読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

猫は夜歩く。

地方住まいのゲーム好きオタ♀がつらつら。アトラス的なお仕事したい。

新興宗教ホットケ様~リアル炎上芸一歩手前のお墓参り~

世の中には草刈機担いでお墓参りする必要のある家庭があるらしいぜ

いや、私の親戚んとこなんですけどね。

近頃旅行にまつわるブログで炎上しているところがあるらしく、Feedlyはてなホッテントリ欄にちらほらそんなネタが見え隠れ。
今回のネタは旅行に関することにしようかと思ったけど、せっかくだからリアル炎上沙汰になりかねないお墓参りの話を。

連休に入る直前に掛かってきた一本の電話がことの始まりでした。
昨年お葬式のあった親戚宅からの電話です。
今度一周忌の法事をやるのでその関係の連絡かと思いきや、何と

「義姉さん、うちの息子がぎっくり腰やっちゃたんだけど」

このタイミングでぎっくり腰とな。

世間はお彼岸、この連休で山の向こうにある大叔母の実家のお墓(今度の法事で足を運ぶことになるお墓)を掃除に行こうということで予定を立てていた大叔母。
ところがどっこいこの大叔母一家、どうにもこうにも仏様というよりはホットケ様(放置プレイ)の様相を呈しておりまして、お墓もまあお察しくださいという様相。
そこへもってきてこのぎっくり腰。
現状大叔母宅には【状態異常:ぎっくり】な息子さん以外運転免許の所持者がいないため、このままではお墓に参る以前にお墓にたどり着けません。

本来この日はうちのお墓(これも今度三回忌)の掃除とお参りをする予定でしたが、急きょ予定を変更。
近在の親戚で唯一運転免許を持っている私が真4Fの脱出ゲーのために友人と出かけることになっていたため、その前日に急遽車で山越えをする事態になりました。
なんせ現場は電車どころか市営町営私営のバスなど走ってもいないしコミュニティバスすらないという、自動車なしではたどり着けないエリア。
運転手が見つからなければタクシー代でまあ二万円ぐらいはざっと飛んで行く計算。
おまけにこのお墓、ホットケ様なので持っていく装備が多いったらないという……。

後部座席を倒し、トランクから車内の空間を縦断して運転席の真横ににゅっと突き出る草刈機の回転刃の存在感よ……
(主にこれと水が原因)

カバーしてあるとは言ってもなかなか落ち着かない。
加えて行き先はさっきも書いた通り公共交通機関もなく、従って(?)信号機すらほとんど見当たらない田舎道。
歩道は細くちょっとハンドル切り損ねたら田んぼへスライディングして転がり落ちかねないような初見の道を、対向車線からやってくる軽トラにおびえながら進む……

正直、つらい。

おまけに後ろの大叔母がしゃべるしゃべる。
普段喋る相手のいないお年寄りってよく店員とか駅員とかとっ捕まえておしゃべりするじゃないですか、あのノリですよ。
やめられない止まらないことかっぱえびせんのごとし。
おまけに途中から何故か大叔母の頭の中では私も法事の参加者に数えられていたようで

「ところで今度の法事の日は空いてるのかなあ」
「よかったら出てくれるとうれしいんだけど」
「何分人数がすくないでしょ、もう少し人がいてくれたらなあって」

という問いかけが何度も何度も飛んでくるように。
ここで念のために言って置くと、問題のお墓の中の人とは法事に出るにはちょっと親戚関係が遠すぎます。

「すいませんおばさん今ちょっと話しかけないでくださいうわああああ後ろにも恐ろしい人がいるうううううう!?」
(対向車線の軽トラが半分対向車線にはみ出した状態で向かってくる。
 その後ろから車道の真ん中を手押し車推しながら車の真正面に出てくる歩行者を発見してしまい中途半端な位置と向きでブレーキを踏まざるを得なくなって悲鳴)
「ああそう、ありがとうねえ」
一連の会話では出席するともやめておくとも言っていないが出席するものとしてカウントする大叔母

……私は一体どこからツッコめばいい?

反対車線にはみ出している正面の軽トラを運転するそろそろ年齢の判別が不可能な感じのご老人?

車の通行量があまりにも少ないがゆえに常時歩行者天国状態の手押し車のおばあさん?

それとも背後でマシンガントークの末にこちらの発言の謎の隙間からOKを拾ってきた大叔母?

顔が一つしかない以上口も一つしかないので一度に一か所しかツッコめないじゃないですか。
阿修羅像だったら三か所同時にツッコめてたかもしれないけどさ。

どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!

さて、件のお墓にようやく到着。 最寄りの大叔母の親戚宅のすぐそばの道端のぎりぎり車体が半分入るぐらいのところに停めさせてもらい、草刈り鎌やら草刈機やらの装備を担いで山登り。

この草刈機、いるの?

……と思っていましたが行ってみて納得。
竹藪とアシらしき何かと謎の藪。

とりあえずこれらを刈り取らないことにはお線香もあげられません。

ていうか、火のついたお線香を置き去りにしたら山火事の危険が危ない。
すぐそこに民家とよく乾いた雑木林とその下生えという可燃性の環境が揃いまくりなため、下手をすると山と集落を使ったリアル炎上芸人と化してしまいかねない。
本当に、どうしてこんなになるまで放っておいたんだとしか。

結局小一時間かけて藪と下生えと雑草を薙ぎ払い、お線香をあげても大丈夫な状態には持っていきました。 刈った草その他は熊手でかき集めて指定の場所に寄せ集めておきましたので、多分いつかは腐葉土になることでしょう。 ほんと、何個タンプルウィード作ったかなあ……。

お墓の手入れは定期的に!

でないとお墓が炎上沙汰になるぞ!

ということを学習した連休でしたとさ。

Copyright © 2016- 夜猫 All Rights Reserved.