猫は夜歩く。

地方住まいのゲーム好きオタ♀がつらつら。アトラス的なお仕事したい。

上司と同僚がアホ過ぎてむしろ転職にモチベが上がるというアレ

いろいろあったけど元気に労働してます

薄い本の原稿したり締め切りに追われたりなんだりかんだりあったけど、私は元気です。(ジブリめいた感想)
先日の西日本の豪雨にもがっつり巻き込まれましたが、自宅の近辺は割と高台なので無事でした。
むしろ避難所のほうが高さ的に下にある上すぐ横のため池最近サイズダウンしたんですけど本当に避難して大丈夫な場所だったのだろうか。

今週のお題がモチベ向上作戦ということなので、近頃の職場の惨憺たる有様について書こうと思う。
(書こうとしていた内容はとりあえず置いておく)

父(同じく接客業)に言わせれば

「すでに崩壊気味なんじゃないかい」

と言われるほど役割分担がぐだぐだになってしまっているわが職場。
何しろあれである、先の大雨の関係でしばらく出勤できません、みたいな状況の人がいたりするのはもちろんなのだが、3人ほど人が減ったのである。
雨の災害ならびに夏休みを迎えて修羅場を迎える現場が目に浮かぶよう。
聞くところによれば他の営業拠点から人員借りてきてなんとかやりくりしているという話で、あれ、もうこれすでに火の車やないかい。

ともあれ、である。
そうでなくても現在のわが職場、同部署のスタッフが当たり前のように仕事を押し付けようとするので、私もむしろ転職のほうにモチベが上がっていたりする。

退職者列伝 ~それは本当に今その社員を呼んでやらせるべき仕事ですか?~

退職者1号 ~オラ大都市へ帰るだ~

大都市圏出身の退職者一号氏の場合。

以前は別の部署にいたのだが、部署間の人材トレードで私のいる部署へやってきた。
実際有能な若手。
その前は地元近辺の大きい営業拠点にいたらしい。

この御仁が一体何に不満を持っていたのか、といえば、勤務先のボスをはじめとしたトップスリーの無茶ぶりである。
そもそも労基法だ組合のなんだかんだで最大残業時間に(多少なりとも)余裕を持たせた設定がなされているわが職場。
が、しかし接客業というのはお客さんの相手をするもの。
こっちの勤務時間なんてお客さんにわかるわけもなし、それどころかただ単に時間つぶしのためのおしゃべり相手として捕まえたがるやつまでいる始末。
タイミング悪く捕まってしまうとほかに何か業務が進められるわけでもないのに残業時間だけが時間単位で無駄使いさせられていく。
10分とかではなく時間単位で。

拝啓、そこのベビーカー連れのパパさん。
当社は育児相談所じゃないしその人今月の残業枠使い切りかけてるんでお帰りいただけませんでしょうか

とまあこんな客(※実例)がちょこちょこ訪れるわが職場では、その対応に追われてなかなか社員の手が空かない。
手が空かないということは、その日本来やるべき別の仕事が滞るわけで、じゃあそれどうするのっていうと、非正規組に任せるか、残業するかである。
ちなみにわが職場、ちゃんと残業代は出る(残業時間そのものに限度の枠があるけど)。
だからサービス残業を強いられているわけではないのだが、問題はわが職場のトップスリーが大都市圏並みのあれやこれやを実現させるべく残業時間の限度をオーバーしたら自主的にサビ残モードに入るということなのだ。

それでバリバリ仕事してるもんだから、当然部下にもそのサビ残ブーストがかかった状態を基準にした成果を求める。
ただしサビ残は許さないから残業枠のやりくりにも目を光らせて強制的に退勤させる。

ブラックなのかホワイトなのかよくわからん有様なのだが、一つ言えるのは「こなせる限度量を超えてます」ということ。
ヤバい人に限って日参してはスタッフに声をかけたりするのでそれに一人でも捕まってしまうともうアウト。
最終的に彼は転職を決めた。
実家に戻って家を決めるとか言っていたような気がする。

