G-tuneさんのゲーミングPCお借りしてみたよ デスクトップ編
えっ、このゲーミングPC、小さすぎ……！？
ちょっと間が空いてしまったがお借りした2台目のゲーミングPCのレビューをさせていただこうと思う。
前の記事同様これはG-tuneブランドを持つマウスコンピュータさんのご厚意で成立してるレビュー記事です。
なので、そこらへんは念頭に置いて読んでいただけると幸いです。
さて、世の中には『小型PC』というものはいろいろ種類がありまして、例えばノートPC以外でもスティックPCなんていうメモリースティックにOSぶち込みました、みたいな力技製品があったりする。
かと思えば一瞬ルーターか無線LANの親機かと思うようなやつもあったりして、PC
進歩ってすげえなと思ったりするわけだ。
さて今回マウスコンピュータさんのご厚意でお借りしたモデルは名をNEXTGEAR-Cという奴で、マウスコンピュータさんが誇る小型ゲーミングPCである。
まず届いた時点での画像がこちら。
なんかプライバシー保護されたみたいになってるけど箱のサイズ感をこれで感じていただきたい。
マオウ一冊分、実に前回お借りしたNEXTGEAR-NOTEの14インチモデルの半分ほど。
内箱はこう。
なんかもうビックカメラとかだったらこれ買ってこのまま持ち帰れそうなサイズ感である。
デスクトップPCを持ち帰るってなんか不思議な響き。
いいところその1.設置したらコンパクトすぎてお前
で、実際に設置して見た画像がこちら。
えっ、このゲーミングPC、小さすぎ……！？
と転職広告みたいなこというけどこれ本当に小さい。
この写真でnextgear-cを載せている奴、特にPCとかそういうもの用のラックでもなんでもなくて、以前某同人誌即売会参加用に現場の企業物販スペースで買ったグッズとか用の棚なんですけど。
あのパズル脳を試される机半分のスペースをどうにかするためのアイテムにちょこんと収まるサイズ感のヤバさをお分かりいただけるだろうか。
これでゲーミングPCとかマジかお前。
こう、デスクトップでゲーミングっつったらデーン！ドーン！バーン！！と存在感と重量となんか厨二感溢れるLEDの三連星がデスクの上で大暴れみたいなやつちゃうんかと。
グラボの中までLEDでガンダムチックな発光してる印象があったよ夜猫は。
（難波のソフマップで展示してあったやつのせい）
なるほどLANパーティにもオススメとかうたうだけあって小さいからこれ下手したら旅行の時にキャリーカートに突っ込んでいけるんじゃないの。
（※LANパーティとは：パソコン持ち寄って直接繋いで対戦ゲームや複数人プレイを楽しむゲーム会のこと。
携帯ゲーム機を持ち寄って一狩り行こうぜするときにゲーム機の代わりにパソコンを持ち寄る感じ。
ゲームボーイ時代の通信ケーブルで繋いでいる様みたいなもんなんだろうか。
確かにラグとは無縁そうであるし何より直接顔を合わせるのは楽しそう）
いいところその2. HDMI接続という名の暴力
なんでその1.の最後でキャリーカートに放り込むなんて言ったかというと、このnextgear-c、画面につなぐコードがHDMIケーブルなんである。
ケーブルの種類なんてよくわからないという人のためにいうとPS4と同じケーブルを使っている。
つまりどういうことかというと、これ変換ケーブルいらずでご自宅のテレビに繋げます。
すごくね？
要はさ、PCゲームをテレビ画面に写せるんですよこれ。
PC用のコントローラーを用意すれば対応ゲームなら家庭用ゲーム機みたいなことできるわけですよ。
マインクラフトの重たいMODパックだって家族でワイワイいいながら（シングルプレイだけど）できるわけですよ。
7 days to dieとか大画面でやるとこ想像してみるとヤバさが加速しますよ、いや恐怖的な意味で。
例えば急な出張が入ったけどその途中の夜にどうしても外したくないレイドイベントが！とかいう時もホテルのテレビとLANに繋いでログインしたりできるわけですよ。
