猫は夜歩く。

地方住まいのゲーム好きオタ♀がつらつら。アトラス的なお仕事したい。

上司と同僚がアホ過ぎてむしろ転職にモチベが上がるというアレ

いろいろあったけど元気に労働してます

薄い本の原稿したり締め切りに追われたりなんだりかんだりあったけど、私は元気です。(ジブリめいた感想)
先日の西日本の豪雨にもがっつり巻き込まれましたが、自宅の近辺は割と高台なので無事でした。
むしろ避難所のほうが高さ的に下にある上すぐ横のため池最近サイズダウンしたんですけど本当に避難して大丈夫な場所だったのだろうか。

今週のお題がモチベ向上作戦ということなので、近頃の職場の惨憺たる有様について書こうと思う。
(書こうとしていた内容はとりあえず置いておく)

父(同じく接客業)に言わせれば

「すでに崩壊気味なんじゃないかい」

と言われるほど役割分担がぐだぐだになってしまっているわが職場。
何しろあれである、先の大雨の関係でしばらく出勤できません、みたいな状況の人がいたりするのはもちろんなのだが、3人ほど人が減ったのである。
雨の災害ならびに夏休みを迎えて修羅場を迎える現場が目に浮かぶよう。
聞くところによれば他の営業拠点から人員借りてきてなんとかやりくりしているという話で、あれ、もうこれすでに火の車やないかい。

ともあれ、である。
そうでなくても現在のわが職場、同部署のスタッフが当たり前のように仕事を押し付けようとするので、私もむしろ転職のほうにモチベが上がっていたりする。

退職者列伝 ~それは本当に今その社員を呼んでやらせるべき仕事ですか?~

退職者1号 ~オラ大都市へ帰るだ~

大都市圏出身の退職者一号氏の場合。

以前は別の部署にいたのだが、部署間の人材トレードで私のいる部署へやってきた。
実際有能な若手。
その前は地元近辺の大きい営業拠点にいたらしい。

この御仁が一体何に不満を持っていたのか、といえば、勤務先のボスをはじめとしたトップスリーの無茶ぶりである。
そもそも労基法だ組合のなんだかんだで最大残業時間に(多少なりとも)余裕を持たせた設定がなされているわが職場。
が、しかし接客業というのはお客さんの相手をするもの。
こっちの勤務時間なんてお客さんにわかるわけもなし、それどころかただ単に時間つぶしのためのおしゃべり相手として捕まえたがるやつまでいる始末。
タイミング悪く捕まってしまうとほかに何か業務が進められるわけでもないのに残業時間だけが時間単位で無駄使いさせられていく。
10分とかではなく時間単位で。

拝啓、そこのベビーカー連れのパパさん。
当社は育児相談所じゃないしその人今月の残業枠使い切りかけてるんでお帰りいただけませんでしょうか

とまあこんな客(※実例)がちょこちょこ訪れるわが職場では、その対応に追われてなかなか社員の手が空かない。
手が空かないということは、その日本来やるべき別の仕事が滞るわけで、じゃあそれどうするのっていうと、非正規組に任せるか、残業するかである。
ちなみにわが職場、ちゃんと残業代は出る(残業時間そのものに限度の枠があるけど)。
だからサービス残業を強いられているわけではないのだが、問題はわが職場のトップスリーが大都市圏並みのあれやこれやを実現させるべく残業時間の限度をオーバーしたら自主的にサビ残モードに入るということなのだ。

それでバリバリ仕事してるもんだから、当然部下にもそのサビ残ブーストがかかった状態を基準にした成果を求める。
ただしサビ残は許さないから残業枠のやりくりにも目を光らせて強制的に退勤させる。

ブラックなのかホワイトなのかよくわからん有様なのだが、一つ言えるのは「こなせる限度量を超えてます」ということ。
ヤバい人に限って日参してはスタッフに声をかけたりするのでそれに一人でも捕まってしまうともうアウト。
最終的に彼は転職を決めた。
実家に戻って家を決めるとか言っていたような気がする。

