猫は夜歩く。

地方住まいのゲーム好きオタ♀がつらつら。アトラス的なお仕事したい。

skype面接を言い出した企業を信用すべきか否か問題

信じるか信じないかはあなた次第

唐突に都市伝説めいた書き出しで始めるけれども、これは転職活動についての話である。
怪談ではない。

今年に入ってそこかしこからヤバい臭いのし始めた現在の職場に転職活動への意気込みを新たにした夜猫です。
ぶっちゃけ古民家住まいなので寒波がものすごく身にしみる今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか。

職場のヤバさを今北産業すると

  • ついに非正規組のシフト管理担当者が変更になり、おまけに早い者勝ちの定員制になる(人件費圧縮チャレンジ)
  • 一番人出の足りない時間帯の人員を削ったのに『その日の業務その日のうちに』スタイルを崩さないので結果として正社員の夜勤と非正規追加出勤要請(チャレンジ失敗フラグ)
  • 削られた人手を他部所からの応援でカバーしようとして延焼(効率ダウン)

こうなる。
以前は業務がそこまで逼迫しない時間帯に前日の残りをこなしていたりしたのでここまで燃え盛ってはいなかったのだけれども。
ボスのこだわりを徹底しようとした結果がご覧の有様だよ!

そこへ持ってきて今や時期は年度末。
家電量販店を歩けば新生活応援フェアをやっている。

そう、学生バイトがごっそり抜ける時期が近づきつつあるのである。

これ多分さらに炎上する案件なんだろうなあ、ということで、以前からあるのは知っていたが使ってはいなかった未経験者向けの転職支援サービスに登録をしてみた。

skype面談ってなんぞや

転職、あるいは就職活動をしている人ならご存知かもしれないけれども、今のご時世にはskype面談というものがある。
Skype面接ともいう。
SIerとかの界隈の方のブログを見ていると目にすることもあるので興味のある人はそっちを探してみても面白いかもしれない。

要はSkypeを使って遠隔地から面接面談を行いますよっていう話で、お互いにWinWinっぽい感じのやり方であると思ってほしい。
なんせほら、Skype自体は基本的に使うだけなら無料である。
スマホなりパソコンなりがあれば受ける側は交通費がかからない。
面接する側は予定が立てやすい。 上で挙げたSIer系の界隈、特に都内とその近郊では気軽にSkypeで面談をし、ふらっと遊びに行くような感覚でオフィスを訪問し、ぱっと転職を決める、なんてこともある様子。

参考:http://luccafort.hatenablog.com/entry/2017/12/12/003545

そんなベリー便利なSkype面談だが、実際問題これを言い出す企業を職探し中の人はどれぐらい信頼しているのか、ちょっと気になっている。

要するにやってることは電話である

今まで転職関係で気になる求人があって登録した会社の中にも、何社か『遠隔地の場合は登録面接は電話/Skypeで行います』というのがあった。
遠隔地といってもぶっちゃけ隣県なのでそこまで遠隔地でもないのに中国人みたいに電話電話と連呼してきたところもあった。
そしてだいたいそういうところに限ってその後なんの音沙汰もない
地方のローカル会社であることを差し引いてもこれは流石にやる気なさすぎである。
おそらく登録者人数稼ぎに使われたのだろう。

こういう経験から、個人的には開口一番Skype面接を言い出すところはゴミ一歩手前じゃあないかという印象を受ける。

考えてもみて欲しい。
大阪住まいの阪神ファン甲子園球場(※兵庫県)ぐらいほいほい出掛ける、というか通勤圏内だ。
瀬戸大橋だって通勤通学の混雑があり、都内の会社へ隣接する県から通勤する人はそれこそ私鉄数社分の需要がある。

ということは、だ。
そのぐらいの交通費は転職のための必要経費であり、よっぽど財布が火の車でもなければケチるようなものではないと言えるのではないだろうか。

実際問題、最終面接は東京ですだの大阪ですだの言われたらそれこそ数万かかるわけだ。
いきなりその金額と言われたらよっぽど強く死亡していない限りケチるけれども、一回こっきり登録面談で数千円の交通費とかいつもの出費。
大騒ぎするような話でもないのであり、お気遣いいただくような話でもない。
慣れって怖いね。

登録段階でSkype面接で済ませようという会社はやる気がない

というか、である。
登録面談ってぶっちゃけ一番大事なところなのになぜ顔も合わせず無料アプリの通話で済ませてOKだと思うのか。

どのみち受けるこっちはSkype通話のために1日休みを取らなければならないのである、面接を受ける時間的に。
それなら朝自宅を出て登録面談受けて帰宅して、っていうのと交通費以外に何かデメリットがあるのか?
むしろSkypeで済ませて顔も合わせないことの方がデメリットでは
ただ鼻ほじりながらSkype通話した相手それなりに場を整え身なりも整えてリアルに面接した相手と、どっちの方が仕事振る気になるかっていったら後者じゃない?

こうして考えて行くと、

『登録時点でSkype面接を言い出す企業』イコール『やる気がないと大声で叫んでいる企業』

と見ることもできるのはないだろうか。

例えばそう、『自動車通勤可!という謳い文句は自動車がないと通勤できない立地ですという自白である』というのと同じように。

なお、問題の転職サイトのスタッフにリアル面談、というかオフライン面談を希望するメールを送ったところ、返信は来ていない。

やはりやる気はないようである。

どことは言わないけど、ほら、江川がな。(SCP-042-Jっぽく)

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