猫は夜歩く。

地方住まいのゲーム好きオタ♀がつらつら。アトラス的なお仕事したい。

足を運んだ大アトラス展にアトラス衰退の理由を見た(気がする)

令和商戦で私のシフトは火の車だよォ!

なんか荒木御大みたいな絵面で久々にはてなブログにログインしました、夜猫です。

生きとったんかワレ!
と言われそうな感じですが、近ごろ上司の間で「アイツは便利でレスポンスがそれなりに早い雑用係だ」という認識が広まってきてしまったためいろいろお察しくださいな有様なのです。
いや確かにね、お前の本業はコレだぞ絶対にうちで処理できるものを撃ち漏らすなと厳命されたことを優先させたうえでレスポンスが早いっぽいのは内線やら内部連絡網を確認する限り自覚はしておりましたが。
(この業務だけでひどいときには50万近い売り上げが立ってるからね、仕方ないね)
なんせアレですよ、気が付いたら所属部署が特定の部署から勤務先の五大偉い人の一人になってましたからね。
部署ってなんだっけ。

さてそんななかでもどうにかこうにかお休みと交通の便と泊まり先にやりくりをつけて、行ってきました大アトラス展。
東京は秋葉原ベルサールにて開催されるセガフェスに間借りする形で開催されたイベントなわけですが、いやあ

アトラスの広報は一度他社へ出向するか副業バイトでもいいからよそで広報の勉強と社会常識身に着けてきたほうがいいと思う。

割とマジで。

現在のアトラス各種公式アカウントにはやる気がない

ファンの間では割と知られている事実として、アトラスは商売下手です。
有名なところで言えばプリクラを開発したにも関わらず特許を取り忘れてよそに権利を持っていかれた件とかがありますね。
現在で言えばペルソナシリーズの公式ツイッターアカウントが完全に私物化されているという点もあります。
自分たちがメインで携わっていない過去の名作に関しては意地でも宣伝しようとしません。
おそらくPチームのメンバーの誰かがやってるんでしょう。
これに関してはアトラスが公式で運営しているほかのツイッターアカウントについても同じことで、過去作品の何周年、みたいなネタに関してもゲーム系ブログやメディアの運営アカウントのツイートをRTするだけ。
お前は広報というものを何だと思っているのか。
そこは公式が自分自身でやるべきところだろう、シャープを見習えシャープを。

それとも副島を筆頭にPチームスタッフ金子一馬系のスタッフに対して巨大なコンプレックスでも抱えているのだろうか。
なんかけもフレ2がとんでもねえ暗黒に包まれた姿を現しつつある今日この頃、Pチームも似たようなアレというか先駆けだったのではないかと思えてきてしょうがないというね。

金子一馬の生絵展示とか!!何をおいても宣伝すべきだろうが!!

さておき、ツイッターでゲームに限らず各社の公式アカウントを覗けばわかることではあるんですが、あれって自社の商品の歴史とか傾向とかそういうのを知悉してないと務まらない節もあるわけです。
さっきも上げたシャープなんかいい例で、例えば何年前のどういう商品だとかきっちり出てくる。
トランセンドなんか自社の商品で『本物の256GBですよ!』とか言ってるのは自分とこの側で偽物が量産されてるのを知ってるからのネタですしね。

やる気がねえのか商品知識がねえのか、一般ユーザーのほうが盛んに宣伝してる現状を見ると、親会社のセガへ出張とかやって広報周りの基礎を叩き込んでもらうべきではないかと思いますね。

大アトラス展の情報にしても第1弾!と鳴り物入りでおっぱじめた割に尻切れトンボで、ようやく2日前になって続報を出すという。
おまえさあ……今日日男性向けエロ同人サークルでももうちょっと上手く宣伝すると思うぞ……。

あのバカDJをつまみ出せ

上でも挙げた通り身内びいき通り越して我が身びいきの極みなPチームの最大の特徴であるオナニスト根性がギンギンに発露していた点は現場にもありまして。
そこに触れる前に一つ、このイベントーーすなわち大アトラス展がどういう状況下で開催されたものか、というところを振り返ってみましょう。

かつてアトラスはいろいろあってインデックスというかつての親会社に買収され、その粉飾決算から始まる解体騒動の中、セガに拾われる形で復活しました。
新インデックスと旧インデックスの紛らわしさからいろいろ騒動になったりもしましたが、それはさておき大事なのはここです。
セガに拾われて子会社になる形で復活した、というところ。

そもそもこの大アトラス展はセガフェスという、親会社のイベントに間借りする形で物販と展示を行っていたわけです。
親会社のイベントに子会社の姿が、というのは珍しいことではありませんし、ペルソナ20thフェスのクソ加減を振り返るまでもなくオフラインイベントのセンスがないアトラスのこと。
単独開催されるよりは安心感があったのですが、しかしここでもアトラス、というかPチームはやらかしてくれているのでした。