退職者2号 ~あの紙を出したのはどなた~

この御仁についてはよく知らない。
わかっているのは

  • 職場でも一二を争う忙しい部署の人
  • 客の引きの悪さに定評があり、割とよく怒られてた
  • 結構人当たりがいいのでバイト勢が話しかけやすい人だった

このぐらいである。
箇条書きの中にもある通り普段から笑顔じゃなくて応援要請の絶えない部署の人だったこともあり、トラブル誘因装置であったにもかかわらずこの人の退職は次にあげる人の退職の衝撃を大きなものにした。
クリーパーに雷を浴びせるようなもんである。

退職者3号 ~Welcome to this crazy time このイカレた職場へようこそ~

今回の退職者3連発最大の損失。

かつて退職者1号ともう一人とトレードされ、退職者2号のいた部署へ送られていった御仁。
数か月たった最近ついに退職した。
向こうの部署はいったい何をやってんだ。

大都市圏で働いていたこともある優秀な御仁。
いまだにあちらでの同僚とつながりがあったとのことで、在庫のやりくりに困っていた不足品がこの人のおかげで届いたことも。
この人の何が優秀だったかって、「現場の取りまとめ役ができる」という点が最大の長所だったと思う。
接客業の現場あるあるかどうかはわからないが、目の前のトラブルや応対でいっぱいいっぱいになりがちなメンツを統括する総司令塔みたいな人だった。
おまけにめちゃくちゃ温和な人だったので報告も上げやすく相談もしやすかった。
上の人にも筋道立てて説明して納得させるスキルのある人で、この人の要請で部署移動した人も。

正直人材のやりくりさせたら職場のトップ3より腕が立つレベルだった。
だからこそ異動先から二人もらわないと釣り合いが取れなかったわけで(問題はそのうち一人がすでにいないことなんだけど)。

異動先に行ってからもしばらくはこの退職者3号氏、その腕を振るっていたのである。
何せ一二を争う忙しい部署、どいつもこいつもスタンドプレーに走りがちだし、対応に追われて本来するべき業務はすっぽかされてるし、指揮系統の最上位みたいなとこにいるからバイトにも指示出さなきゃいけないし。
何かしらでかいトラブルが起こればそれに応対するのももちろんこの人だったのもきつかったんだろう。
トップ3はそれぞれ好き勝手に指示を出すから矛盾した指示が飛んでればそれもどうにかしなきゃいけない。
思い付きで出された今やらなきゃいけないことかと言われたら別にそうでもない指示にも人員配置しなきゃならない。
(やらないと内線占拠してぐだぐだ長話するから)

そら転職も考えますわ。

そもそも上司たちがあほ過ぎる

商売というやつはタイミングの神様の前髪をわしづかみにするような仕事である。
例えば売り場の棚が空っぽだからなんか入れとけ、とかならわかるが、今すぐどこそこの棚を組み替えろ、みたいなのはお客様がいなくなってからじゃダメなのか?
ていうかさあ、何のために3号氏はそっちの部署へ行ったんです?

あいつがいるから任せればいいじゃん、はモチベが下がる第一歩なんですよ、まじで。
大体その「あいつ」以外の全員がおんなじこと考えてるから。
どなたかに任せる前にまず自分でやろうや、な?

モチベとかモチベから来る成果って元気玉みたいなものだと時々思う。
あいつら自身に責任を取らせてやるんだって言い放ったベジータじゃないけど、周りがグダグダだとモチベという元気玉は出来上がらない。
職場全体のモチベをどうにかしたいなら、現場の司令塔とか元気玉(みんなのモチベや大きい成果)をぶっ放す悟空みたいなポジの人に、少しずつでいいからモチベを送らなきゃいけないんだなあと。
上司だからとか同僚だからとか部下だからとか関係なくね。

え?

それができなかったわが職場の件の部署はどうなったかって?

