんな風に職場がストロングスタイルに火を噴くとは思いもしなかった夜猫、年末から年始にかけて二週間ちょっと、ゲーミングノートパソコンというものをメーカーさんからお借りしてみました。
上でも書いたけどマイクラってちょっとヘビーなMODパックをプレイしようとするとすぐ要求メモリが膨れ上がるのね。
なお二週間をちょっと超えちゃったのは仕事の関係で発送できなかった分です。
担当者さんには大変申し訳ない。
というわけで前置き
この記事は以下の内容を含みます
- お借りしたノートパソコンのレビュー
- ブレた写真
- 長所と短所両方を含みますが、お借りしたものなので長所多めかもしれません
そこらへんをご理解の上、お読みください。
続きを読むskype面接を言い出した企業を信用すべきか否か問題
信じるか信じないかはあなた次第
唐突に都市伝説めいた書き出しで始めるけれども、これは転職活動についての話である。
怪談ではない。
今年に入ってそこかしこからヤバい臭いのし始めた現在の職場に転職活動への意気込みを新たにした夜猫です。
ぶっちゃけ古民家住まいなので寒波がものすごく身にしみる今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか。
職場のヤバさを今北産業すると
- ついに非正規組のシフト管理担当者が変更になり、おまけに早い者勝ちの定員制になる(人件費圧縮チャレンジ)
- 一番人出の足りない時間帯の人員を削ったのに『その日の業務その日のうちに』スタイルを崩さないので結果として正社員の夜勤と非正規追加出勤要請(チャレンジ失敗フラグ)
- 削られた人手を他部所からの応援でカバーしようとして延焼(効率ダウン)
こうなる。
以前は業務がそこまで逼迫しない時間帯に前日の残りをこなしていたりしたのでここまで燃え盛ってはいなかったのだけれども。
ボスのこだわりを徹底しようとした結果がご覧の有様だよ!
そこへ持ってきて今や時期は年度末。
家電量販店を歩けば新生活応援フェアをやっている。
そう、学生バイトがごっそり抜ける時期が近づきつつあるのである。
これ多分さらに炎上する案件なんだろうなあ、ということで、以前からあるのは知っていたが使ってはいなかった未経験者向けの転職支援サービスに登録をしてみた。
skype面談ってなんぞや
転職、あるいは就職活動をしている人ならご存知かもしれないけれども、今のご時世にはskype面談というものがある。
Skype面接ともいう。
SIerとかの界隈の方のブログを見ていると目にすることもあるので興味のある人はそっちを探してみても面白いかもしれない。
要はSkypeを使って遠隔地から面接面談を行いますよっていう話で、お互いにWinWinっぽい感じのやり方であると思ってほしい。
なんせほら、Skype自体は基本的に使うだけなら無料である。
スマホなりパソコンなりがあれば受ける側は交通費がかからない。
面接する側は予定が立てやすい。
上で挙げたSIer系の界隈、特に都内とその近郊では気軽にSkypeで面談をし、ふらっと遊びに行くような感覚でオフィスを訪問し、ぱっと転職を決める、なんてこともある様子。
参考:http://luccafort.hatenablog.com/entry/2017/12/12/003545
そんなベリー便利なSkype面談だが、実際問題これを言い出す企業を職探し中の人はどれぐらい信頼しているのか、ちょっと気になっている。
要するにやってることは電話である
今まで転職関係で気になる求人があって登録した会社の中にも、何社か『遠隔地の場合は登録面接は電話/Skypeで行います』というのがあった。
遠隔地といってもぶっちゃけ隣県なのでそこまで遠隔地でもないのに中国人みたいに電話電話と連呼してきたところもあった。
そしてだいたいそういうところに限ってその後なんの音沙汰もない。
地方のローカル会社であることを差し引いてもこれは流石にやる気なさすぎである。
おそらく登録者人数稼ぎに使われたのだろう。
こういう経験から、個人的には開口一番Skype面接を言い出すところはゴミ一歩手前じゃあないかという印象を受ける。
考えてもみて欲しい。
大阪住まいの阪神ファンは甲子園球場(※兵庫県)ぐらいほいほい出掛ける、というか通勤圏内だ。
瀬戸大橋だって通勤通学の混雑があり、都内の会社へ隣接する県から通勤する人はそれこそ私鉄数社分の需要がある。
ということは、だ。
そのぐらいの交通費は転職のための必要経費であり、よっぽど財布が火の車でもなければケチるようなものではないと言えるのではないだろうか。
実際問題、最終面接は東京ですだの大阪ですだの言われたらそれこそ数万かかるわけだ。
いきなりその金額と言われたらよっぽど強く死亡していない限りケチるけれども、一回こっきり登録面談で数千円の交通費とかいつもの出費。
大騒ぎするような話でもないのであり、お気遣いいただくような話でもない。
慣れって怖いね。
登録段階でSkype面接で済ませようという会社はやる気がない
というか、である。
登録面談ってぶっちゃけ一番大事なところなのになぜ顔も合わせず無料アプリの通話で済ませてOKだと思うのか。
どのみち受けるこっちはSkype通話のために1日休みを取らなければならないのである、面接を受ける時間的に。
それなら朝自宅を出て登録面談受けて帰宅して、っていうのと交通費以外に何かデメリットがあるのか?