退職者2号 ~あの紙を出したのはどなた~

この御仁についてはよく知らない。
わかっているのは

  • 職場でも一二を争う忙しい部署の人
  • 客の引きの悪さに定評があり、割とよく怒られてた
  • 結構人当たりがいいのでバイト勢が話しかけやすい人だった

このぐらいである。
箇条書きの中にもある通り普段から笑顔じゃなくて応援要請の絶えない部署の人だったこともあり、トラブル誘因装置であったにもかかわらずこの人の退職は次にあげる人の退職の衝撃を大きなものにした。
クリーパーに雷を浴びせるようなもんである。

退職者3号 ~Welcome to this crazy time このイカレた職場へようこそ~

今回の退職者3連発最大の損失。

かつて退職者1号ともう一人とトレードされ、退職者2号のいた部署へ送られていった御仁。
数か月たった最近ついに退職した。
向こうの部署はいったい何をやってんだ。

大都市圏で働いていたこともある優秀な御仁。
いまだにあちらでの同僚とつながりがあったとのことで、在庫のやりくりに困っていた不足品がこの人のおかげで届いたことも。
この人の何が優秀だったかって、「現場の取りまとめ役ができる」という点が最大の長所だったと思う。
接客業の現場あるあるかどうかはわからないが、目の前のトラブルや応対でいっぱいいっぱいになりがちなメンツを統括する総司令塔みたいな人だった。
おまけにめちゃくちゃ温和な人だったので報告も上げやすく相談もしやすかった。
上の人にも筋道立てて説明して納得させるスキルのある人で、この人の要請で部署移動した人も。

正直人材のやりくりさせたら職場のトップ3より腕が立つレベルだった。
だからこそ異動先から二人もらわないと釣り合いが取れなかったわけで(問題はそのうち一人がすでにいないことなんだけど)。

異動先に行ってからもしばらくはこの退職者3号氏、その腕を振るっていたのである。
何せ一二を争う忙しい部署、どいつもこいつもスタンドプレーに走りがちだし、対応に追われて本来するべき業務はすっぽかされてるし、指揮系統の最上位みたいなとこにいるからバイトにも指示出さなきゃいけないし。
何かしらでかいトラブルが起こればそれに応対するのももちろんこの人だったのもきつかったんだろう。
トップ3はそれぞれ好き勝手に指示を出すから矛盾した指示が飛んでればそれもどうにかしなきゃいけない。
思い付きで出された今やらなきゃいけないことかと言われたら別にそうでもない指示にも人員配置しなきゃならない。
(やらないと内線占拠してぐだぐだ長話するから)

そら転職も考えますわ。

そもそも上司たちがあほ過ぎる

商売というやつはタイミングの神様の前髪をわしづかみにするような仕事である。
例えば売り場の棚が空っぽだからなんか入れとけ、とかならわかるが、今すぐどこそこの棚を組み替えろ、みたいなのはお客様がいなくなってからじゃダメなのか?
ていうかさあ、何のために3号氏はそっちの部署へ行ったんです?

あいつがいるから任せればいいじゃん、はモチベが下がる第一歩なんですよ、まじで。
大体その「あいつ」以外の全員がおんなじこと考えてるから。
どなたかに任せる前にまず自分でやろうや、な?

モチベとかモチベから来る成果って元気玉みたいなものだと時々思う。
あいつら自身に責任を取らせてやるんだって言い放ったベジータじゃないけど、周りがグダグダだとモチベという元気玉は出来上がらない。
職場全体のモチベをどうにかしたいなら、現場の司令塔とか元気玉(みんなのモチベや大きい成果)をぶっ放す悟空みたいなポジの人に、少しずつでいいからモチベを送らなきゃいけないんだなあと。
上司だからとか同僚だからとか部下だからとか関係なくね。

え?

それができなかったわが職場の件の部署はどうなったかって?

ぐだぐだに決まってるじゃないですかやだなあ。

取りまとめする人間がいないからって行った司令塔が辞めたわけですよ?
前通りのスタンドプレーまみれの混沌状態で、毎日のようにトップ3の叱責が飛んでますよ。

有能な部下に限って辞めていくという上司の人や有能な上司が長続きしない部下の人は、何もかも任せっきりになってないか考えてみるといい、かもしれない。

Copyright © 2016- 夜猫 All Rights Reserved.