ぐだぐだに決まってるじゃないですかやだなあ。

取りまとめする人間がいないからって行った司令塔が辞めたわけですよ?
前通りのスタンドプレーまみれの混沌状態で、毎日のようにトップ3の叱責が飛んでますよ。

有能な部下に限って辞めていくという上司の人や有能な上司が長続きしない部下の人は、何もかも任せっきりになってないか考えてみるといい、かもしれない。

教えて、担当者さーーーーーん!! ~増設とサポートの間 Feat.マウスコンピュータの担当者様~

全ては財布より始まる。

人間どうしても快適な環境を求める生き物である。
どうせPCゲームするならよりハイスペックな環境にしたいし、推しの雄姿は現場で見たいし、絵を描くなら液タブは憧れである。
原稿をするにしたって文章書きはルビにだってこだわりたいから、最終的にはWordとかビンタしたくなる。
ルビを入れたら行間がぶれぶれとか我慢ならなくなってくるし、アドビのフォントとか正直読みやすくて快適だし、画面は大きいほうが構成のアラが目に付いてよいのである。
あとどうしてもアドビのソフトはメモリを食う。

で。

世間一般の店頭あるいは通販で買えるレディメイド(ready made)のパソコンを買う場合、最大メモリは大体16GB。
大まかにいえば世の中のPCゲームの大半はこれで回るはずだし、こんだけあればさすがに無茶苦茶しない限り原稿だって快適なはずである。
多分。

なんでそこで自信がないのか。

答えは単純。

オタクはな……推しのためになんか知識やスキルが増えるんやで……。

  • 推しの雄姿を広めるために動画(手描き、MMD他)に手を出す
  • カメラ沼に落ちて画像編集を始めた
  • ついにゲームを自作し始める
  • アンソロの発起人になったら参加者がものすごくてうれしい悲鳴を上げてるけど愛(データ)が重くてマシンも悲鳴
  • ていうか録画データでHDDの中がパンパンだぜ
  • 先生!イラストのレイヤー作りすぎて処理落ちしました!!保存は二時間前です!!(血涙)
  • 公式がついにPCでグラボを要求するレベルのソフト出したんで自作デビューします

この辺は多分まだ序の口である。
こうしてスキルが増えるにつれ同じように増していくのがマシンの要求スペック。
録画データぐらいなら外付けHDDでも付ければいいのだが、メモリはそうもいかない。
大体のPCメーカーは購入後の増設についてはサポート外になるうえ、一体型とかになるともうどこを開ければいいのかさえもうさっぱり。
というか、何かのイベントに合わせて増設しようとして失敗からの修理送りとか想像するだにおぞましいので、ここはもうプロに頼ろうそうしよう。

でもぶっちゃけ、必要メモリが読めないんでできれば後から必要になったら頼めたりしませんか?
教えて担当者さん!!

後から増設って、できるんです?

ここで動機をわかりやすくしてみるとこうなる。

  • いきなりドカンとメモリ増設して高いPCを買うのはしり込みしてしまう
  • ぶっちゃけメモリやグラボがこれで十分なのかどうかわからない
  • 日本人てパソコン長いこと使うから数年たってPCゲーに自ジャンルが進出した時にパーツだけ交換とかしてもらえたりしないだろうか

というわけで、マウスコンピュータの担当の方に聞いてみました。

結論から言えば、相談してくれたら最適解を提案するよ!!ということで、マウスコンピュータの場合はしてもらえるようです。

マウスコンピュータの担当の人が言うことには

まず前提として、ユーザーが手元でパーツ入れ替えると保証が付かなくなるよ、ということを覚えておきたい。
コンピュータいじりに関してはちゃんと設備と技術のそろった場所で。
『そんな設備で大丈夫か?』ということで、マウスコンピュータとしては工場でのアップグレード修理の利用を推奨しているのだそう。
つまり、『大丈夫だ、問題ない』とか言わずにサポート窓口に『一番いい装備を頼む』と一声かけるところから始まるわけだ。

で、もちろんパーツには相性があり、最大搭載メモリの限界点とかもあるわけなので、マウスコンピュータさんが「ほなこれでどないでっしゃろ」と提案してくれる。
目的に応じてヒアリングしてくれるそうなので、ええ実は近頃また要求スペックが跳ね上がりまして、とか正直にご相談を。

お値段については部品代と技術手数料(税込み5940円)でやってくれるそうな。
技術手数料としては割と適切なお値段ではないだろうか。(※比較対象は照明器具周りの設備の交換料金です)