むしろSkypeで済ませて顔も合わせないことの方がデメリットでは?
ただ鼻ほじりながらSkype通話した相手とそれなりに場を整え身なりも整えてリアルに面接した相手と、どっちの方が仕事振る気になるかっていったら後者じゃない?
こうして考えて行くと、
『登録時点でSkype面接を言い出す企業』イコール『やる気がないと大声で叫んでいる企業』
と見ることもできるのはないだろうか。
例えばそう、『自動車通勤可!という謳い文句は自動車がないと通勤できない立地ですという自白である』というのと同じように。
なお、問題の転職サイトのスタッフにリアル面談、というかオフライン面談を希望するメールを送ったところ、返信は来ていない。
やはりやる気はないようである。
どことは言わないけど、ほら、江川がな。(SCP-042-Jっぽく)
明けましたおめでとうございました
もう半月経つよっていうツッコミは無しの方向でお願いします
明けました、明けてました。
おめでとうございましたとともに、今年もよろしくお願いいたします。
年末年始がやば過ぎて転職への決意を新たにする
しばらくブログも書かずに何してたのかと言うと、まあもちろん労働である。
年末年始の接客業というやつはどうしても客に接する側の人員も減ってしまうものであって、例えば冬休みで里帰りする学生バイト、里帰りする家族を迎える奥様方などは必然的に出てくる日数が減るわけである。
こと年末年始に関してはこの時期だけ雇用される最長1カ月のスポットスタッフなども導入してはいたものの、時期は冬休み。
実際これで足りるのかといえば全く足りていないのが猫でも分かるレベル。
本来の持ち場の仕事をこなしている最中に他所の部署を通りがかればちょっと来いと引き摺り込まれ、
さらに別の部署の人員が足らんとなれば内線で呼び出されて放り込まれる。
持ち場の仕事がまだ済んでないですがと確認した時に『こいつが残るから大丈夫』と言われていたスタッフA君は『夜猫がいるから大丈夫だろ』とこれまたよそへ拉致られ、
『B君は連れて行かないように連絡回しとくから』と残されたB君(注:入ってまだ2カ月目で回数も少ない学生)一人で仕事が済むわけもなく結局手回しが必要になり。
ぶっちゃけた話、まあその、なんですか。
上司の人員配置のど下手クソなことアニメに出てくる暗黒物質料理の如し。
業務に関する連絡の不備、というか各部門ごとのスタンドプレーと勝手な判断がこれに地獄のスパイスを投入し、以前は東京で若くしてバリバリやってたという店舗のボスのこだわり方針が悪魔の飲み物としてプレートに並ぶ。
さらにサブボス級の面々が思いつきでいろいろ指示を出した結果箸にはトゲが生えている。
(もちろんその指示にはきちんとした理由があるのだが、往々にして今やらんでもいいだろという人手不足のタイミングで言い出すためこちらまで延焼する)
という感じで食器まで地獄の定食メニューが出来上がったところへさらなるデザートが追加されてしまった。
要は私のスキルアップである。
そう、スキルアップしてしまったのだ。
今まで一生懸命習得を拒否していたスキルを身につけてしまったために、この地獄の定食メニューがさらなる進化を遂げ、地獄へのジャンプ台を作り上げんばかりの勢い。
上司がホクホク顔でシフトを別部門に移管してもらおうかとか言い出したのでなおのことヤバい。
ただでさえ人件費削減のために非正規の出勤を削っているはずなのに何故か追加出勤の要求があるとかいうわけのわからない状態に陥っている職場でこれはヤバい。
これはさっさと転職を決めないとまずいことになる気がする。
そういうわけで、増えた休日は転職活動に当てようと思う。
そういうわけで部屋のものの始末を始めようと思った。
まずオタクの室内を占めるのは紙類である。
圧倒的……!
