猫は夜歩く。

地方住まいのゲーム好きオタ♀がつらつら。アトラス的なお仕事したい。

level∞で考える小さいってことは高度な技術を必要とするし音とのトレードオフなのだってこと

上司即堕ち二コマとか動画にしたら需要あるかしらと思いながらする話じゃないのは承知している

※エロ要素は全くない。

さて日数が開いてしまったがLEVEL-∞の話の続き。

小さい、と一言で言うのだが、小型ガジェットとか小型端末というのは便利なものである。
かさばらない、軽い、どこでも作業できる。
販売終了してしまったiPhoneSEとか中古の買い取り価格が高騰するぐらい人気だが、実際ポケットに入れてみるとZenFone3ほど邪魔にならないのが実感できる。
ノートパソコンにしたって、実際肩こりと末永いお付き合いをするよりは高かろうが軽くてハイスペックな奴一台持ち歩く方がいい。
いつかのレビュー記事で書いたようにアネロのカバンでお気軽に持ち歩ける13インチでさえ、馴れないうちは大きく感じてしまうもの。
ロマン云々を抜きにしても、小型端末、小型機種ってのは『あればそっちを使いたい』ニーズのあるものなのである。

ところが、である。
こう、ユーザーとしてはホイホイ小さくすればいいじゃんとニーズを出すことはできるのだが、
実用に足るもんをある程度の品質とスペックを備えて提供する
となると途端に難易度が高くなるものらしいのである。
GPDのpocketやwinシリーズの製品に熱とバッテリーの膨張の話が結構あるらしいのもその一例だろう。

考えてみれば、同人誌即売会のあの1サークルあたり机半分のスペースで大量の在庫や新刊、新作イメージアクセ等を大量に展示して捌くのにはそれなりの技術と経験が必要になってくるもの。
合体参加で机一枚占拠出来るとか壁配置ならまだしも、普通は半分だからね、そんな無茶な状況経験とかテクなしにクリアできるかと。

例えばこのブログで何度か紹介しているマウスコンピューターさんの小型ノートがメモリ4gbとか8gbに甘んじがちなのもそんな感じなのだろう。
言い方は悪いが、例えばsonyのS11みたいに11インチのボディに16gbのメモリを搭載するとか、Dellxps 13みたいに13インチのスクリーンを11インチボディに詰め込みました的なレベルの技術とか設備をお持ちでないのだ。
だてに大手ではないということだろうか。
しかし見た目は小柄だけどよく見るとムキムキパワフルスペックってハンターxハンターのビスケみたいな……
……おっと誰か来たようだ。

小さいところに詰め込むとそりゃあバタバタするよねいろいろと

長い前置き兼だべりは投げ捨てて本題。

今回お借りしたlevel∞ I-CLASS、いろいろ褒めたがやはり小型を突き詰めた結果ご覧の有様だよ!みたいな問題点も抱えているという話である。

今回はその一つ、音の問題について語ってみよう。

そもそもなぜゲーミングパソコンというやつは大型になるのか。
例えばalienwareシリーズとかインチサイズに1足したサイズのバッグを用意しないと収まらなかったりする。
デスクトップもだいたいデカい、重い、高いの3拍子揃った品物が多い。

なぜこうなるかと言えば、ハイパワーになるためのパーツが大きいのはもちろんのことだけれども、排出される熱も大きいというのが理由らしい。
各種公式サイトでパーツ選びをしているとしばしばワット数の違う電源をチョイスできるようになっているから想像は付くのだけれども、やっぱり処理能力を上げると電気も使う。
電気を使うと言うことはそこにジュール的に熱が生まれる。
そのままにしておくと熱暴走したりしてよろしくないので、長く使えるようにするためにもすぐに問題が起きないようにするためにも冷却する必要がある。
その結果どうなるかといえば、

ファンが元気に回転し始める。

HDDの回転音がどうとか、データアクセス時のカリカリ音がなんとかいう話ではなく、ブォオオオオオオと空気を回転させる音がするわけだ。

今までにお借りしたゲーミングノートやゲーミングデスクトップももちろんそう。
いわんや極限まで小型化したこいつをや。

ハイスペックを要求するゲームをプレイしていたり、動画のエンコードなんかしているともう覿面に効いてくる。
ボディが小さいから内部に熱がこもりやすいようで、触るとほんのりと熱を感じることも。
ただその程度で済んでいるので、熱対策はある程度しっかり行われているものと見ることもできる。

で、どれぐらい元気よく回転してるの?

どれぐらい音がするのか、というのをはっきりわかりやすく言うことは難しい。
なんせ夜猫の手元にはデシベル単位で計測するような装置がない。

なので、いつもの例のごとく身近なもので例えてみようと思う。

最大で冷風を出しているときのドライヤーぐらい。

基本的には静かなものであるし、必要がなくなれば静かになるので普段使い程度なら気にする必要もない。
実際、今まで何台か使わせていただいたゲーミングPCの中にはこれ以上にファンが大きい音を出したり排気で前髪が揺れるようなものもあるので、それらに比べればもうちょっと静かだと思う。
近頃人気のDead by DaylightとかFortniteみたいな音でも索敵する系のゲームをする人はそもそもヘッドホンをしているだろうし。

夜猫の家族のような眠りの浅い人が近くで寝ているときにエンコードとか始めた場合、気になって起きてきてしまいそうだなあってことぐらいか、問題は。

まあ、無論のこと、エンコードとかハイスペックゲームとは無縁な感じのパソコンと比べると相対的にうるさいとは言えるので、初めてゲーミングPCを買うような人はちょっと驚くかもしれない、うん。

重ね重ね書いておきますが、そこまで騒音、爆音というレベルではありません。
というか、顔の真横からドライヤーみたいに風が出てくる体験するとさすがにだいたいのものは静かに思えてる感ある。

初めての人は展示機のあるお店へ……と、言いたいところだが

基本田舎にはこういうゲーミングの展示機がねえ!

ビックカメラぐらいじゃないか、テストプレイできる状態で展示してるのって?
ヤマダ電機とかエディオンとかジョーシンとかいろいろあるけど、この三社で見たことないもん。

……まあ、某ビックカメラのプレイできる展示機、お金はないけどフォートナイトしたい子の無料ネカフェみたいになってて……

ゲーミングPC作ってる各社の方はぜひそういうイベントを地方でもやるといいと思うぞ、お客になる可能性の高い人結構いるぞ。
なんせ田舎のネットカフェ、ハイスペックゲーミングPCとか言ってる割にグラボがどちゃくそ古い必須スペックギリギリレベルのやつだったり、そもそもグラボ積んでなくてメモリの数字で殴ってるだけだったりするからな!
お前だよ広島のフタバカフェ系列!

といったところで、ファンの音の話はここまで。

もう一本だけ続くんじゃ。

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