もちろん商品の保証期間が増設したからと言って打ち切りになることはない。
メーカーに送り返してやってもらっているのだからその辺の心配はご無用。
保証期間切れの商品でも対応してるとのことなので、デフォルトの一年保証が切れたマシンでも安心。

なお、増設したパーツには本体の保証期間があるかないかを問わず90日間の保証が付くとのこと。

さてここで一つ。
保証期間内の故障に関してマウスコンピュータさんの太っ腹なところ。

もし仮にパソコンの部品が故障して修理に出した場合、例えばメモリ部分が何かの拍子に故障して交換が必要になったとする。
ここで

「今刺さってるこのメモリ、この機会にアップグレードしたいなあ」

という場合、パーツの代金だけ払えば技術手数料なしでアップグレードしてくれるそうです。

何それ今までのパソコンでそういうサービス受けたことないんですけど。
断られたことならあるんですけど。

ピンチはチャンスですか?
転んでもただでは起きないユーザー向けですか?
っていうかもしかしてうわさに聞くヨドバシのカメラコーナースタッフみたいなハイスペック沼の案内人か何かですか?
(※褒めてます)

ヨドバシカメラによって沼に突き落とされた人 - Togetter

ワンランク上の性能知っちゃったら次買い替えるときもそっとハイスペックにするがよかろうとか心の中の殿様が言い出しちゃうじゃないですかヤダー!
快適な沼地への水先案内人じゃないですか!
ただでさえメモリ64GBとかいうわけわからないカスタム用意してる御社なのに!?

何だよメモリ64GBて、スマホの保存領域の話じゃないんだぞ!?

マウスコンピュータさんのアップグレード修理手順まとめ

1.お客さんが自分で社外品の増設パーツ買ってきたり取り付けたりしたら「動作保証外になるで」とまず案内がある。
2.お客さんの持ってる製品の仕様を確かめて使えるパーツの案内をしてくれる。
3.ちなみに製品ごとに最大どれだけメモリを積めるかとか仕様はFAQで見れる。 4.相性とかうっかりミスも考えてお預かりして工場で増設するの推奨。
5.社内品(動作確認済み製品)を買いたいんだけどっていうお客さんにはパーツだけお買い上げコースもある。
6.でも作業が難しい商品もあるからそういうときはお預かりの案内をする。

こんな感じの手順だそうです。
丁寧に回答してくださった担当者の方、工場の方、ありがとうございました。

なおそんなマウスコンピュータさんのHPには税抜き約よんじゅうななまんえんとかいうクレイジーな商品も並んでいます。
ちなみに同シリーズの中では一番安くてこのお値段なので、surface book2の仕様が笑えてくるレベルの世界を見たい方はぜひどうぞ。

PCの買い替えとサポートと心細さと 〜Feat. マウスコンピュータの担当様〜

私のメインマシンはボドボドダァ!

どうもお久しぶりです、夜猫です。
新年度になりましてほぼ一ヶ月、社会人の皆様も学生の皆様もいかがお過ごしでしょうか。

世間はゴールデンウィークに突入し、まさに連休ムードで電車も何もド級の混雑。
千秋楽ライブビューイングのチケットなんて当たるわけもなく!!
正直また別部署のサポートに回されるんだろうなあと憂鬱になりながら来月のシフトを提出する夜猫の顔はチベットスナギツネ状態です。
夜『猫』なのに。

こちらに関しては1日目は行けたのでまたブログに書きます。
ちょっと記憶が定かでないんですよ今。

まあそんな話はさておいて。
現在夜猫がメインで使っているのは富士通のESPRIMOというデスクトップマシン。
そもそもの配線周りの工事の関係上あんまり役に立ってないとはいえテレビ機能付き、型落ちとはいえその前に使っていたノートPCよりはメモリも多かったこのESPRIMO。
しかし流石に数年も使い込んできますともうchrome立ち上げて動画見てるだけで並行作業しようとすると固まる固まる。
ちょっと重いソフト立ち上げるともうダメ。
ぶっちゃけまあよく使い込んでる点も勘案すればしょうがないとは思う。
薄い本書きの使うデスクトップマシンですからキーボードなんてよく使うキーの印字消えちゃってますよ。
ブログなんて書くようになったからなおのこと。
ただ現在の状態じゃ非常に困るし、iPadでできることにも限界があるんで現在買い替えを検討中というわけです。

