G-tuneさんのゲーミングノートPCお借りしてみたよ
マイクラでさえハイパワーを要求するこんな世の中じゃ
節子それMODパックの話や。
転職活動に勤しんでいる夜猫です。
今月に入ってわずか二日目で新しいシフト制度の弱点というか致命的な欠陥が火を噴いている今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか。
備品在庫の棚卸があるから出勤しろ?
知るかタコ助!!(絶対ややこしい所に回される奴です)
まあそれを外して出勤したところでね、作業してるところへそこかしこからよその部署の人が来て残念そうな顔をしたり貸し出しの可否を論争して去って行くんですけど。
最終的にはサブボスの意向で入れ替えられたりするんだけど。
さてそんな風に職場がストロングスタイルに火を噴くとは思いもしなかった夜猫、年末から年始にかけて二週間ちょっと、ゲーミングノートパソコンというものをメーカーさんからお借りしてみました。
上でも書いたけどマイクラってちょっとヘビーなMODパックをプレイしようとするとすぐ要求メモリが膨れ上がるのね。
なお二週間をちょっと超えちゃったのは仕事の関係で発送できなかった分です。
担当者さんには大変申し訳ない。
というわけで前置き
この記事は以下の内容を含みます
- お借りしたノートパソコンのレビュー
- ブレた写真
- 長所と短所両方を含みますが、お借りしたものなので長所多めかもしれません
そこらへんをご理解の上、お読みください。
マウスコンピュータ制ゲーミングノートをお借りしました
商品はこちら。
NEXTGEAR-NOTE i4400GA1-C。
メモリ32GB、グラフィックボードはGeForce® GTX 1050 Ti (4GB)というモデル。
ゲーミングPC、というかグラフィックボードを搭載したパソコンは初体験。
グラフィックボードというのはパソコン内の描画性能を司るパーツで、FFなどに代表される3DのオンラインゲームやFPS(銃で撃ち合う)ゲームをプレイするなら一番こだわりたいパーツだとかなんとか。
別名をGPUといって、近年ではいわゆる仮想通貨、暗号通貨のマイニングのために中国人が買いあさっているパーツだったりもする。
ちなみにそのせいか地元のとある店ではグラボの管理が厳重になったらしい。
一番性能が悪いグラボでも一般PCの一番高いやつより画像処理能力が高いのだそうな。
これも描画以外の処理をする方(CPUと呼ばれる)のメモリと同様に容量があって、大きいほど『余裕の処理です、馬力が違いますよ』とドヤ顔ができる。
使ってみて描画能力の格差に驚く
いわゆる一般的に電器店の店頭で売ってるパソコンとの一番わかりやすい違いは上で挙げた通りのメモリの容量の大きさ/処理能力の高さ。
だいたい一般的に売られている奴が最大でメモリ8GB、グラフィックはオンボード(乱暴にいうと右のメモリと一緒くたになって搭載されているもの)。
上で書いた両者の容量と文字を並べただけですでに胸囲の、じゃなかった驚異の格差社会である。
近頃のパソコンゲーはsteam(※海外の大手ダウンロードサイト)で販売されているマイナーなものでさえ結構な処理能力を要求するゲームが多い。
近頃の有名どころでいえば7 days to die、PS4版が出たARKなんかだろうか。
海外のゲームメーカーEA(FIFAのサッカーゲームなんかを出しているところ)のMass Effectシリーズの最新作に至っては最低限でメモリ16GBを要求するなど、ESPRIMOでは起動すら不可能。
グラフィックの進歩は顧客の振い落し、あるいは選別であるといわんばかりの要求スペックに、ARKのPS4版などはなかなか勢いよく売れていったらしい。
マインクラフトのMODパックもまた同様の進歩を遂げていたりする。
『は?マインクラフトなんて普通のノートパソコンでもできるやろ』
と思ったあなたはだいたい正しい。
大半のMODパック、あるいは個々のMODを導入するぐらいなら妹が使っている購入時点で型落ちモデルだったNECのノートパソコンでもできる。
が、しかし。
世の中には作者がゲーミングPCユーザーであるがゆえにか、普通のパソコンでは起動すらできないMODパックも存在するのである。
マイクラなのに。
で、描画能力である。
ふつうに動画サイトを見るぐらいならあまり恩恵は感じない。
若干発色が鮮やかかな、というぐらいの違いはある。
大容量メモリに関していえば、アップデートの際も楽々作業ができるという点で『戦い(メモリの決め手)は数だよ兄貴!』と言いたくなるほどの恩恵がある。
win10の致命的な欠陥の一つにアップデートの準備段階でさえ好き放題メモリを使い散らかすというのがあって、こうなるとワードを開いての作業さえままならなくなる。
自慢ではないがタイピングの速度がそれなりに早い夜猫の場合、それまでに入力した大量の文章が詰まった後寿限無のごとくズドドドドドドドドと妙な変換を伴って出るのはぶっちゃけ苦痛である。
これがない、というだけですでにパソコンを買い替える際のメモリの基準が跳ね上がりかけているのだから、本当にメモリはパワーだよ兄貴!
