ハリコスタジオさんのトラブルについて思うこと ~これだから刀剣乱舞はゴミの掃きだめって言われるんですよ~
togetterのまとめ記事からお届けします
ハリコスタジオさんという個人経営のコスプレ撮影スタジオさんを見舞ったトラブルのまとめ。
そもこういう古民家での撮影っていうのは特に和風ジャンル(例えばテクモ製の零シリーズだとか)の人がやりたがるんだけど、なかなか普通のスタジオではできないんだそうで。
なんで個人的に伝手で手配できる人を中心に集まったり、個人宅で貸しスタジオやってる人がいたり、あるいは公共の古民家的なところで撮影OKなところを探して借りたりするんだとか(レイヤーではないので個人で知ってる限り)。
このハリコスタジオさんというのは二番目の『個人の自宅で貸しスタジオをやってる』タイプなのですが、刀剣乱舞盗権乱舞なんていうジャンルのコスプレイヤーのアンテナにキャッチされたが運の尽き。
上でまとめられているようなトラブルに発展してしまったんだとさ。
- 遅刻したうえ連絡なし
- 時間をオーバーしても更衣室でぐだぐだ騒ぎ続ける
- おまけに謝りもせずタクシー呼べと騒ぐ
- 今日お誕生日のアタチの言うことは全部聞くべきなの!ぷんぷん!ブロックして風評被害アタックしてやるんだからあ!!蜂須賀ぁあいつぶっ殺してー!
うわあ頭いてえ。
(上は上記まとめの一部スクショ。
目線入れるべきかと思ったけどごらんのとおり自分でツイッターで公開してる写真だからね、入れなくていいでしょ)
コスプレイヤー嫌いな方には大変お見苦しいものをお見せいたしましたことをお詫び申し上げます。
スタジオさんが予約キャンセルしたのは全然悪くないし、このレイヤーの頭が悪い
さて、こういう話がある。
『新幹線にワンちゃんを連れて乗ろうと思った。
規則では犬はケージに入れて載せること、抱っこひも(バックスリング)の類は禁止となっている。
でも可愛いワンちゃんをケージに長時間入れっぱなしなのはかわいそうだし、ストレスで体調崩したらたーいへん!
だから改札では『ケージは家族が荷物と一緒に持って入っちゃったんですぅ』って言って抱っこしたまま通って、車内では抱っこしてればいいよね!
と思ったら、車掌さんに途中の駅で降ろされちゃったし、ケージを用意してくるまでは改札通れません、だって!
旅行会社で買った切符だから全額買い直しだよ、ひっどーい!』
(ちなみにこの抱っこひもはこういうものです)
実際にあったペット飼いの知能レベルが怖い話。
そもそも新幹線をはじめとした列車にしろ貸しスタジオにしろ、利用するにあたってお守りくださいみたいな規約は必ずあるもの。
指定席の切符が時間が過ぎたら変更できないのも、旅行会社の切符が割引されてる分制限が厳しいのも、スタジオの利用規約があるのもみんな当たり前のこと。
客に使うサービスを選ぶ権利があるのと同様、サービス提供側には規約を以て出禁にする自由も権利もある。
件のレイヤーにはその程度のことも理解できなかったし、ブロックして悪口を広めるぐらいしかできなかったわけだ。
まあ、二次元のカップリング(それも九割が原作にない捏造設定レベル)を三次元でコスプレで再現してハァハァするような層なので、知能程度は推して知るべし、というべき?