検討しているからといってすぐに買うとは言っていない

ここで立ちはだかるのが大蔵省、もとい財政能力の問題。
ソシャゲ抜きにしてもぶっちゃけ田舎での転職活動ってガシャめいたところがあって、各種説明会、面接その他で多大な費用がかかるわけです。
これも夜猫の財政をボディブローのように圧迫してくれているので財政は変わらず火の車。

喜ばしいこととしては今まで支払い続けていた年金の滞納分が今年中には払い終わるだろう、というところまでやってきたこと。

これが結構金額が大きい。
できれば一括で払っちゃいたいところなんだけど、そこまで余裕がないという悲しみ。

まあそういうわけで前置きは長くなりましたが、マウスコンピュータさんのレビューキャンペーンに参加しております。
そういうわけですからそこらへんはご勘案の上今回の記事はお読みください。

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都市部から地方へ異動してくる上司へ、迎える下っ端から贈る言葉

異動の季節がやってきた

電器店へ行けば新生活応援フェア、マウスコンピューターさんも新生活応援キャンペーンを始めた今日この頃。
新生活の季節は異動の季節、ということで転勤の辞令が出た人はお疲れ様でございます。

さて異動してきた上司と言えば大体長ったらしい(そして半分ほどは自慢混じりの)訓示とかお説教とかを朝礼でかまし、左遷への不満なり出世街道へのやる気なりを仕事に発露していくもの。
そんな上司へ送りたい、面と向かっては言えない本音があるので、今日はそれを記事にしてみようと思う。

1.今までの経験は忘れるか書類ケースに突っ込んで押し入れにでも入れとけ

いわゆる『都市部でバリバリやってきた、やる気に満ちた社内の出世路線にいる上司』はだいたいこれを振り回して改革に勤しもうとする。
要はあれである、『冴えない成績のこの支社/支店/営業所を大都市部で培った経験を活かして改革してやるぜぇ!』というやつ。
お気持ちは大変よく分かる。
会社というのは結局、国営でもない限り営利に基づいて動くもの。
JRでさえそうであるのだからあなたがここへ来たということはそういうことも期待されているのだろう。

が、しかし。

恐らくあなたのその経験をぶん回すとかえって現場が疲弊するので、とりあえずその経験については忘れていただきたい。

迎える下っ端であるところの我々があなたに求めているものの第一はだいたいの場合そこにはないので。

例えば本社なりなんなり、我々下っ端からでは通らない予算設備その他もろもろの申請の意味するところを理解してスムーズにやり取りする能力。
例えば(色んな意味の)現場でなにかしらトラブルが起きたときに丸く収められる能力。
例えば人員を適切に配置出来る能力。

そういうもっと現場とか業務に即した能力を求めているのです。

田舎には都会脳の思いもよらないことが起きるということをまず理解してほしい。

何でうちの駐車場に馬糞が落ちてるんだって、それただのそれっぽく固まった田んぼの土ですよ。

2.あなたがプレイするゲームの種類は変わってるんですよ

東京のような各種会社の本社ひしめく土地から来たような人が理解しないことの一つが『ゲームの種類の変化』だと思う。

例えば池袋駅の周辺ではヤマダ電機ビックカメラがにらみ合っている。
交通の便もいいから数駅離れた(もっとも数駅での距離は田舎より断然短い)店との値段交渉だってやるだろう。
こういうところでの商いは『パイの取り合い』だと言っていい。
あるいはカリオストロの城でルパンと次元がスパゲッティの取り合いをしたようなあれだ。

ところで地方に転勤してきたあなたはまず周辺の同業他社の存在をサーチするかもしれない。
小売りや接客の人なら素知らぬ顔でお客として潜入調査するかもしれないし、そうでないなら取引先やら何やらを通じて情報収集するかもしれない。
それで『ここへ来る前と同じように』数駅先、あるいは車で移動できる距離にある同業他社をライバルとしてリストアップし、いかにここからスパゲッティの取り分を増やしていくかを考えるかもしれない。

だがちょっと待ってほしい。

一つここでお聞きするが、その中に『歩いてハシゴできる』同業他社はどれぐらいあるだろう?