Mass Effect Andromedaをやってみた場合
自前のESPRIMOでは起動さえしなかったこのソフトももちろん楽々起動する。
フル3Dでグラフィックも美しい(ただしキャラメイキングの方はお国の感性の違いが以下略)このゲームでも、髪の毛も滑らかに描画される。
グラフィックの細かなところの綺麗さにこだわるなら、グラボは4GBぐらいはあった方がいいらしいという知見を獲得。
そしてここで地味に役立ったのがこれ。
画像がブレッブレで申し訳ないのだが、これ、何だかお分かりになるだろうか。
WASD移動というものがある。
例えばマイクラをパソコンでプレイするとき、どうやって移動するのかを想像してほしい。
マウス操作ではなく、この赤い矢印の付いているキーをコントローラーの十字キーがわりにするわけだ。
これをWASD移動という(ちなみにマインクラフトの場合、ジャンプはスペースキー)。
慣れてしまえば簡単なのだが、最初のうちはなかなか慣れない。
ブラインドタッチを覚える際のホームポジション(人差し指をJとFに置く)みたいなものがない上に、私が初めてPCのマイクラを触った時にはなんの説明もなかったので、まずググることから始めないといけなかったりするのだ、
その点このノートパソコンの場合、こうして移動に使うキーにわかりやすく目印をつけてくれている。
なにかの実況を見てゲーミングPCを初めて買うけど、という人にも優しい仕様である。
影MODも余裕の処理です、馬力が違いますよ
自前のパソコンで動かないのでノーチェックだったのだが、影MODは最近optifineで利用できるようになっていたらしい。
影MODというのはマイクラのMOD(有志が作った追加データ)の一つで、3Dゲームばりの光と陰の処理を追加するというもの。
ぶっちゃけこれもマシンパワーがいるのだが、これも余裕で利用可能。
ではご覧いただこう。
有名どころのシェーダー(陰処理をするやつ)SEUSのバージョン違いで適用してみたのだがどうだろうか。 影MODを使えるパソコンをお探しの方は是非どうぞ。
デザインも見ておこう
ゲーミングPCとしては比較的デザインはおとなしめ。
上の写真の通りキーボードも自己主張が激しくないので、持ち出しにも向いている部類だと思う。
天板に刻まれたG-tuneのブランド名に心当たりのない人であれば、外で作業に使ってもあまり人目は引かないと思うし。
実は個人的にゲーミングノートの最大の欠点はデザインにあると思っていたりするんですよ夜猫は。
いや確かにね、ゲーミングノートだからメイン目的はゲームなんですよ、見た目から気持ちを高めたい気持ちもわかるんですよ。
だからすでに3DS持ってるのに真4モデルを買ったりしたわけでね?
ただ夜猫あれだから、サークル参加者だから。
お外に持って出て原稿作業とかしたかったりするんですよ!
意外とDTPソフトってパワーいるんですよ!!
いくらノートパソコンだからって高い買い物なんだから、そんな原稿用に一台、ゲーム用に一台とかそんなブルジョアジーなことは!!
なので、一台でゲームもしつつ、原稿もしつつ、デイリーにお外にも持って出られる、そういう腐女子心にもグッとくる忍者みたいな控えめデザインのゲーミングノートとして、こいつは推せると思います。
ただしバッグは選ぶ
ただしこのNEXTGEARにももちろん弱点というものがございまして、ですね。
マオウ2冊分。
14型というとわかりにくいのでわかりやすく基準をつけるとマオウ2冊分の横幅を持つこのノート。
マウスコンピュータの現行モデルのゲーミングPCとしてはもっとも小さいサイズで軽量でもあるのだが、惜しむらくはちょっとバッグを選ぶ必要がある場合がある。
夜猫の普段出勤に使っているカバンだとちょっと入らなかった。
夜猫の職場はロッカーが小さいのですorz
SAMSUNG製かあ……
パソコンに搭載するデータを記録するためのパーツとして、HDD(ハードディスク)のほかにSSDというものがある。
このSSD、HDDに比べて容量は小さくなるものの、処理がめっちゃ早いのでしばしばOSをインストールするパーツとして使われる。
今回お借りしたSSDの場合、使用しているSSDはSAMSUNG製。
SAMSUNGと聞くとどうしてもGALAXYの爆発アンド返品騒動が脳裏に蘇ってしまう夜猫の場合、
ゲームしてる最中に爆発しない? 大丈夫?
といらぬ心配が込み上げてしまってつらい。 いや、夜猫宅は古民家の域に到達しているので火事はちょっとね……
ただし、NEXTGEAR-NOTE i4400PA1というモデルではSAMSUNG製のSSDを使用していないので、その辺を機にする人も安心していかもしれない。
(一番いいのはお問い合わせすることかな)
総じて好感触だったよ
サイズの関係で持ち出しこそできなかったものの、大容量メモリがもたらす快適さの虜になりそう。
マイクラの大規模MODも余裕の馬力、お外に持ち出しても悪目立ちしないデザイン、そしてパーツの構成がモデルごとにだいたい二種類ある上カスタマイズも可能と、いい感じのノートパソコンでした。
G-tune製のゲーミングPCはしばしばコスパがいいと言われるけど、もっと正確にいうなら『手の届くお値段で十分なスペックが得られる選択肢がある』という感じだろうか。
海外メーカー製だとHDDじゃなくSSDを採用した結果ゲーム専用として割り切る必要があったりするんだけど、G-tuneなら1TBのHDDが付いていたりして普段使いにも使いまわせる余裕がある感じ。
あとは一部のモデルを除いて国内生産をしているので、届くまでに数週間かかります、とかいうこともないのは嬉しい。
サポセンや修理が混んでいるかどうかも公式サイトでサポート情報として出している。
例えば今日見たら電話はめっちゃ混んでます、国内の工場で無償保証分なら3日ほどで修理できます、とすぐ分かった。
レンタル担当の方の返信も早かったので、安心して買えるのではないだろうか。
あと国内の景気回すぜ!な人にもおススメ。
なおクリエイター向けパソコンなども取り扱っているので、モデリングとか漫画描いてますとかいう方もDAIVというブランドをチェックしてみてほしい。
なお、もう一台お借りしているのでそれもレビューする予定です。