バレンタインと改装と回想 ~Rest in Peace、ももたん~
ちょっとお出かけしてきました。
今週のお題「バレンタインデー」。
日曜にバレンタインと春節が重なるという混雑しますよと言わんばかりの日程。
所用で岡山へ行ったら何となく回想を呼び覚ますものがあったので
ちょっとブログにしてみよう。
父方の実家のある岡山県の中心部、岡山駅の二階、さんすて。
お土産コーナーの一角にあった店の跡地にこんな張り紙がしてありました。
ここにあったNew World Bakeryでももたんというお土産を売ってたんですが、
まあここの経営者が痛々しいというか、何というか。
以前
「JRのお土産コーナーでうちのももたんが目立つように販売されないのはきびだんごの廣榮堂の利権だ!
ぼくちんが考えた岡山土産は東京に行けば売れるんだ!
海外に行けば売れるんだ!」
てなことをネットで言ってたんですね。
馬鹿じゃねえの?
地元で売れずによそへ行けば売れるっていうのは、その、地元を知らない人にならおしゃれ感で
だまし売りできる、っていうことなんでしょうかね。
アメリカの魔改造されたスシみたいな論法なんでしょうか。
東京の方では人気、ありますか?
ももたん。
生きてますかね?
とりあえずこないだ東京行ったときは駅では姿を見ませんでしたけど。
ももたん買うより廣榮堂のきびだんごを買うべき4つの理由
きびだんご・和菓子 廣榮堂本店:廣榮堂のきびだんご150年の歩み
廣榮堂、それは3ケタ年間やってきているお菓子の老舗。 (日本にはそういう企業はたくさんあるといいますが)
国産材料を使っているとかそういうことも大事なんでしょうけど、
ももたん買うより廣榮堂のきびだんごをお勧めしたい理由はこれ。
- 没個性でなく誰にでもお勧めできる(アレルギーには注意してね!)
- 小学生にもお手軽なお値段で数が入っている
- 持ち運びやすく、壊れない
- お店の人の教育が行き届いてる
誰にでもお勧めできる味
ちなみにこれももたん公式のスクショです。
桃太郎で客引きしたいのかそれとも富士山で東京っぽさを出して客引きしたいのかどっちやねん。
なんていうか、近頃のビジネス記事めいた「日本語でおk」感漂う説明文。
一度食べたことがありますが、味は結構没個性というか、この手のウケと知名度での客引き狙いのものにはよくある味。
年配の人やお子様に勧めるには濃いタイプ。
廣榮堂に限りませんが、きびだんごはオーソドックスなものを買えばたいていの人に安心して
渡せるお菓子です。
フルーツソース入りのものとかでなければ味はあっさりしているので、対象年齢は問いません。
だからと言って乳幼児はらめええええええ。
小学生にもお手軽なお値段
まずももたんは4個入り500円。
小さいものだというのもありますが、きびだんごはだいたい10個入り410円ぐらいです(税抜き)。
小学生のお小遣いでも安心して買えるお値段、というか小学生の時は実際これがお土産の中心でした。
岡山の果物とかお土産にするには結構高いですからね。
子供がお土産に練り物とか魚介類っていうのも正直ないし。
持ち運びやすく、壊れない。
なんせ団子ですからね!
クッキー系のお菓子のように気が付いたらデスク上やカバンの中でバリンとかいうことがないんですよ。
包装もシンプルなのでゴミも少ない。
つまり何かの教室なんかに持って行ってもかさばるごみがでません。
お店の人の教育が行き届いている。
これ。
一番差がデカかったのがこれ。
試食を勧めてくれたり品のお渡しの態度が丁寧だったりするのは断然廣榮堂。 ももたんを扱うNew World Bakeryの方は店の前で商品を見てても声をかけない店員が結構いましたね。 気持ちよく買い物ができる、という点では絶対に廣榮堂。
ちなみに全改装かというとそうでもない
お土産コーナー回りで改装中なのはこのNew World Bakeryのところだけでした。
他に改装してるのは化粧品や服、雑貨類を扱うエリアの方ですが
ロクシタン、前に来た時より広いスペースとってるやん。
確か向かいのちょっと小さいスペースだったはず。
売れ行きよかったんだなあ。
一方ももたんは……
R.I.P、ももたん。
チョコを買いつつそんな世の中のショッギョムッジョに思いをはせるバレンタインでしたとさ。
ちゃんちゃん。
おまけ
桃太郎を名乗りつつ桃とも黍とも何の関係もなかったパッケージ。
「任天堂の倒し方知ってますよ」感溢れる文句にすでに匂い立つ岡山駅撤退のフラグ。
岡山駅から跡形残らず駆逐されてしまった、そんな桃の気配のしないももたんの話でしたとさ。