さっきも言ったが『数駅分の距離』は都市部のそれよりはるかに長い。
『帰り道で一駅歩いてダイエット♪』とかいうダイエット特集にありがちな文言が鼻で笑われるレベルで長い。

なので同業他社ひしめくエリアとは必然的にお客の流れが変わる。

要は一か所、あるいは少ない所に集中する。

ということは、あなたがプレイするゲームは『パイの取り合い』よりも『わんこそば』の要素が強くなってくるのである。
わんこそば。
そう、いかにして殺到する敵キャラを捌くかという無双ゲームを、生身の人間がやらねばならないのである。

3.都市部みたいに自ユニット数が集まると思ったかバーーーーーーーーーーーカ!

OK、それなら人を雇おうとあなたは言うかもしれない。
交通費のあるなしはあなたの精神と会社のブラック度合いと年間予算の残りによるだろうけれど、シミュレーションゲームのように複数のユニットで一つの敵(ここでは仕事)にあたれば片付く速度は実際上がる。

集まればの話ですけど。

あなたの会社、交通の弁どうなってます?

駅直結?
職員用の駐車場がある?
駅からは遠いけどそれなりの頻度でバスがある?

近所に大学か何かがあってそこの学生をバイトで雇う、とかでもない限り、おそらくなかなか人は集まらない。

なぜなら根本的に通勤手段がないからだ。
駅から徒歩圏内なり何かしらの交通手段が確保できるなり、自家用車通勤ならその辺のカバーをしないと集まらないと思った方がいい。

そしてあなたはその少ない人数でわんこそばをこなさねばならない。
よっぽど暇なところでない限り、間違いない。

そしてここから自転車操業が始まる。
金銭ではなく人員の自転車操業である。
結果として現場の士気は右肩下がりになり、効率も右肩下がりになるだろう。
だって自転車操業に駆り出されてる間、元の職場の作業は進まない。
そして駆り出された先の人は『あなたここのスタッフじゃん』と当たり前のように考え、発言するようになる。
一度やったんだから出来る出来る頑張れ頑張れ任せるぞー、という闇の松岡修造の大量発生だ。
こうなると駆り出された側の人はたまらない。

『なんで上の無能のケツ拭いしたらこんなこと言われるようになってんだ?』

この無能な上司(つまりあなただ)と駆り出された先のなまけ癖(と駆り出された側は思うようになる)、あるいは『余裕があるから大丈夫』という認識は駆り出された側の苛立ちを誘う。
本来やるべき作業が進められないんだから無理もない。
そうでなくとも『いや何お前ら勝手に俺がケツ拭く前提にしとるんや、シバくぞ』という反感は産む。
ここから協力拒否の姿勢が生まれ、部下のやる気は波平の頭のごとくハゲ散らかしていく。

1.でも書いたけれど、改革しようというのならまず人員の自転車操業をやめろ

しまいには有能な奴から転職していくことになるだろう。

まとめ:お前のやる気なんて俺らのやる気に相関性ねえから

もっと身もふたもないことを言うと、あなたの改革に付き合ったところで下っ端の給料が上がるとかボーナス増えるとかそういう利益は我々にはないんですよ。
差し入れとか利益のうちに入らないですからね。
それがあるんならもうちょっと無茶ぶりにも付き合いますが、そのために無茶ぶりされて他人のケツ拭わされるこっちの身にもなっていただきたい。
歴の長い非正規を正規にする、各種業務の予定を見直して今の人員で出来るように順序を作る、その他もっと出来ることがあるだろうと。

まあどうせ異動するまでの数年間の椅子だと思ってるからそんなこと考えもしないんでしょうけどね。

G-tuneさんのゲーミングPCお借りしてみたよ デスクトップ編

えっ、このゲーミングPC、小さすぎ……!?

