猫は夜歩く。

地方住まいのゲーム好きオタ♀がつらつら。アトラス的なお仕事したい。

明けましたおめでとうございました

もう半月経つよっていうツッコミは無しの方向でお願いします

明けました、明けてました。
おめでとうございましたとともに、今年もよろしくお願いいたします。

年末年始がやば過ぎて転職への決意を新たにする

しばらくブログも書かずに何してたのかと言うと、まあもちろん労働である。
年末年始の接客業というやつはどうしても客に接する側の人員も減ってしまうものであって、例えば冬休みで里帰りする学生バイト、里帰りする家族を迎える奥様方などは必然的に出てくる日数が減るわけである。
こと年末年始に関してはこの時期だけ雇用される最長1カ月のスポットスタッフなども導入してはいたものの、時期は冬休み。
実際これで足りるのかといえば全く足りていないのが猫でも分かるレベル。

本来の持ち場の仕事をこなしている最中に他所の部署を通りがかればちょっと来いと引き摺り込まれ、
さらに別の部署の人員が足らんとなれば内線で呼び出されて放り込まれる。

持ち場の仕事がまだ済んでないですがと確認した時に『こいつが残るから大丈夫』と言われていたスタッフA君は『夜猫がいるから大丈夫だろ』とこれまたよそへ拉致られ、
『B君は連れて行かないように連絡回しとくから』と残されたB君(注:入ってまだ2カ月目で回数も少ない学生)一人で仕事が済むわけもなく結局手回しが必要になり。

ぶっちゃけた話、まあその、なんですか。

上司の人員配置のど下手クソなことアニメに出てくる暗黒物質料理の如し。
業務に関する連絡の不備、というか各部門ごとのスタンドプレーと勝手な判断がこれに地獄のスパイスを投入し、以前は東京で若くしてバリバリやってたという店舗のボスのこだわり方針が悪魔の飲み物としてプレートに並ぶ。
さらにサブボス級の面々が思いつきでいろいろ指示を出した結果箸にはトゲが生えている。
(もちろんその指示にはきちんとした理由があるのだが、往々にして今やらんでもいいだろという人手不足のタイミングで言い出すためこちらまで延焼する)

という感じで食器まで地獄の定食メニューが出来上がったところへさらなるデザートが追加されてしまった。
要は私のスキルアップである。

そう、スキルアップしてしまったのだ。
今まで一生懸命習得を拒否していたスキルを身につけてしまったために、この地獄の定食メニューがさらなる進化を遂げ、地獄へのジャンプ台を作り上げんばかりの勢い。
上司がホクホク顔でシフトを別部門に移管してもらおうかとか言い出したのでなおのことヤバい。
ただでさえ人件費削減のために非正規の出勤を削っているはずなのに何故か追加出勤の要求があるとかいうわけのわからない状態に陥っている職場でこれはヤバい。

これはさっさと転職を決めないとまずいことになる気がする。

そういうわけで、増えた休日は転職活動に当てようと思う。

そういうわけで部屋のものの始末を始めようと思った。

まずオタクの室内を占めるのは紙類である。

圧倒的……!
圧倒的紙類……!

薄い本でなくとも紙は多いのである。
チラシ、パンフ、リーフレット、雑誌の記事。
これを切るなんてとんでもない。
出来れば切らずにその筋の古書店へ出して次のクラスタへつながるチャンスを残したい夜猫です。

そこで富士通ScanSnap SV600というごっついスキャナがある。
いわゆる非破壊スキャナとも呼ばれているやつで、本やパンフレットをバラさなくても見開きの状態でスキャンできるという優れものである。
映画や公演のパンフレットなど、保存したいけど見返したい、ボロボロにならないように電子データにして置いておきたいという個人的な欲求に答えてくれるであろう文明のリキの一つなのだけれども、これが高い。
結構高い。
ちょっと買って試してみようというお値段ではないので探してみたところ、DMMいろいろレンタルで貸し出しているのを発見。
他にもパソコンレンタル館 というサイトでも貸し出していたりした。

パソコンレンタル館 の方はスキャンの時に使う押さえ用のアクリル板も貸し出してくれていたのでこっちで借りてやってみたのだが、意外と便利なような、そうでないような。

非破壊(バラさない)という第一目的には沿う

そもそもこんなごついスキャナを借りたのは最大の目的というか必要条件である『ブツを壊さない』という目的のためである。
スキャンした雑誌をアップロードするサイト作って儲けたるで云々ではなく、そもブツを汚さない、あるいは保存しつつ鑑賞もしたいとか、そういう目的のためにスキャナを必要としているわけである。
透明なアクリル板を乗せてスキャンしてみた感じ、うまい感じにスキャンはできる。
見開き仕様の職場の勉強会の資料だって余裕である。

画質もそこまで気にするほど悪くもなく、実用には十分耐えると思う。

ページをめくるのもそこまで手間だとは思わない。

ただし修正の手間はかかる

ぶっちゃけこのスキャナの問題点はソフトの方にある。
チラシ見たいな一枚もの、漫画の原稿のようなものを一枚一枚スキャンするには大変よろしい。

が。
これの付属ソフト、スキャン後のデータを『一枚ものの画像としてページわけして保存する』『見開きもののデータとして管理する』のどちらかを選んで保存するのだが、これ、一度選ぶともう一つのデータ形式には変えられない。
見開きデータの状態でないとスキャンデータとして認識する範囲をいじれないので、うっかり一枚もの方式にするとあとの直しが効かなくて困ったりする。

さらに見開きデータとして保存して後から修正をかける場合、表紙は表紙で表紙1と表紙4を同時にスキャンする状態でないと表紙1が二つのページに分割されたりするトンチキなことに。

……といっても書籍を弄ったり同人誌のデータ入稿をやるような人でないとわからないと思うので説明。

  • 表紙1(表表紙)
  • 表紙2(表表紙の裏、本文側)
  • 表紙3(裏表紙の裏、本文側)
  • 表紙4(裏表紙)

という感じ。
要は本を開いて突っ伏した状態でスキャンする必要がある。

スキャンしたデータはソフトの方でページを認識してくれるのだが、あんまり精度は良くない。 物によってはものすごくぐにゃぐにゃした枠線が指定され、ベジエ曲線ばりの謎の挙動をするため修正も一苦労。

うーん、ここら辺もっと改善されないだろうか。

それでも使う価値はある

見開きでページまたぎの研修資料なんかを保存するには正直便利。
漫画の見開きページなんかに関して言えばぶっちゃけ公式の電子書籍買った方が公式にもお金を落とせてデータも綺麗で一石二鳥だろうと思う。 ただ、アクリル板を乗せていると頭上の照明が写り込んでしまうので、休日に部屋が明るい間にガーッとやってしまうのも大事なポイントかもしれない。

部屋片付けて転職活動がんばるぞい

ところでワークポートさん、なんの連絡もなしに唐突に担当者交代させるの人材関係の会社として如何なものかと思いますよ。
(ついに微妙な伏せ字もやめた)

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