(※注 盗剣乱舞の審神者には特に設定がない。
そのため一時Pixivなどは棲み分けで荒れに荒れた上、女審神者キモイ夢脳死ねだの、世の中のオタが全員BLが好きだと思ってんなら鍵垢でやれだのツイッターでも空リプが見受けられた。
主×キャラでホモりたい者、キャラ×主がいいんだよな者が入り乱れたが、今ではわりと落ち着いている。
このコスプレイヤーの場合、創作キャラとしての女審神者のコスプレを自分がやり、蜂須賀というキャラのコスプレをした別のレイヤーとで自分の妄想を三次元化しているという状態。
考えるな、感じろ、考えたら脳細胞が死んでいくだけだ)
(ちなみにアイドルマスターsideM界隈もそういう論争がないわけではないけれど、ぶっちゃけここまで頭痛い人はみたことがない)
萌えれば正義、では断じてない
前にも書いたけど、刀剣乱舞が盗権乱舞と呼ばれるジャンルであるのは
『イケメンカタログに載ってるキャラの妄想で萌えてハァハァできればキャラが担当絵師が既存作品の最萌えキャラをトレスしたものだろうと素材があちらこちらからトレパクしたものであろうと私たち許しちゃう!だからもっとイケメンの立ち絵追加して(はーと)』
という知能指数が某海辺のコープの汲み取り式トイレのタンクより低いところにあるユーザーが集まったジャンルであり、公式が今も謝罪らしい謝罪をしていないことにも理由があると思う。
自分が萌えればそれは正義、というジャンルなのだ。
だからキャラ×自分(このレイヤーの場合は間違いなくそうだろう)が現実にできれば他人の迷惑なんて考えないし、それに協力しないスタジオ主はおかしいとまで考えるわけだ。
(ややこしいことにこの手のキャラ×女性主人公な作品で二次創作する場合、女性主人公=自分とするタイプと女性主人公=個性を持った1キャラとする場合があって、両者の間の溝はマリアナ海溝より深い)
松にすら行けなかった彼女たちはそこに残る
おそ松さんにしろ盗権乱舞にしろ、クレイジーなトラブルがTLに流れてくるジャンルには違いない。
どちらもグッズの入手のためにトラブルを起こしていたりするし、普段着のはずが松コスを市街地でやるんじゃねえよと言われたなんていうトラブルもあった。
それでも、個人的に見て、盗剣乱舞はある種のダメな人たちを隔離する装置、あるいはダメな人を引き寄せるゴミ溜めかスラム街であり続けるんじゃあないかと思う。
何故か?
それはつまるところ、公式がちゃんと仕事してる、ということだ。
おそ松くんという原作があるとはいえ、特にトレスだのパクリだののトラブルは起こしていない松公式。
一方企画書からしてすでに艦これの丸パクリである刀剣乱舞。
一つの作品を作るために頭振り絞ってる感が後者には全くない。
ちなみに、世界観監修担当の芝村というのも上で取り上げたコスプレイヤーがハマるジャンルにふさわしいクソライターだと私は思っている。
ガンパレードマーチシリーズで知られるこの人、自分と全く同じ名前のキャラクターをゲーム世界における一番偉いキャラに据え、世界の謎を全て知っている系のキャラとしてあれやこれやしている。
世はまさにオナニー大公開時代だったのだ。
そして多分、今も。
だからこそ、盗剣ジャンルには世の中のクソが凝縮されていく。
クズが許容される場所だから。
クズほど盛り上がれる場所だから。
適当な立ち絵とクリック数回分のショートストーリーとも呼べない会話ダイアログと口調設定と薄い人間関係の設定しかないジャンルなら、何をしても許される。
立ち絵と会話ダイアログを元にして9割創作のホモエロを披露して人気を集めるもよし。
特にそんな設定のないキャラをスパダリにしようがダメ男にしようが問題ない。
顔グラも台詞もない審神者をどんな味付けにしようが自由だし、公開されていない世界観をどう捏造しようが矛盾もくそもない。
なんなら艦これの深海勢によくある噂をパクッてきて悪堕ちネタでシコるのも自由。
自由すぎて無法地帯、というわけだ。
類は友を呼ぶという言葉がスタッフとファンの間をガッツリ表現してしまうこのジャンル、今度はどんなトラブルを起こしてくれるのか非常に楽しみである。