ちょっと間が空いてしまったがお借りした2台目のゲーミングPCのレビューをさせていただこうと思う。
前の記事同様これはG-tuneブランドを持つマウスコンピュータさんのご厚意で成立してるレビュー記事です。
なので、そこらへんは念頭に置いて読んでいただけると幸いです。

さて、世の中には『小型PC』というものはいろいろ種類がありまして、例えばノートPC以外でもスティックPCなんていうメモリースティックにOSぶち込みました、みたいな力技製品があったりする。
かと思えば一瞬ルーターか無線LANの親機かと思うようなやつもあったりして、PC 進歩ってすげえなと思ったりするわけだ。

さて今回マウスコンピュータさんのご厚意でお借りしたモデルは名をNEXTGEAR-Cという奴で、マウスコンピュータさんが誇る小型ゲーミングPCである。

まず届いた時点での画像がこちら。

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なんかプライバシー保護されたみたいになってるけど箱のサイズ感をこれで感じていただきたい。
マオウ一冊分、実に前回お借りしたNEXTGEAR-NOTEの14インチモデルの半分ほど。

内箱はこう。

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なんかもうビックカメラとかだったらこれ買ってこのまま持ち帰れそうなサイズ感である。
デスクトップPCを持ち帰るってなんか不思議な響き。

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G-tuneさんのゲーミングノートPCお借りしてみたよ

マイクラでさえハイパワーを要求するこんな世の中じゃ

節子それMODパックの話や。

転職活動に勤しんでいる夜猫です。
今月に入ってわずか二日目で新しいシフト制度の弱点というか致命的な欠陥が火を噴いている今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか。

備品在庫の棚卸があるから出勤しろ?

知るかタコ助!!(絶対ややこしい所に回される奴です)

まあそれを外して出勤したところでね、作業してるところへそこかしこからよその部署の人が来て残念そうな顔をしたり貸し出しの可否を論争して去って行くんですけど。
最終的にはサブボスの意向で入れ替えられたりするんだけど。

さてそんな風に職場がストロングスタイルに火を噴くとは思いもしなかった夜猫、年末から年始にかけて二週間ちょっと、ゲーミングノートパソコンというものをメーカーさんからお借りしてみました。
上でも書いたけどマイクラってちょっとヘビーなMODパックをプレイしようとするとすぐ要求メモリが膨れ上がるのね。

なお二週間をちょっと超えちゃったのは仕事の関係で発送できなかった分です。
担当者さんには大変申し訳ない。

というわけで前置き

この記事は以下の内容を含みます

  • お借りしたノートパソコンのレビュー
  • ブレた写真
  • 長所と短所両方を含みますが、お借りしたものなので長所多めかもしれません

そこらへんをご理解の上、お読みください。

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skype面接を言い出した企業を信用すべきか否か問題

信じるか信じないかはあなた次第

唐突に都市伝説めいた書き出しで始めるけれども、これは転職活動についての話である。
怪談ではない。

今年に入ってそこかしこからヤバい臭いのし始めた現在の職場に転職活動への意気込みを新たにした夜猫です。
ぶっちゃけ古民家住まいなので寒波がものすごく身にしみる今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか。

職場のヤバさを今北産業すると

  • ついに非正規組のシフト管理担当者が変更になり、おまけに早い者勝ちの定員制になる(人件費圧縮チャレンジ)
  • 一番人出の足りない時間帯の人員を削ったのに『その日の業務その日のうちに』スタイルを崩さないので結果として正社員の夜勤と非正規追加出勤要請(チャレンジ失敗フラグ)
  • 削られた人手を他部所からの応援でカバーしようとして延焼(効率ダウン)

こうなる。
以前は業務がそこまで逼迫しない時間帯に前日の残りをこなしていたりしたのでここまで燃え盛ってはいなかったのだけれども。
ボスのこだわりを徹底しようとした結果がご覧の有様だよ!