圧倒的紙類……!
薄い本でなくとも紙は多いのである。
チラシ、パンフ、リーフレット、雑誌の記事。
これを切るなんてとんでもない。
出来れば切らずにその筋の古書店へ出して次のクラスタへつながるチャンスを残したい夜猫です。
そこで富士通のScanSnap SV600というごっついスキャナがある。
いわゆる非破壊スキャナとも呼ばれているやつで、本やパンフレットをバラさなくても見開きの状態でスキャンできるという優れものである。
映画や公演のパンフレットなど、保存したいけど見返したい、ボロボロにならないように電子データにして置いておきたいという個人的な欲求に答えてくれるであろう文明のリキの一つなのだけれども、これが高い。
結構高い。
ちょっと買って試してみようというお値段ではないので探してみたところ、DMMいろいろレンタルで貸し出しているのを発見。
他にもパソコンレンタル館
というサイトでも貸し出していたりした。
パソコンレンタル館 の方はスキャンの時に使う押さえ用のアクリル板も貸し出してくれていたのでこっちで借りてやってみたのだが、意外と便利なような、そうでないような。
非破壊(バラさない)という第一目的には沿う
そもそもこんなごついスキャナを借りたのは最大の目的というか必要条件である『ブツを壊さない』という目的のためである。
スキャンした雑誌をアップロードするサイト作って儲けたるで云々ではなく、そもブツを汚さない、あるいは保存しつつ鑑賞もしたいとか、そういう目的のためにスキャナを必要としているわけである。
透明なアクリル板を乗せてスキャンしてみた感じ、うまい感じにスキャンはできる。
見開き仕様の職場の勉強会の資料だって余裕である。
画質もそこまで気にするほど悪くもなく、実用には十分耐えると思う。
ページをめくるのもそこまで手間だとは思わない。
ただし修正の手間はかかる
ぶっちゃけこのスキャナの問題点はソフトの方にある。
チラシ見たいな一枚もの、漫画の原稿のようなものを一枚一枚スキャンするには大変よろしい。
が。
これの付属ソフト、スキャン後のデータを『一枚ものの画像としてページわけして保存する』『見開きもののデータとして管理する』のどちらかを選んで保存するのだが、これ、一度選ぶともう一つのデータ形式には変えられない。
見開きデータの状態でないとスキャンデータとして認識する範囲をいじれないので、うっかり一枚もの方式にするとあとの直しが効かなくて困ったりする。
さらに見開きデータとして保存して後から修正をかける場合、表紙は表紙で表紙1と表紙4を同時にスキャンする状態でないと表紙1が二つのページに分割されたりするトンチキなことに。
……といっても書籍を弄ったり同人誌のデータ入稿をやるような人でないとわからないと思うので説明。
- 表紙1(表表紙)
- 表紙2(表表紙の裏、本文側)
- 表紙3(裏表紙の裏、本文側)
- 表紙4(裏表紙)
という感じ。
要は本を開いて突っ伏した状態でスキャンする必要がある。
スキャンしたデータはソフトの方でページを認識してくれるのだが、あんまり精度は良くない。 物によってはものすごくぐにゃぐにゃした枠線が指定され、ベジエ曲線ばりの謎の挙動をするため修正も一苦労。
うーん、ここら辺もっと改善されないだろうか。
それでも使う価値はある
見開きでページまたぎの研修資料なんかを保存するには正直便利。
漫画の見開きページなんかに関して言えばぶっちゃけ公式の電子書籍買った方が公式にもお金を落とせてデータも綺麗で一石二鳥だろうと思う。
ただ、アクリル板を乗せていると頭上の照明が写り込んでしまうので、休日に部屋が明るい間にガーッとやってしまうのも大事なポイントかもしれない。
部屋片付けて転職活動がんばるぞい
ところでワークポートさん、なんの連絡もなしに唐突に担当者交代させるの人材関係の会社として如何なものかと思いますよ。
(ついに微妙な伏せ字もやめた)
とあるトイペ泥棒のsingle simple answer(たった一つのシンプルな答え)
冬だ!クリスマスだ!アメニティ泥棒だ!
