猫は夜歩く。

地方住まいのゲーム好きオタ♀がつらつら。アトラス的なお仕事したい。

夏休みにNintendo Switchを買う前に知っておいてほしいリージョンコードの話

ある電器屋の人曰く

何でも最近、夏休み前の駆け込み需要でSwitchの抽選販売の倍率が上がっているらしい。
スプラトゥーンの同梱版もかなり早いうちに所定の予約数量に到達したそうで、

ゲームの予約慣れしていない人が数量に限りがあると知らずに予約し損ねる
→店を訪れて予約終了の文字を見て目を疑い、ついでに店員を疑う
→とりあえずソフトの方を予約して抽選販売にならぶ

というパターンが多いんだとか。
(※その人の知る限りのことでなので世の中では違う可能性も)

で、これに輪をかけて抽選倍率の上昇に拍車をかけているのが中国や韓国から来るクソども、そう、テンバイヤーである。
スプラトゥーンは海外プレイヤーも多いゲームなので、これの新作が来ると聞いちゃあ黙っていられないユーザーも多いよう。
全額前払いをポイントでやろうとして断られたり、ごり押しで抽選販売の中から予約を取らせろとレジで○時間クダを巻いたりと結構な醜態をさらしているようである。

ライトなゲームプレイヤーは多分知らないリージョンコード

リージョンコード、という単語を聞いたことがあるだろうか。

DVDやブルーレイ、ゲームソフトなんかのパッケージにも書いてあったりするのだが、これをご存知の人は実は案外少ない。
というのも、これ、普通に暮らしている限りには考えなくてもいいものだからである。

聞いたことのない人のためにざっくり説明すると、『このDVD/ブルーレイ/ゲームソフトはこのリージョンコードに当てはまる地域の機械でお使いいただけます』というもの。
まずゲーム機やDVD・ブルーレイプレイヤーなどの機械類は、各国の電気事情その他もろもろの理由から『この機械はどこの地域(リージョン)仕様のものです』という風に作られている。
『この商品は日本国内でのみお使いいただけます』的なあれだ。
再生機器やゲーム機本体は内部にこうした『どのリージョンで使えます』という情報を持っていて、ユーザーが入れたソフトの『このDVD/ブルーレイ/ゲームソフトはこのリージョン向けです』というデータと照合する機能を持っている。
これが一致すれば何の問題もなく楽しめるが、一致しないと『これここの国の商品ちゃうで』となって使えないわけである。

例えばここに国内版Switchと北米版のゲームソフトがあるとする。
日本向け仕様のSwitchは問題なく国内で使えるが、ゲームソフトのリージョンコードが北米用なのでプレイできない。
きちんと日本の国内で販売されているものを買ってくれば問題なく遊べる。

こんな感じ。

普段は洋ゲープレイヤーぐらいしか気にしないことだが、今回はこれがそこかしこで地雷になっているようで。

テンバイヤー死すべし、慈悲はない

さて上でも書いた通り、夏休み特需を見込んだ中国人や韓国人のテンバイヤーが大量に跋扈している今日この頃。
こういうクズどもが買い込めたSwitchは高値で転売され、国内外問わずバカの手元へ渡っていくわけだが……
これがまあ、転売目的でなく欲しい人々にとっては二重の意味でもったいないことになるわけである。

まずテンバイヤーが抽選枠を圧迫することで、枠そのものがもったいないことになる。
これは倍率に悩まされている人にはすぐお分かりいただけると思う。

二つ目のもったいないポイントは『主に電気・電圧的な問題でせっかくのSwitchが即死する』ということ。

電器屋の人に聞いた話では、すでに何度か海外から苦情を寄せるド低脳どもがいるそうだ(ほぼ全部が中国語とか韓国語で何かまくし立てているのでその手の窓口へ転送するらしい)。
何でも、数日前に買ったばかりのSwitchでゲームがプレイできないだの、電源が入らないだの。
保証書にはここの店の判子がある、だからすぐ新品を用意してどこそこへ送れとかいう話になるのだとか。

もちろんそんなド低脳どもの言うことにまともに取り合う義理も責任も店にはない。
何故って店では売るときにも説明しているし、ニンテンドーもそのようにお断りを出している。

海外での使用についてのご注意|Nintendo Switch サポート情報|Nintendo

保証書の現物もないのに電話一本で脅しに掛かるとか、ただの詐欺としか思えないしね。

余談だけれども、ニンテンドーがアジア圏で無線認証を取っているのが日本だけということは、多分中国だの韓国だのはそもそもターゲット外なのではないだろうかこれは。

ともかく、日本で遊ぶなら日本国内で、正規のルートで買えるものをお求めください。

愉しい夏休みのゲームライフがいきなり何もできずに始まるとか、これほどいやなことはない。

もしも海外へ赴任中でお子さんが欲しいとおっしゃったら

まず大事なこととして

赴任先の外国と日本国内、どっちで使う時間が長いか?

ということを考えてほしい、と電器屋の人は言うそうだ。

使う人が普段日本で過ごしているのなら、国内で買っても大丈夫。
逆にもし海外で過ごす時間の方が長くなるなら、赴任先で買うのが一番いい。

例えばアメリカやヨーロッパ圏でならきちんと店で買えるはずだし、アマゾンという世界を股に掛ける通販業者もある。
(取りあえず米アマゾンでは見つかった)

結論!

普段使う国で買って、楽しいゲームライフを!

だがテンバイヤー、てめーはダメだ。

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