猫は夜歩く。

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でじたろうはそもそも女性ユーザーをユーザー/お客として見てないよ

またゴミの掃きだめが炎上してると聞いて

【刀剣乱舞】原作に、ゲームに愛を【叫ぶ】 - Togetterまとめ

刀剣乱舞こと盗権乱舞がまた炎上しているらしく、セカンドライブの余韻に浸るTLがずんどこ汚染されていくわけだが。
ああいうブリリアントすぎてちょっともう語る語彙が追い付かないようなものの余韻を盗作芸無で汚すのやめていただけませんかねえホント。

詳しくねえよという人のために説明するとでじたろうというのはエロゲーメーカーニトロプラスのメインスタッフのペンネームというかハンドルネームである。

何でもつい最近追加された新キャラが自社で作ったエロゲーのヒロインの焼き直しみたいなあれだったらしいというのは盗作肯定派のユーザーから歓喜の声と共に流れていたわけだが、ここ最近の何かしらの露出で

『俺らはコンテンツに力注いでるからゲームシステムは苦手なんでぇ~』
『ちょっとどっかのメーカーさん盗権乱舞格ゲーかしてほしいんすよぉ~』

とか何とか発言したらしい。

そういやニトロプラスエロゲーはなんか格ゲーになってたんだっけか、全年齢向けの。

エロゲーメーカーには二種類ある

さて修羅の国と呼ばれるエロゲー業界から全年齢向けに出てくるメーカーというのは二パターンある。

Fate/Grand OrderFate/Extraシリーズを作ったタイプムーンももともとはコミケで出店していた創作エロゲーサークルで、月姫という作品の大ヒットのあと会社化したのではなかったかなと記憶している。
英霊大暴れ系アクションものの要素も強い作品なので、何度もアニメ化され今度は原作で唯一アニメ化されていなかったルートがアニメになるということで大盛り上がり。
全年齢化された移植版も出ているし、スピンオフ作品も大量に存在している。

タイプムーンの場合、『人気があって全年齢向け(でないこともあるけど)コンシューマーゲーに進出』した感じである。
FGOにしろ他のコンシューマースピンオフにしろ、原作者である菌糸類(※奈須きのこの愛称)が自ら手を入れているもんだから、そのクオリティも盛り上がりも保証付きである。

逆に盗権乱舞というゲームならぬ芸無、ブラウザ上の作業を送り出したニトロプラスの場合。
ここも一応コンシューマに移植された作品はあるのだが、根本はエロゲーメーカー。
DMMと組んだのもエロゲーの資金のためだ、と公言している。

アニメでよく見る「(ニトロプラス)」とは一体何なのか? - GIGAZINE

PCでのエロゲー市場というのは縮みつつある、というのは聞いたことがある。
タブレットやらスマホやらがあればPCでやるようなことはたいていやれる。
Wordファイルの編集やらなんやらだってキーボードを付ければ楽々だ。

しかしエロゲーはそうではない。

そもそもタブレットスマホの主力はAndroidiOS
ユーザーがアプリを買うのはGoogleplayやApp Storeで、ここはエロゲー(年齢制限もののアプリ)なんて置いてくれるわけもない。
Windowsタブレットならどうかというと、DL販売ならともかく特典付きの物理的な商品、箱入りのディスクなんかはぱっと使えるものではない。

要はユーザーの環境の変化にエロゲーメーカー側が付いていけてないのである。

もちろん方法はあるし、実際ニトロプラス側もそれを把握してはいるようだが、手数料をケチっているのか本腰を入れてはいないようだ。

さて上のGIGAZINEの記事を見てほしい。

今イケイケ(古い言い回し)のDMMさんと組んで儲けた金で美少女ゲームエロゲー)作りたい。

そう、結局でじたろうの脳みそは彼の股間に直結している。

女性ユーザーはお客としてすら見られていない

まるでヒモである。

ゲーム性すらないブラウザ上の作業に適当な立ち絵と適当なボイスと適当なテキストを付けておけば、バカな女性ユーザーは引っかかる。
そのグッズを出せば版権料という名の小遣い稼ぎができるからそれでエロゲーの方に力を入れる。

でじたろう(ニトロプラス)と芝村とDMMというクソの三段重ねにとって、女性ユーザーというのはユーザーでもカスタマーでもない。
ただのカモであり、奇声先であり、たかる相手なのである。

別に新しいものをしっかり作らなくても、
どっかで見たようなキャラの立ち絵だけしかなくても
他所に制作を丸投げしたコンテンツでも

それっぽいイケメンが並んでさえいればお金を落とすカモだとしか思われていない。

まあ実際、同じ女性オタクから見ても盗権乱舞ユーザーって頭足りてないというか、詐欺に引っかかりそうではあるというか。

安っぽい財布に四万とか平気でぶっこんでるし。
ゲーム内の画像ファイルそのままコンビニのコピー機でプリントするだけのものありがたがってるし。
上のまとめでも現状がヤバイことを認識してる人の方が少数派だし。

例えばまとめで言われた100万人のユーザーという話も実際そこまではいない、間違いなく。

奇しくもアイドルマスターSideMも100万DL達成ということがセカライで発表されたわけだが、これはおそらくほぼ実数。
アクティブユーザー数ではないかもしれないが、SideMがモバゲーでしか展開していない以上、水増しのない数だろう。
(一部転売狙いの偽ユーザーもいるけれども)
リセマラもないゲームだし。

逆に盗権乱舞の場合、Pocketのユーザー水増し騒動があったことを覚えている人もいるだろう。

刀剣乱舞pocketの事前登録者数水増しが結局うまくいかなかった理由を3つ考えてみた - 猫は夜歩く。

一定数以上の事前登録で新キャラ配布、という報酬に吊られたカモたちが複数メールアドレスでの登録、SNSアプリ等での水増し、果ては届いた迷惑メールの差出アドレスまでぶっこんでなお目標数値に到達しなかった、という一件である。

このときはツイッターのアカウントでも事前登録数を稼げたわけだが、腐女子にとって複数アカウントはわりとよくある話。
普通に使ってるアカウント、ちょっとジャンル内でも好き嫌いの分かれるネタ専用アカウント、別ジャンル用のアカウント、などなど。

ここで稼いだ事前登録数まで突っ込んで100万ユーザーだとすれば、おそらく実数は遙かに低い。
147万の事前登録の水増しは公式自ら煽ったような形だったし、アクティブユーザーもだいぶ後発の文豪ゲーに流れているらしいのがPixivを見ていると分かる。
147万の事前登録者は一体どこに消えたんだろうな、本当に。

ていうか、そもそもニトロ自体死に体疑惑

よそで吸い上げた売り上げを儲かってない部分の補填に回す、という状況にふと思い出したものがある。

インデックスである。

かつてのアトラスの親会社で、粉飾決算がばれて吹っ飛んだ(倒産した)。
ここもアトラスの売り上げを吸い取ってよそへ回して穴埋めをしていたわけだが、ニトロプラスもおそらくは……。

自分とこのコンテンツのテコ入れをよそに頼んでる時点で、もはや先は暗いようにしか見えない。

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