そこへ持ってきて今や時期は年度末。
家電量販店を歩けば新生活応援フェアをやっている。

そう、学生バイトがごっそり抜ける時期が近づきつつあるのである。

これ多分さらに炎上する案件なんだろうなあ、ということで、以前からあるのは知っていたが使ってはいなかった未経験者向けの転職支援サービスに登録をしてみた。

skype面談ってなんぞや

転職、あるいは就職活動をしている人ならご存知かもしれないけれども、今のご時世にはskype面談というものがある。
Skype面接ともいう。
SIerとかの界隈の方のブログを見ていると目にすることもあるので興味のある人はそっちを探してみても面白いかもしれない。

要はSkypeを使って遠隔地から面接面談を行いますよっていう話で、お互いにWinWinっぽい感じのやり方であると思ってほしい。
なんせほら、Skype自体は基本的に使うだけなら無料である。
スマホなりパソコンなりがあれば受ける側は交通費がかからない。
面接する側は予定が立てやすい。 上で挙げたSIer系の界隈、特に都内とその近郊では気軽にSkypeで面談をし、ふらっと遊びに行くような感覚でオフィスを訪問し、ぱっと転職を決める、なんてこともある様子。

参考:http://luccafort.hatenablog.com/entry/2017/12/12/003545

そんなベリー便利なSkype面談だが、実際問題これを言い出す企業を職探し中の人はどれぐらい信頼しているのか、ちょっと気になっている。

要するにやってることは電話である

今まで転職関係で気になる求人があって登録した会社の中にも、何社か『遠隔地の場合は登録面接は電話/Skypeで行います』というのがあった。
遠隔地といってもぶっちゃけ隣県なのでそこまで遠隔地でもないのに中国人みたいに電話電話と連呼してきたところもあった。
そしてだいたいそういうところに限ってその後なんの音沙汰もない
地方のローカル会社であることを差し引いてもこれは流石にやる気なさすぎである。
おそらく登録者人数稼ぎに使われたのだろう。

こういう経験から、個人的には開口一番Skype面接を言い出すところはゴミ一歩手前じゃあないかという印象を受ける。

考えてもみて欲しい。
大阪住まいの阪神ファン甲子園球場(※兵庫県)ぐらいほいほい出掛ける、というか通勤圏内だ。
瀬戸大橋だって通勤通学の混雑があり、都内の会社へ隣接する県から通勤する人はそれこそ私鉄数社分の需要がある。

ということは、だ。
そのぐらいの交通費は転職のための必要経費であり、よっぽど財布が火の車でもなければケチるようなものではないと言えるのではないだろうか。

実際問題、最終面接は東京ですだの大阪ですだの言われたらそれこそ数万かかるわけだ。
いきなりその金額と言われたらよっぽど強く死亡していない限りケチるけれども、一回こっきり登録面談で数千円の交通費とかいつもの出費。
大騒ぎするような話でもないのであり、お気遣いいただくような話でもない。
慣れって怖いね。

登録段階でSkype面接で済ませようという会社はやる気がない

というか、である。
登録面談ってぶっちゃけ一番大事なところなのになぜ顔も合わせず無料アプリの通話で済ませてOKだと思うのか。

どのみち受けるこっちはSkype通話のために1日休みを取らなければならないのである、面接を受ける時間的に。
それなら朝自宅を出て登録面談受けて帰宅して、っていうのと交通費以外に何かデメリットがあるのか?
むしろSkypeで済ませて顔も合わせないことの方がデメリットでは
ただ鼻ほじりながらSkype通話した相手それなりに場を整え身なりも整えてリアルに面接した相手と、どっちの方が仕事振る気になるかっていったら後者じゃない?

こうして考えて行くと、

『登録時点でSkype面接を言い出す企業』イコール『やる気がないと大声で叫んでいる企業』

と見ることもできるのはないだろうか。

例えばそう、『自動車通勤可!という謳い文句は自動車がないと通勤できない立地ですという自白である』というのと同じように。

なお、問題の転職サイトのスタッフにリアル面談、というかオフライン面談を希望するメールを送ったところ、返信は来ていない。

やはりやる気はないようである。

どことは言わないけど、ほら、江川がな。(SCP-042-Jっぽく)

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