通常デスクトップPCとモニターをつなぐケーブルって独特の形をしているので、HDMIというテレビにつなげるケーブルを使ってることの強みが用途をゴリゴリ広げてくれそうな気がする。
いいところその3.めっちょパワフル
もちろんグラボ搭載機であるのでグラフィックもめっちょパワフルである。
影MODもこの通り。
水中描写もなかなか素敵。
軽快にさっくさく動いてくれる上、NEXTGEAR-NOTEもそうだったけれども録画ソフトいらずで録画できる。
どうもwin10には対応端末であればそういう機能がついたらしい。
ショートカット一つで録画機能使用できるとか世の中本当進化してってるなあ。
実況とかする人には割とオススメの機能じゃなかろうか。
さすがに32GBメモリがあると録画もサクサクやってくれる。
メモリはパワーだ。
いいところその4.差し込み口完備
こいつの凄いところはこの小さいボディに各種差込口を完備しているところである。
薄型とか計量を追及するとどうしても削られがちな各種差込口周りは以下の通り設けられている。
前面：
SDカード用マルチカードリーダー x1
TypeAのUSB3.0差込口 x2
裏面：
HDMI x2
Displayport x1
TypeAのUSB2.0差込口 x4
TypeAのUSB3.0差込口 x2
TypeCのUSB差込口 x1
ネット用ケーブル x1
ヘッドフォン／マイク x1
あと防犯用に盗難防止ロックも付いている。
USB差込口が9個も付いてるとかもう刺し放題の域ではないだろうか。
残念なところ1.グラボは弱め
モデルは適当にオンラインで選べる奴を持ってきたが、ちょっと髪の毛の描写が粗めなのがお分かりいただけるだろうか。
どうも小型の端末に押し込めた結果としてこういう感じになっているらしい。
ただ、元来美麗なグラフィックとかを売りにしていないタイプのゲームを遊ぶなら気にならないレベルでもある。
残念なところ2.ファンが頑張ってる
これは多分半分ぐらい自分が使っていた環境のせい。
いろいろ重たいソフトや機能を同時に走らせるとどうしてもファンが元気よく回転し始める。
寒かったのもあって暖房を効かせてたのも悪かったんだろうと思う。
しかしファンがなると言ってもそこまで気になるほどの爆音というわけでもない。
現在使っているESPRIMOとさして大差ないぐらいの音量だと思うので、同じ部屋で神経質な人が寝ているとかでもなければ気にするほどのことはないんじゃないだろうか。
残念なところ3.小型ゆえに……
盗難防止用のロックが付いていることからもお分かりいただけるだろうが、これ、小さい、軽い（それなりに）という利点の裏返しもあったりする。
まずは落下対策。
自分の場合はデスク直置きでなく写真の通り小さい棚に乗せた。
ご家族にゲーマーあるいは癇癪持ちがいる場合、あと地震の揺れが怖い場合は勝手に持ち出されたり砲丸投げの要領で投げ捨てられたり揺れで空を飛んだりしないよう、これに加えてロックをしておくのがいいのではないだろうか。
あとお子様がいるご家庭だと携帯機みたいなノリで持ち出されて壊れて帰ってきた、なんて恐れもなくはない。
ぶっちゃけサイズ感的に火曜サスペンスのテーマとともに空を飛んだり角に血がついていたりしても納得するし。
デーンデーンデーーーーーーン！
高価なデバイスなので他人が出入りする場合も盗難対策にロックは必須。
夜猫の小型通勤用リュックにだって入るぞ、これ。
あとはPC本体オンリーの商品なので、モニターはもちろんキーボードやマウスも前以て用意しておかないと初期設定の段階で詰む。
t90chiのキーボードをBluetoothでつないで事なきを得た夜猫とのお約束だ。
以上、マウスコンピュータ様からお借りしたnextgear-cのレポートでした。
最近新価格でお求めやすくなったので、小型だったり普段使いのパソコンに追加で使えるゲーミングPCをお求めの方は要チェック。
HDDもお手頃な価格で増設できるので録画勢にも優しい、マウスコンピュータ様をどうぞよろしくお願いします。