北朝鮮から流れ着いた船の乗組員が漂着先で物資の窃盗その他犯罪行為を惜しみなく働いていくスタイルでニュースになる今日この頃。
小売業の現場は海外からの旅行客の増加もあってもうすでに火を吹いていたりする。
ことに家電や旅行用品、お高いオモチャやゲーム機類といったボーナスで買ったりクリスマスで買ったり冬休み、あるいは就活や受験の遠征で買うような物品については皆さんそれはそれは悩む。
衣服なんかならまだお客様の意思でだいたい決まるからいいがこの辺は在庫もあってまあ時間をくう。
下手をすると1組のお客様で二人のスタッフが小一時間というような事態もザラになる。
こうなって来ると
- 接客で人手がいっぱいいっぱい
- 書き入れ時だからどんどん出てって売上立てろとのボスからの指示でレジとか売り場とか裏方の人手が持っていかれる
- 人手を持っていかれたところの作業が滞る
- ここで他部署から人手を借りて来るもレジやカウンターの人員も接客に動員されるためそこの補充に当てられ裏方作業は進まない
- 仕事熱心なボスがあちこち裏方の滞ってるところに関して指示を出す
- もちろん人手を持っていかれている現場にそんなことを片付ける余裕なんてあるわけもないので実質的に放置一択
- 接客の応援も兼ねて巡回しているボス勢が次に巡回しても残っている
- ボス勢がそこらへんの放置一択の仕事を片付ける(この時点で上司的には当てつけのつもり)
- 一方現場勢はそもそも裏方へ目を配るどころかそっちへ足を運ぶ余裕もないので当て付けを理解しろと言われても前後がわからない
- そして次なる滞ってる作業が発生して数時間かけて何回かループする
- 同時進行で借りてこられた人員の本来の持ち場の作業が滞り始める
- そもそも誰もいなかったり代理の人員が不慣れで遅れる
- 代理の人員が巡回中のボス勢に掃除などの雑用を言いつけられてしまう
- 結果として本来持っていかれた人員より人数が多いはずなのにお仕事滞留
- これらの積み重ねで炎上に至る
- 持っていかれた人員の元の持ち場も普段より仕事が増えているため当然のごとく炎上
- 持っていかれた人員を追加投入して作業を加速するも二つの業務を同時進行するはめになり結局進まない
- ついにボスがインカムでキレる
- 『アンタの指示が悪いんだよ馬鹿野郎!!』と返すカウンターでキレるスタッフが発生する
- 一部スタッフがそっとインカムを外す
とまあこのように、クリスマス商戦を迎えた小売の現場では上司と部下の認識の相違から人間関係までもが燃え始めたりもする。
なおこの話は知人の話を元にした実話ですが一部にフェイクを混ぜています。
さてこんな風にドタバタしている中でも忘れてはいけないのは、外国人旅行客が増えた時に発生する文化の相違の問題である。
例えばムスリムの人が店内のちょっと広めにスペースの空いている場所(正確には非常口があるので開けてある場所)でお祈りを捧げ始める。
例えば温泉地で裸で入浴する習慣のないお国柄の人がスタスタ脱衣所を歩いていくすっぽんぽんのお年寄りを見て困惑している。
そして例えるまでもなく、中国人や韓国人がアメニティやトイレットペーパーを盗んでいく。
ご年配のお客様に北朝鮮も韓国もほんの50年ちょっと前までは一つの国だったわけなので、性質的には大差ないよと言わしめるのもよくわかる話である。
何せトイレットペーパーが減る。
どれだけ尻を拭いているんだというレベルで減る。
三時間前に見た時にあった予備ロールがすっからかんとか中国人や韓国人が来た時にはよくあるお話。
何なら掃除用具も減る。
トイレクイックルなんか持ってってどうするつもりなのかは知らない。
あんまりにも持っていかれる頻度が上昇したため、ついに自分の勤務先ではトイレットペーパー泥棒対策を実施した。
特にお金もかからないシンプルな手段だが、これが非常に効果的。
一体何をしたのかと言えば、そう
シ ン グ ル ロ ー ル
シングルロール。