安心してください、奴らはやっぱりバカです、社会人的に考えて。
(なにも安心できない)

どこでやらかしたのか、といえば、今回の大アトラス展最大のゴミ、DJWAKAの強制ライブです。

前回アトラスのイベントセンスのなさを露呈した20thフェスからの使いまわしイベントにして、今回最も見に行く価値のない出展であったこのDJイベント。
前回は教室の一つに隔離される形で開催され、言い訳程度に旧作の曲を一曲だけやるという体たらくだったわけですが、今回はそこからさらにパワーアップ。
ベルサールのフロア内に設けたステージからクソ音声を垂れ流すというテロ行為に打って出ました。

ぼくちゃんのすっごいうたをむしすんなああああああああと駄々をこねるがごときポジション取りで、今回は大アトラス展と銘打っているにも関わらずP5オンリーというゴミの極致。
イベントタイトル読めないほど文盲なら社会に出てくんなよもう。

夜猫は数時間滞在していましたが、もうあの自称DJの演目は聞く価値がないんでiPhoneでゆっくり実況聞いてました。

え?
最新作の楽曲を流すことの何が悪いんだ、ですか?

ええ、ここで大事なのはですね、アトラスがあくまで子会社のポジションであり、セガフェスは本来親会社のセガが自社の作品ファンのために開いたイベントに間借りしているだけである、ということなのです。

今回の大アトラス展の開催地であるベルサールではもう一つ展示会が開かれておりました。
そう、セガが生み出した名作の一つ、サクラ大戦の展示会です。
近ごろではクロスゾーンシリーズにも出演しているやつですね。

それもただの代表作を振り返るというだけの展示会ではありません。

新 作 発 表 付 き の 展 示 会 で す 。

登場人物を一新し、キャラデザにブリーチでおなじみ久保帯人先生を迎えての新作発表です。
その現場で、アトラス関係以外では全然名前を聞かない自称ⅮJのゴミ音声垂れ流しとな?
ジャイアンのリサイタルのほうが武器になるだけまだマシだぞお前。

まったく知らんという人のために捕捉すると、サクラ大戦の主人公たちは帝国歌劇団という劇団に所属しています。
いわゆる宝塚的な、女性オンリーで歌劇を披露する劇団ですね。
主人公の大神さんは彼女たちのもう一つの顔である帝国華撃団の隊長を務めつつ、平時は劇場のモギリだとか支配人だとかそういうポジションにいるわけです。
かつては中の人たちがリアル舞台で歌を披露するイベントも多々あったということもあり、会場では当時の衣装だとかも展示されていたわけなんですが……

ここ、演台のクソをつまみ出して親会社の名作の復活というか新作の顔を立てておくべきだったと思うんですよ。
サクラ大戦という歌と音楽に縁のある作品の邪魔をしてまで流す価値のある音声じゃないんですよね、はっきりいって。
どうしてもぼくちゃんを舞台に立ててくれなきゃやだやだやだやだとダダこねるんなら、地下でやってたトークショーイベントの添え物にでも出してやればいい。

重ねて言いますが現在のアトラスはセガの子会社。
常識的に考えれば、親会社より子会社のほうが立場が上だ、なんてことはありません。
加えて言えばP5Rについてもこれと言って情報もないのだからあえて目立たせる理由もないわけです。
Pチームの身内びいきのオナニー以外には。

サクラ大戦という作品が現在でもお祭りゲームに投入されるレベルのセガの代表作であり、シリーズ新作というデカい情報を引っ提げてきた以上、これといって新情報も出せない側のライブの必要性はどこにもないわけで。
そこで親会社の作品の最大の特徴をつぶす形の演出をぶつける神経がちょっと夜猫わからないです。

親会社と子会社という両者のポジション、ドーンと売り上げにつなげられる新情報の有無、あとセガの営業利益90パーセント以上ダウンの件。
これら三点を考えると、自称DJは蹴り出してサクラ大戦側に譲歩する形にしておくべきだったと思う次第です。

新製品もねえのに宣伝をしろとな?

イベントに行ったのにそんなことを考えてしまったのは、たぶん上司に鍛えられたからなんでしょうな。

例えば新元号にまつわる商戦しかり、新商品の宣伝しかり。

推していくべき売り上げのもとになる要素があるのに、その辺に繋がらないものを押し出した日には夜猫は上司に呼び出されることでしょう。
そこに新商品があります、ということを宣伝しないと、お客様は気付かない。
何より新商品の情報をもらったのにそれを出さないでいては、お取引先の心証も悪くなっちゃいますからね。

同人サークルじゃあるまいし、アトラスも歴史の長い企業である以上はそこらへんは弁えていると信じていたんですが……

そういうお取引先とか親会社とか、そういうあたりを頭に入れた調整ができないから今の体たらくなんじゃないかなあ。

届いた仕事の山を捌きながらそんなことを思った夜猫でした。

Copyright © 2016- 夜猫 All Rights Reserved.