紙が二重になっているダブルロールからシングルロールに変えた。
それだけである。
シングルロールというのは私の周囲では割と不評。
紙の質が悪いとか、どうせ同じぐらいの紙の量使うじゃんとか、もっと痔主を労ってくれとか。
ところがどっこい、シングルロールは意外にも会社の経理に結果的に優しかったのである。
どういうことか自分なりに考えて見たのだけれども、多分シングルロールだと『トイレットペーパーを盗みたい欲求』が刺激されないのではないだろうか。
ダブルロールの紙は薄い。
シングルロールと同じサイズ感を達成するのは薄くて柔らかい紙のおかげだ。
逆に言えばシングルロールの紙はそこまで上質ではない、とも言える。
薄くて柔らかい紙がたっぷり巻かれたロール状の紙。
これなら盗んで返って売ったり土産にしたり出来る、のかもしれない。
(個人的にはそれはトイレットペーパーでなくても土産物というよりはいやげものだと思うのだけれど、中国や韓国では喜ばれるのかもしれない)
結果として経理に優しい
トイレットペーパーも会社の備品である。
会社はお金を払ってそれを購入したり、清掃業者さんに補充してもらったりしているわけである。
つまりそれがポコポコ盗まれるというのは会社の経理に優しくない。
場合によっては無駄なコピーを一週間抑制するより一週間の間に補充するトイレットペーパーの代金の方が高い、なんてこともありうる。
ときどき見かける鍵がかかるタイプのトイレットペーパーホルダーを導入できないようなところだと、シングルペーパーに変えてしまうのもありかもしれない。
意外と使ってても気付かないものらしいので。
外出中のネットサーフィンにBraveとポケットはてなのコンボを閃く。
さらば画像、広告諸共
月末がやってくるとスマホユーザーは思い出す。
通信制限の屈辱、やたら読み込みの遅くなる恐怖、大量の広告に通信容量を食いつぶされる屈辱という奴を。
世の中にアドセンスを初めとした個人でも貼れる広告を仲介してくれる業者が増えた今日この頃、皆様いかにして広告をシャットダウンしておいででしょうか。
いや、広告を貼っている私が言えた節ではないのだけれども。
個人のブログでも広告貼れば儲かるよ!
そのためにはまずワシのセミナーに入ろうねぐっへへへ
とかいう新興宗教のエロ教祖めいた案件が山をなし、商品のレビューをググればカエレバで(合計金額的に)買っても使ってもいないだろう商品のアフィまみれブログばかりがはてぶされる悪魔が微笑むこの時代。
アイキャッチとともに 一段落ごとに見出しを付けて大サイズのアドセンスなんぞ挿入された日には通信容量がマッハである。
結果として世の中にはアドブロッカーが躍り出て、そうして減った収入を補おうとプロブロガーという名のニート達はさらに広告を増やす悪循環。
さてそんなマッポーな世の中に、はてなが提供するミラクルサービスがあるのをご存知だろうか。
ガラケー版はてぶまじ有能
http://mobile.hatena.ne.jp/:ガラケー版はてな。
未だにガラケーユーザーでsimフリースマホと兼用している夜猫の強い味方である。
ガラケー向けに変換するサービスなので、デカいアイキャッチも段落ごとに挟まれる広告も何もかも削ぎ落としてくれる。
YouTuberじみたウザい変顔の著者近影やセミナーバナーだってポイッとしてくれて、通信容量という結果にコミットしてくれる。
そうか、はてなはライザップだったのか。
希に変換できないサイトもあるが、そこはbraveというブラウザと併用で解決。
スクリプト、広告、両方ともブロックを自由にオンオフ切り替えられるので、通信容量の保護に大変便利。
ガラケーの生産は終わってしまったけれども、このポケットはてなは末永く存続させてほしい。
欲を言えばはてぶに登録されているものしか検索できないので、URLを入力すれば見たいサイトを変換することが出来るようになれば最高だ。
id:hatenablogさんにこの重いが届くことを願いつつ、久々のブログを走り書き。